晴れたら山、雨なら温泉、さぁ今日はどっち?

はしご湯のすすめ・日本放浪編

東北 旅と湯めぐり

春の奥会津湯めぐり

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早くも東京で開花宣言の出された週末は、久々に奥会津で湯めぐりでした。

 

こちら埼玉では連日暑いくらいの陽気が続いていましたが、奥会津ではまだ道路脇に雪がたっぷりと残っていました。それでも路面上に雪はなく、春が来たんだなぁ・・と感じます。

 

3月17日(土)

 

最初に向かったのは湯ノ花温泉です。塩原温泉から尾瀬方面へ抜ける国道をスキー場へ向かう車の列と共に走っていたんですが、湯ノ花温泉方面へ折れる350号線へ入ると我家の車一台きりになりました。みんな残り少なくなった今シーズンの雪を楽しまなくっちゃいけないから、朝は温泉どころじゃないみたい。

 

山間にある小さな温泉地、湯ノ花温泉です。湯ノ花温泉は歓楽とは無縁の静かな温泉地で、のどかな山間に小さな温泉宿と四か所の素朴な湯小屋が点在する、日本の原風景を思わせるような癒しの地です。

 

お湯も相変わらず良かったなぁ。風情ある湯小屋で静かな湯浴み・・心が疲れた時に無性に来たくなる温泉地です。湯ノ花温泉はたった200円で入浴券を買った当日なら何度でも4箇所すべての共同浴場に入れるのが嬉しいです。数年前までは入浴の度に200円だったかを料金箱に入れるシステムだったので、随分太っ腹に変更されたなぁと思います。

 

お次は尾瀬の玄関口的存在の桧枝岐温泉へ。

 

途中の国道に面して建設中の新・窓明の湯です。旧施設に比べ目立つ場所に位置しているので、夏場と冬場の午後は大賑わいになりそな予感。4月7日オープン予定だそうで、三岩岳あたりと絡めて行ってみたいなぁー。

 

 

こちらは窓明の湯と同源泉利用の小豆温泉花木の宿です。本来は立ち寄り不可ですが、窓明の湯の休業中のみ代替措置として15時から17時までの2時間だけ立ち寄りを受け付けています。4月7日の窓明の湯オープンをもって再び立ち寄り不可になるとお宿の方が仰っていたので、せっかくなので立ち寄ってみました。

花木の宿は何度か目の前は通過した事はあるのですが、敷地内に立ち入るのは初めてです。広い敷地に宿泊棟が点在、館内、浴場など全てがゆったりと造られ雰囲気のいいお宿でした。

 

桧枝岐ではお気に入りの燧の湯でひとっ風呂浴びた後、名物の裁ち蕎麦をいただきました。桧枝岐の裁ち蕎麦は季節を問わず美味しいです。南会津はお蕎麦の美味しいお店が点在し、どこに入ってもハズレ無しです。

 

満腹になった後は桧枝岐温泉をぷらぷら散歩してみました。

 


 

山からの雪解け水が豊富なのか、温泉街を歩いているとあちこちから水の流れる音が聞こえてきます。さすが尾瀬の玄関口、マンホールは水芭蕉デザイン、花軸から温泉が流れる水芭蕉オブジェもあります。

 

そんな地の利を生かしてか道路脇にはイワナくん達の生け簀も。

 

お次はコチラ。

 

桧枝岐の名を一躍有名にした歌舞伎舞台ですが、そこへ向かう小道の途中でひっそりと人々を見守る

 

「橋場のばんば様」です。

 

ばんば様の頭にお椀を乗せると、どんな願いでも叶えてくれるそーな。多くの人が挑戦したのか、ばんば様の足元にはたくさんのお椀が転がっています。ここは縁切りと縁結びも有名で、向かって左が縁切り、右が縁結びです。

 

 

縁切りは丸い絵馬を割って「円→縁」を切るとし、主に病気との縁切りが願われていますが、中には人との縁切りを願うかなり怨念めいた願いも。ここでは「切る」にかけてハサミを奉納するのが慣例みたいですね。

 

以前の記事でも書きましたが、ココで怖いのは縁切りではなく、むしろ「結び」の方でして。こちら側は切れないように針金で閉じたハサミを奉納するようですが、強烈なグルグル巻き度合いに念の強さを感じます。ファンシーなハート型の絵馬の横にグルグルに雁字搦めのハサミという、かなりシュールな光景となっていました。

数年前はこのハサミにちなんでか、とても大きな一対の糸切りハサミが置かれていましたが、なぜか今回は無くなっていました。

 

↑その当時の大ばさみ。(もしかして冬だからしまった??)

 

こちらは歌舞伎の舞台です。桧枝岐村は年に数回、村人によって演じられる歌舞伎が有名で、ここがその舞台となります。私達も数年前に見学した事がありますが、月夜の中にライトに照らされた歌舞伎の舞台がポッカリと浮かび上がり、その灯りに集まったカブトムシも飛び交う、なんとも素朴な会場でした。ただし演じられる歌舞伎は本格的で、当日はムシムシとした晩夏の夜だったのですが、満員御礼でザワザワと賑わう境内が、演目が始まるや水を打ったように静まり、一気に物語の中の雪景色に引き込まれていったのを覚えています。

↓これが、その時の様子。

 

桧枝岐を後にし、さらなる温泉を目指して金山町方面へと向かいました。

 

途中で立ち寄った道の駅山口温泉きらら289は、近隣のスキー場から流れて来たと思われるお客さんで大賑わいでした。しかも駐車場では早くも車中泊の準備にとりかかっている車もチラホラ。温泉は勿論、夜7時頃までやっている食堂もあるし、ちょっとトンネルの向こうに行けばガソリンスタンドやコンビニもあるし、車中泊ポイントとして人気があるのかもしれません。

 

やがて夜になり・・・

この日は何度かお世話になっている「道の駅奥会津かねやま」で車中泊です。ここは広さもあるし静かでトイレも綺麗でお気に入りなんです。夏場はぼちぼち車中泊組も見かけるんですが、まだ寒いこの時期は我家の他に1~2台という少なさでした。

 

3月18日(日)

 

まだ夜明け前、目覚めのひとっ風呂は八町温泉と玉梨温泉のはしご湯です。春が来たといっても昨夜は-5℃まで下がり、車内は結露が凍結するという有様でしが、モンベルダウンハガー♯1でぬくぬくの安眠でした。

その後は、舟鼻トンネルを抜け田島を通り、塩原温泉方面へ。

 

トンネル設置の電話ボックスが雪に囲まれつつも、しっかりと電気がついていました。

 

今日もいい天気です。

 

塩原温泉街は日曜日のわりに静かでした。サラっと温泉街を見てまわったんですが、閉館や休業した施設もポツリポツリとあって、ちょっと寂しい印象です。古式湯まつりの温泉ふるまいの時のような賑わいがいつもあればいいのに。

 

そのかわり・・といってはなんですが、まだとても若いカモシカくんがいました。車のバンバン通る車道沿いの斜面なんですが、山に接した塩原温泉ならではですね。

 

こちらは「塩原もの語り館」です。

 

季節柄ひな祭り仕様になっていました。

塩原温泉で未湯だったお宿でひとっ風呂浴びた後、渋滞を避けるため早めの帰宅。奥会津~塩原温泉のゴールデンルートは何度来てもやっぱり良いところでした。

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