道の駅小谷 深山の湯

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北アルプス縦走後に立ち寄りした道の駅小谷内にある「深山の湯」で三日ぶりの入浴です。道の駅のレストランにて食事(500円以上)すると入浴料半額になります。無料の貴重品ロッカーあり。脱衣場壁に分析書と湯使いの掲示がありました。

浴室内に進むとまずは洗い場エリアがあり、入浴前にここで三日に渡るアルプス縦走の汚れをしっかりと落とします。ボディソープとリンスインシャンプー備え付けはこのタイプの温泉施設では今となっては当たり前のようにあり助かります。浴室正面には内湯浴槽があり背後に大きくとられたガラス窓、その向こう側には露天風呂が見えます。

大浴槽は御影石造り、10数人サイズの広さがあります。浴槽湯を遠目に見ると笹濁りですが、湯に浸かりじっくり見てみると薄黄土色濁り。体感湯温は約42.5℃、ギシギシギシとした浴感がありました。オーバーフローは湯船向こう側の側溝に流れ込む掛け流しです。

露天風呂は5人サイズ、雰囲気のよい露天岩風呂です。湯温は内湯大浴槽よりチョイ熱めの体感で約43.0℃ほど。この露天風呂のお湯は当施設でずば抜けて鮮度が良いです。浴槽に浸かっているとプンプンと漂ってくるガスのような個性的な湯の香りに大満足。

この他に内湯にはぬる湯の小浴槽がありましたが、投入湯量が細すぎで湯なまりが生じておりました。新鮮なお湯を求めるなら露天風呂と内湯大浴槽に限ります。
(三昧・2023年8月)


道の駅小谷に併設されている日帰り温泉施設です。道の駅自体は何度も利用していますが「道の駅が混んでるから温泉施設も激混みだろうなぁ」の思い込みで一度も利用したことがありませんでした。今回なんとなく温泉施設が気になって受付に行ってみると「今は空いてますよ」とのことで、入浴してみることにしました。浴場に行ってみると空いているどころか誰もいなく、なんと貸し切り状態でした。いいタイミングで訪問できました。

女性浴室は脱衣所を抜けると先ずは内湯です。内湯には大小二つの浴槽がありました。

大きい浴槽は一部が寝湯(4人)の15~6人サイズで、浴槽サイズにしてまずまずの投入量がある掛け流しです。湯口より適温の無色透明源泉を投入し、浴槽湯は黄土がかったささ濁り。湯の中には赤茶色の細かな湯花が舞い、湯面からは重曹臭と鉄臭と土類臭がふんぷん香ります。既に多くの人が浸かった後なのか鮮度良好とはいきませんが、まずまずの状態を楽しめました。

小さい浴槽は源泉を少量投入のぬるめ寄り適温で掛け流しです。おそらく「ぬる湯設定」のためだと思いますが、訪問時は浴槽サイズにして投入が少なく湯はだいぶ「こなれ気味」になっていました。

今回訪問した深山の湯では露天風呂が一番鮮度が良かったです。4~5人サイズ浴槽の露天風呂は内湯に比べやや熱め。湯口には赤い鉄さび色の湯花の他に白湯花も付着し、浴槽湯はほんのり緑がかって見える黄土がかったささ濁り。湯中では湯口に付着していた鉄さび色や白い湯花が舞う様子も見られます。湯の香りも他の浴槽より強く香り心地よい湯浴みができました。

シャンプー、ボディ、ドライヤーあり、ちょっとした畳敷きの休憩スペースもあるので待ち合わせにも便利です。場所柄、登山客の利用が多い印象でした。脱衣所には「うるるに注意」の掲示あり。うるるというのは結構めんどくさいブヨのような小さいハエのような虫で、噛まれるとキツイので、どちら様もご用心です。
(まぐぞー・2023年8月)

▼男性内湯

▼湯口

▼男性露天風呂

▼夏はうるるにご用心

道の駅小谷 深山の湯 データ

長野県北安曇郡小谷村北小谷1861-1
Googleマップで見る
0261-71-6000
営業時間が曜日や季節によって変動するので「深山の湯公式サイト」で直接確認ください。
700円
訪問:2023年8月

道の駅小谷 深山の湯 温泉分析

風吹荘源泉と北小谷温泉の混合泉(混合貯湯槽ポンプ室内、圧力計設置口にて採水) ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉 46.2℃ pH=6.5 溶存物質計=2001mg Li=0.7mg Na=442.8(77.55mv%) K=11.6 NH4=1.4 Mg=12.1 Ca=79.9 Sr=1.2 Ba=0.3 Mn=0.6 Fe2=1.3 F=0.4 Cl=202.3(23.15) Br=0.9 I=0.3 SO4=69.7 HCO3=1066(70.84) H2SiO3=86.7 HBO2=22.4 CO2=496.1 (R3.3.15)※温泉利用状況=全ての項目で該当なし

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