須坂温泉 古城荘

2023年11月訪問時脱衣所に「携帯電話使用禁止」の掲示あり。今回は男性側のみ先客が無かったタイミングで撮影許可をいただきました。

須坂温泉 古城荘 2023年11月

朝から立ち寄り入浴できる貴重な温泉宿です。気が付くと前回立ち寄り時から約20年も経過、どんなんだったか確認したく寄ってみました。再訪してみると前訪問時に入浴した浴室は既に取り壊され、別の場所に新たな浴場ができていました。

館内には大きく分けて「中浴場」と「音羽の湯」の二つの浴場があり中浴場は基本的に使用休止中(繁忙日に不定期使用あり)、今回は音羽の湯のみの利用になります。

音羽の湯は明るく清潔感のある脱衣所で「携帯電話使用禁止」の掲示があります。これについては他にお客さんがいなかったので女将さん(?)に撮影の許可をもらいました。

脱衣場から浴室へのドアを開くと正面に横長浴槽があります。約10人サイズ、タイル造り。中央壁際部分に石湯口があってそこからかなり少ないチョロチョロ量の湯が湯船に落ちています。推測するとこれは源泉と思います。そういえば脱衣所内の壁に「温泉は保健所の指導により、吐水口からではなく直接浴槽内へ供給する方法へ変更しております」と掲示がありました。当初は既設の湯口から湯投入していたのを、今は浴槽内注入に変えたってことでしょうか。そうだとすれば湯口からチョロチョロと出ているのは以前の名残りか?

温泉利用状況を見ると加温・循環ろ過・塩素消毒ありとの事。確認してみると浴槽内で吸い込みと吐き出しが作動しての循環あり。塩素臭は僅かにただよう程度はあります。湯温は約42℃位。無色透明のお湯は弱くツルすべ感があり真湯ではないことが分かります。

内湯を出て階段を数段降りたところに露天浴槽があります。石造りの正方形3人サイズほどの湯船で小ぢんまりしたものです。無色透明、弱くツルスベ感は内湯と同じ。露天ではなぜか塩素臭を感じません。まぐぞーによると女湯では強い塩素臭がしたらしいのですが。湯口からの湯投入も内湯同様にチョロチョロしかなく、浴槽内循環がありました。
(三昧・2023年11月)

▼古城荘 外観

▼フロントまわりから外の庭園に出られます

▼浴室は携帯使用禁止

▼音羽の湯 男性脱衣所

▼音羽の湯 男性内湯

▼排湯は露天風呂まわりに流されます(融雪用かな?)

▼音羽の湯 露天風呂

須坂温泉 古城荘 2004年4月

須坂市街地にある温泉旅館です。訪問したのはちょうど桜が満開の時期で敷地内の桜もきれいに咲いていました。早朝6時より立寄り入湯でき便利です。お風呂は内湯の「音羽の湯」と別棟にある内湯「観音の湯」・露天風呂「五岳の湯」の三ケ所のお風呂が楽しめます。

「音羽の湯」は男性浴室には似合わないハート型のタイル浴槽が、、、。湯は無色透明無味無臭、で特に特徴があるものではありません。吸い込みありだが結構なオーバーフローで半循環?なのでしょうかね。きれいに透きとおった湯でキシキシ感を伴います。クセが無いので何度も浸かってしまいました。

一度着替えてから移動する別棟の「観音の湯」「五岳の湯」は塩素臭が凄くサっと浸かって撤収。
(三昧・2004年4月)


須坂市を車で通過中に看板を見つけ立寄る事にしました。中規模の温泉旅館といった佇まいで、宿泊・日帰りともにお客さんで賑わっています。浴場は大きくわけて2箇所。1階にある大浴場と階上にある中浴場です。

まずは1階の大浴場へ。訪問時は新しい大浴場を建築中との事で、仮設の渡り廊下を通過しての浴場行きとなりました。男女別の大浴場は結構年季が入っていて、脱衣所からして古びた感じ。浴室には大きな浴槽がひとつあり、途中の区切りによって熱湯と温湯とにわかれています。お湯は突出した特徴の無い無色透明、吸い込み口はあるものの変な印象は無いまぁまぁの半循環です。

続いて階上の中浴場へ。こちらは真新しい浴室で脱衣所も浴室もピカピカ。シャンプー、ボディソープ、ドライヤーも揃っています。長方形のシンプルな浴室に透明な湯。続いて岩造りの露天風呂。露天風呂は塀がある為、外の景色はあまり見えません。先に入った大浴場同様、無色透明の大きな特徴のない湯ですが吸い込みが激しく塩素臭も強め、湯使いは大浴場の方が良かったです。

帰り際に建築中の新大浴場の完成予定図を見ましたが、一般ウケのしそうな雰囲気のよい浴室でした。これが完成したら現在の大浴場はどうなってしまうのかな?
(まぐぞー・2004年4月)

▼須坂温泉 古城荘 外観

▼音羽の湯 男性内湯浴室

▼音羽の湯 男性露天風呂

▼観音の湯 男性内湯

▼五岳の湯 男性露天風呂

須坂温泉 古城荘 データ

長野県須坂市日滝5414
Googleマップで見る
026-245-1460
6時~22時(最終入館)
500円→600円
訪問:2023年11月

須坂温泉 古城荘 温泉分析

須坂温泉 単純温泉 25.5℃ 165.5L/min(掘削自噴) pH=8.2 溶存物質計=236.7mg Li~0.2mg Na=17.1(26.33mv%) K=0.6 Mg=1.1 Ca=38.7(68.68) F=0.1 Cl=7.4 NO3=1.0 SO4=99.4(68.32) HCO3=41.5(22.44) CO3=1.3 H2SiO3=28.2 HBO2=0.1 CO2=6.0 (H269.29) ※温泉利用状況=加温あり・循環ろ過装置の使用あり・塩素系薬剤の使用あり

以前の分析

須坂温泉 単純温泉(Ca・Na-SO4・Cl型) 25.8℃ pH=8.32 蒸発残留物=219mg Na=20.7mg K=0.5 Mg=1.2 Ca=43.2 Cl=9.1 SO4=105.5 HCO3=41.2 CO3=1.2

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