世界一周 カンボジア

ベトナムからカンボジアへ国境越え ~チャウドックからメコン川をボートで~

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あけましておめでとうございます。

年末年始はタイのチェンマイにいました。年明けは花火が打ちあがり、夜空にはたくさんのランタンが舞っていました。

タイだから暑いもんかと思っていたらチェンマイはそうでもなくて、朝晩は涼しいです。今朝は17℃でちょっと肌寒いっっ。明日の朝はもっと冷えるらしいですよ。

 


メコン川をベトナムからカンボジアへ国境越え

2018年12月3日

今日は約3週間いたベトナムを出国し、いよいよ第四か国目のカンボジアに入国です。

国境越えルートはメコン川を船で進み、ベトナムからカンボジアへ抜けるというものです。

ホテルスタッフに聞いたところ、ホテルまでの送迎、船の乗船券、出入国の手続き、カンボジアビザの取得まで全てセットになった「楽々おまかせパック」があるというじゃないですか。面倒なことが嫌なんで、一切の迷いなくそのコースをお願いしました。料金はひとり620万ドン。日本円で3100円くらいです。この他にカンボジアのビザ代30$、代行手続き料4$を別途ボート内で支払います。

 

朝、迎えが来たとのことでフロントに降りてみると、なんとそこに待っていたのはシクロでした。約3週間ベトナムにいて実は初シクロです。

 

かなり簡素な造りで、私達二人と大きなバックパック二つ乗せたら破壊するんじゃないの!?って心配でしたが(たぶん)大丈夫でした。

 

でも小柄なドライバーさんは大変そうだった・・。ベトナムの人ってほんとうに小柄な人が多いから。もちろんチップは少しはずみましたよ。

 

乗り込むボートはこちらです。思ったより小型ですが、そのぶんスピードが出そうです。

 

 

ちゃんとトイレもありました。ドリンク類はビールもコーラもセブンアップも全部一律20000ドン。

乗客は私達以外は全員欧米のお客さんで、ほぼ空席無しの満員御礼。しかも同じタイプのボートが少し前に満杯のお客さんを乗せ先発しています。どうやら個人旅行の人は少なく、みなさん添乗員の付いたツアーのようです。

チャウドックに来る前の情報としては、国境越えのバックパッカーが来るだけの素朴な街ってことでしたが、それは昔の事かもしれませんよ。

少なくとも私達が行った時はスーツケースを引いた普通の旅行者(しかも年配層がほとんど)が大勢いて、逆にバックパッカーはごくわずかしか見かけませんでした。このメコン川を越えてのルート、今ではバッチリ観光ルートに組み込まれているメジャールートなんだと思いました。

私達は運転席から二列目の進行方向右側の席に座りましたが、ボートは川の左側に沿って進むので、広ーい河川では右側の川沿いが遠くて全然写真が撮れませんでした。

更にこの時間は右側に直射日光がガンガンに当たって、景色が真っ白になっちゃうし。川岸の景色を撮りたい場合は左側の座席がいいと思います。

 

そして私達の座った前方の席は、ボートがスピードをあげると水しぶきがザバザバかかります。特に左側の席へのかかり具合が凄く、私達の席から通路を挟んだ横に座ったご夫婦は全身びしょ濡れ状態でした。

「窓を閉めればいいのに」って思うかもしれませんが、このボート、エアコンがないんですよ~。なので風の通る前方席の窓を閉めると蒸し風呂状態になって結構キツイんです。

前から4列目くらいからは水もかからないと思うので、濡れたくない人は後方の席をゲットしてください。ちなみに座席指定はなく早い者勝ちです。

びしょ濡れのご夫婦、奥さんはまったく動じませんでしたが、ご主人がタオルで何度も何度も体を拭いてました。口を開けて寝ようものなら、メコンの美味しい水が口の中に飛び込んできます。

ボートが出発して間もなく、カンボジアの出入国カードが配られます。

その後、パスポート+カンボジアのビザ代30$+代行手続き料4$の回収です。ビザ取得などの面倒な手続きはツアー会社が全て行ってくれるんで本当に楽です。

ボートからの眺めは雄大な川の流れと、その川に沿って並ぶ素朴な家々、そして緑深く茂るヤシの木やバナナの木。

 

船で行き交う人々もいます。

 

バサック川からメコン川に抜けると、その河川の大きさに圧倒されました。ここは本当に川なんだろーか?海じゃあるまいよね?

 

メコン川クルーズも楽しめて、ついでに(!?)国境も越えられ一石二鳥です。

 

出発から2時間後、まずはベトナム側のイミグレーションに到着です。水上に建てられた簡素なイミグレーションです。

 

ここで全ての乗客の手続きが済むまで約1時間弱ほど待機していたでしょうか?出国の手続きも全てツアー会社がやってくれます。

 

 

この間にトイレに行ったり、ジュースを買ったり、両替したり。

桟橋の所でひとりの夫人が、先ほどからずーーっと熱心に川面を覗き込んでいます。なんだろう?と近づいてみると、私の顔を見てしかめっ面しながら川を見るように合図してきます。「どれどれ?」と覗き込むと・・

なんとガスで風船のように膨らんだ犬の死骸でした。

「あっちも」と指さす方向を見ると、ほぼ同じ大きさの色違いの犬の死骸が、同じように膨らんで浮いています。「さっきカンボジアの方から流れて来たの」ってことです。サイズ的にまだ子犬から成犬になりかけの犬で、おそらくは兄弟でじゃれあっている時に川に落ちたのかなぁ?かわいそうだなぁ。

その後も夫人はひとりで悲しそうな顔をして、ずーーっとその犬達を覗き込んでいました。たぶん犬が好きな人なんでしょう。

手続きが完了したようで再びボートに乗り込み、いよいよカンボジア側のイミグレーションへ向かいます。

 

ボートの先端には、さっきまではなかったカンボジアの国旗が誇らしげにはためいていました。

 

さぁ、いよいよ第4ヵ国目のカンボジアです!

 

 

カンボジアのイミグレーションは普通の陸地で、たわわに実ったマンゴーの実が風に揺れ、子供や犬やニワトリが走り回っています。

ここでもビザの発給手続き待ちなどで1時間ほど待機したでしょうか。

 

敷地内には初めて見るような神様が祀られていたりして、退屈することはありませんでした。

 

でもトイレ(カンボジア式の鄙び系)がニワトリに占拠されていたのには参ったな~。

やがてひとりづつ名前を呼ばれパスポートが返却されます。中を見るとカンボジアのビザがバッチリ貼られ輝いていました。

 

パスポートを受け取った人から順にこの小屋で入国審査を行います。例によって一言も質問は無し。これで晴れてカンボジア入国となりました!

再びボートに乗り込んだ後は、簡単なランチボックスのようなものと水のペットボトルが配られました。

 

中身はこんな具合で、ランチというよりおやつですね。

 

やがてボートがプノンペンに近づくと、これまで無かった立派なビルが見え始めました。

チャウドックを出発して約7時間後、やっとカンボジアのプノンペンに到着です。

 

上陸するとさっそくトゥクトゥクの運転手さんに声を掛けられますが「ホテルまで歩いて行く」というと、「お~、そうか~」という具合にアッサリと次のお客さんのところへ行ってしまいました。

 

焼けるように暑い炎天下を川に沿っててくてく歩きます。あまりの暑さに「やっぱりトゥクトゥクに乗っとけばよかった」と、ちょっと後悔。

トレンサップ川からメコン川に合流するこの川沿いは、王宮に面している為か綺麗に整備され、ゴミもほとんどありません。道路を挟んだ反対側には洒落た店が軒を並べ、外国人旅行者が飲食している姿があちこちに見られます。

 

鳩がたくさん。

 

大人も子供も入りまざってサッカーする人々。

 

でもこれはプノンペンのほんの一部の姿で、

 

一歩路地へ入ると、すえた悪臭を放つ生ごみが山のように放置され、無数のハエが飛び交っていました。犬が食い散らかし散乱するゴミの横を裸足で遊ぶ子供達がいて、まったくよろしくない環境です。

到着早々カンボジアの二面性を見たような気がしました。

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