臥龍温泉保養センター(経営かわりリニュアル→青田健康ランドへ)

このレポの訪問後に経営がかわりリニューアル、現在は「青田健康ランド」として営業しているようです。このページの情報は旧臥龍温泉保養センター当時のものです。
2017年訪問時、撮影禁止の掲示あり。

臥龍温泉保養センター 2017年11月

一度だけ訪問したことがあったが記憶が曖昧で確認したく寄ってみました。結果、地域の温泉公衆浴場で近隣住民に人気のある施設でした。浴場建物の手前には「臥龍温泉」と看板が入った古びたアパートがありますが、これはどういった位置づけなのかは不明です。

受付して脱衣所へ移動します。館内のあちらこちらに脱衣所・浴室内でスマホ操作は禁止(盗撮防止のため)、の注意喚起が張り出されていました。ここ数年でこれは増えましたね。浴槽は御影石の7-8人サイズの長方形。無色透明、弱カルキ臭がします。

特筆すべきはまるでオイルのようなヌルヌル浴感です。ここまでのヌルヌル感はここ最近出会わなかったような気がします。とても細かい気泡によるものだと思います。湯投入は浴槽端っこの岩石溶岩上部から滝のように2方向に分かれて浴槽へ流れ込んでいました。浴槽で体感ですが44℃超えの熱め湯温、ちょっと熱いかなと思うほどです。訪問時は大勢の客で賑わう公衆浴場でした。
(三昧・2017年11月)


実に14年ぶりの再訪となりました。目の前は何度か通っていたのですが、山形には温泉施設が多くなかなか再訪にいたりませんでした。国道から目をひく温泉マークの乗った寂れたアパートはますます年季が入っています。これだけ見ると温泉施設がこの建物内にあるように見えますが、浴場はアパートにくっつくように併設された別棟で、こちらはそれほどの寂れ感はありません。むしろ14年経ったわりにはしっかりと維持されているなぁ、という印象です。

館内の浴室は以前と変わらず「岩風呂」と「桧風呂」を男女入れ替えで使用します。前回は女性が岩風呂でしたが、今回は桧風呂でラッキーでした。浴場全体は年季が入っていますが、浴室内(特に浴槽)は新しい印象で、もしかするとわりと最近改装したのかもしれません。浴室には7~8人サイズの長方形浴槽がひとつあり、無色透明のやや熱め寄り適温湯がじゃんじゃん投入されています。浸かってみて驚いたのが、前回はまったく印象が無かった細かな泡付きがとても多い事。湯に浸かっていると体中にビッシリと泡が付着し、そのため肌触りがニュルツルでとても心地いいんです。かけ流し量も多く、ここは良いです。湯面から塩素臭が少々は、入浴客の多い施設なので仕方ないですね。
(まぐぞー・2017年11月)

▼国道から見るとこの建物ばかり目立ちますが・・

▼温泉施設はこちらです

臥龍温泉保養センター 2003年5月

山形市内の国道でたまたま信号待ちしていた時に見かけた施設です。近所住民が風呂桶セット持参で集まってくる共同浴場的な存在なのかも。当日、男湯は桧風呂で女湯は岩風呂。男湯は内湯のみで長方形型の桧風呂でした。露天風呂はありません。

お湯はきれいに透き通った無色透明の無味無臭。成分はぼちぼち濃い芒硝泉で個人的に大好きな泉質です。桧の浴槽には熱め44℃の湯がドカドカと大量投入の掛け流しです。オーバーフローの排水もぎりぎり間に合っている具合。浴後はポカポカが長もちするお湯でした。ざっと一っ風呂にはもってこいの湯。
(三昧・2003年5月)


国道13号を走っていて偶然目についた温泉。一昔前の寂れた鉄筋アパート風建物の上にドーンと大きな温泉マークが付いている。そんなモノを目にして見過ごすわけにはいきません。来た道を引き返し入り口前に到達すると、いよいよB級な雰囲気ムンムンで「当たりかハズレか、どっちかだなぁ」とワクワク。

館内に入ると天井が低く狭い待ち合い室に既に数人のお客さんが湯上がり後の一服をしている。置かれている案内の紙を見ると「痛みが和らぐ不思議な湯」とあるじゃないですか。これはますますワクワク度がアップです。

浴室は男女別に内湯がひとつづつあり一方が「岩風呂」で、もう一方が「桧風呂」とのこと。半月ごとに男女入れ替えのようです。この日の女風呂は「岩風呂」でした。浴室に足を踏み入れた途端ビックリ。無色透明な湯がジャンジャン大盤振る舞いで掛け流されているじゃないですか。湯に入ると少々熱めの湯が長時間移動でダレた体に喝を入れてくれます。町中にこんなイキのいい湯が溢れるなんて山形って凄い。本気で住みたくなりました。
(まぐぞー・2003年5月)

▼臥龍温泉保養センター玄関

臥龍温泉保養センター データ

山形県山形市青田5-15-6
023-631-5473
6時~21時(受付20時30分)
メンテナンスのため臨時休業あり
350円→400円
訪問:2003年5月・2017年11月

臥龍温泉保養センター 温泉分析

臥龍源泉(浴槽注湯口での分析) ナトリウム-硫酸塩泉 42.5℃(源泉53.0℃) pH=8.2 溶存物質計=2175mg Na=634.2mg K=16.8 Mg=1.4 Ca=13.9 Fe2=0.1 F=3.6 Cl=202.8 Br=0.5 SO4=1014 HCO3=185.3 H2SiO3=90.3 HBO2=11.8 HAsO2=0.1 CO2=1.1 (H24.7.4) ※温泉利用状況=加水あり・消毒あり

以前の分析

ナトリウムー硫酸塩泉 53.4℃ pH=8.2 130L/min 蒸発残留物=3142mg Na=1037mg SO4=1659

タイトルとURLをコピーしました