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バラナシのアッシガートからサルナートへ日帰り観光

投稿日:2022年5月30日 更新日:

2019年5月28日

バラナシ中心地の近郊にある仏教四大聖地のひとつサルナートへ日帰り観光に行ってきました。

仏教四大聖地

  • 釈迦が釈迦族の王子として生まれたルンビニ
  • 釈迦が悟りを得てブッダとなったブッダガヤ
  • 釈迦がはじめて教えを説いたサルナート
  • 釈迦入滅の地クシナガラ  だそうです。

 

乗り合いオートでバラナシのアッシガートからサルナートへ

宿泊していたガンジス川近くのアッシガートエリアからのアクセスです。ゲストハウスのオーナーさんに教えていただきました。

乗り合いオートを乗り継いでアッシガート近くの交差点→バラナシジャンクション鉄道駅→サルナートという行程になります。

 

アッシガート近くの乗り合いオートが拾える場所はこのあたり(Googleマップでみる)

数台の乗り合いオートが停まっているので「バラナシジャンクション鉄道駅に行きたい」と聞くとすぐ見つかりました。運賃はひとり20ルピーでした。

 

道路が混んでいたのでかかった時間は30分くらい。ギュウギュウ。

 

バラナシジャンクション駅です。何台もオートリキシャが停まっているので「サルナート」行の乗り合いを探しました。

すぐ見つかったんだけど、なんと運賃はひとり60ルピーと言うじゃないですか(ぜんぜん乗り合い料金じゃない)。アッシガート近くの交差点からは20ルピーだったのに。大きな駅→観光地への移動は普通にぼってくるね。

 

最初はギュウギュウ。途中でみんな降りちゃって貸切でサルナートに到着。

ダメーク・ストゥーパー・モニュメントサイトのチケット売り場近くで降ろしてくれました。かかった時間は30分くらい。

 

ダメーク・ストゥーパー・モニュメントサイト

入場料インド人25ルピー、外国人300ルピー、安定の外国人価格です。これに博物館を見学する場合は+5ルピーです。博物館にはインドの至宝が展示されているのでかなり厳重な撮影禁止でした。

 

モニュメントサイト内は綺麗に整備された広~い公園になっていました。緑も多くて軽く40℃越えの気温を忘れる爽やかさです。

悟りを得てついにブッダとなった釈迦が初めて「教え」を人に伝えた場所。仏教として初めて世に出て回り始めた「初転法輪」の地がまさにここということらしいです。

 

そびえたつのは釈迦の入滅後に建立されたモニュメントサイトのシンボル的存在のダメーク・ストゥーパー。

 

記念すべきはじめての釈迦の説法を聞いたのは、かつての修行仲間たちと当時この地に多く生息していた鹿たちだそうです。

 

このシーンのオブジェをよく見かけます。これはベトナムの五行山でみかけたもの。手塚治虫先生のブッダではたくさんの鹿たちに囲まれて印象的なシーンだったな~。

 

最初こそ苦行をやめた釈迦を軽くあしらうつもりだったかつての修行仲間も、説法を聞くうちに深く心を打たれついには弟子となり釈迦と共に仏教を広めたそうです。

ひとりで悟りを開き、ひとりで旅をして、やがて一緒に歩いてくれる仲間が現れて、いまじゃ4億人もの仏教徒がいるんだよ。

 

 
 
ブッダ (手塚治虫)
 
諸行無常の世の中でも、天才漫画家手塚治虫の名作は永遠不滅。ブッダの語る言葉に「うん、うん、そうだよ、そうだよね」と胸がジーンと熱くなる。

 

お姉さんがヨガみたいなポーズで写真を撮影してました。ちょっとだけお話したら「にほん?こんにちわ!」って言われてちょっとビックリ。

 

サルナートで忘れちゃいけないもうひとりの人物、古のインドを統治したアショカ王。深く信仰した仏教を国家政策の礎とし、インド全土そして世界に広めた人物です。仏教はその後ユーラシア大陸を経て遠路はるばる日本にも伝来しました。

 

アショカ王が現代でいう法のような文を刻んだ「アショカ王碑文」と呼ばれる石柱や岩を各地に残していて、そのひとつが超絶貴重な国宝としてサルナートに残されています。

各地に残された「アショカ王碑文」には過去の戦争を悔いる文言や、お釈迦様の生誕地に来ましたよ~という個人的な内容も刻まれていて、それらが長い長い年月を経て現代を生きる私達が過去の史実を知る大きな足掛かりとなったようです。

 

元々は他国に侵略を繰り返し多くの殺戮を行った武力の王が、仏教に目覚め非暴力へと180℃方向転換したがために今度は他国からの侵略をやすやすと許してしまった説もあるから政治ってほんとうに難しい。

晩年は多くのものを失い、自分が食べるはずだった半分のマンゴーを最後のお布施としたアショカ王ですが「アショカ王碑文」という偉大な遺産を残してくれました。

 

お釈迦様がやってきた当時のサルナートには鹿がたくさん住んでいたらしく、別名「鹿野苑」とも呼ばれていて、それにちなんで?鹿さんがいましたよ。

 

「初転法輪」の日から気が遠くなるような長い年月が過ぎたけれど、今もお釈迦様の声を聞きに世界中からたくさんの人がサルナートを訪れていました。

 

ミニ動物園(サルナート・ディアー・パーク)

次に訪問した「初転法輪寺」は、なーーんと昼休み!しょうがないから午後のオープン時間まで時間潰しにすぐ隣にあったミニ動物園(ディアー・パーク)に行きました。

サルナート・ディアー・パークをGoogleマップでみる

入園料を見ると「ん?アジア人割引があるぞ?」受付で聞いてみると日本は対象外だって。しかもカメラ代も外国人価格。うへー。

 

園内はまさに「ミニ動物園」で、鳥・ワニ・鹿がいました。

 

薄っすらとB級風味漂う懐かしい昭和風情の動物園。

 

水が緑過ぎて、どこにワニがいるかわからない。

園内にはインド人ファミリーがチラホラ。一か所だけやけに人気のケージがあったから貴重な鳥でもいるのかと思ったらオカメインコだった。インドではオカメインコが人気なのかな?

 

相変わらずインドの文字は読めないけど言いたいことはわかる。女神ガンガーの乗り物の神聖なワニ様に石をぶつけちゃダメっしょ。

 

無理だよ。インド人に「静かに」なんて無理。

 

鹿くんがいました。さっき見えていた鹿くんたちはこのミニ動物園で飼われていた鹿くんたちでした。

 

初転法輪寺

オープン時間になったので初転法輪寺に来ました。こちらはスリランカ人の仏教改革者ダルマ・パーラが建立したお寺だそうです。

スタッフが鍵を開けるのと同時に午後のオープンを待ち構えていた観光客が我先になだれ込みます。

初転法輪寺をGoogleマップでみる

 

見学は無料(寄付)ですが、カメラ代は20ルビーでした。

 

まずは御本尊様にご挨拶。

 

この寺院で皆がお目当てにしてたのはこれ!

 

オープンダッシュでみんな食い入るように見つめていたのがこの絵画です。なんと戦前に日本人仏画家「野生司香雪」がお釈迦様の一生を描いた壁画なんです。

 

うわ~~なんて繊細でロマンチックなタッチ。これが戦前に描かれた作品というから驚いてしまう。

 

日月山法輪寺

日月山法輪寺をGoogleマップでみる

日本のお寺があるってことで、立ち寄ってみました。この落ち着いた佇まいは馴染みあります。早朝と夕方に行けばお勤めにも参加できるそうです。

モニュメントサイトからは少し離れた所にあるから静かでした。

 

チベット寺

チベット寺をGoogleマップでみる

日本のお寺の近くにあったので寄ってみました。こちらもモニュメントサイトから離れているから他に参拝客はいません。

 

チベット仏教の神様たちは躍動的で強インパクト。この時はまだ見慣れてなかったから、なんじゃこりゃ?だったけど、インド旅の後半はこの神様たちに囲まれて過ごしました。

 

見学の途中で休憩したチャイ屋さん。おじさん二人でダブルガンジーみたいだった。

 

その後は朝来たルートをそのまんま逆戻りでバラナシのアッシガードに帰りました。久々に真面目に観光したから疲れたなー。

インドを旅する55章・インド

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