ラックスマン ゲストハウス (Luxman Guest House)
ポロンナルワのバスターミナルから徒歩10分弱の交通量の比較的多い道路沿いに位置したホステルです。ポロンナルワの遺跡見学とミンネリア国立公園での野生ゾウ見学時、そしてトリンコマリーからコロンボ方面へ帰る途中の計2回、合計5泊お世話になりました。
ラックスマン ゲストハウス (Luxman Guest House)は一見するとシンプルですが、旅人にとっての「あったらいいな」がほとんど揃う、オアシスのような所です。遺跡巡りのチケットセンターまでは自転車で20分くらいとやや離れていますが、そんなことはどうでもいいくらい良い宿ですヨ。
ホステルに到着すると、とても面倒見のいいご主人が出迎えてくれます。このご主人いろいろと面倒を見てくれますが適度に距離を保ってくれ、疲れた旅人がリラックスして滞在できる環境にしてくれます。
ラックスマン ゲストハウスの部屋と共有スペース
通された部屋は、こぢんまりながら程よい広さがあり、窓は小さめですが昼間は明るく雰囲気いいです。全体的にやや年季が入っていますが清掃がしっかりされ清潔に保たれていました。
部屋にはシャワールーム兼トイレがあり、水シャワーを覚悟していたんですが、なんと新しい温水シャワーが設置されていました。シャワーは手に持てる可動式で温度・勢いともにバッチリです。
部屋には蚊帳のついたシングルベッド2台、効きのいいエアコン、扇風機2台、バスタオル、新品の固形石鹸(大きめ)があり、椅子と机もあったのが便利でした。ベッドは硬さも丁度よく、シーツは真っ白、枕も嫌な臭いは一切ありません。ゲストが使ったシーツを洗った後、ご主人が丁寧にアイロンがけしたりもしていました。
共有スペースには湯沸かしポット、大きなペットボトルの水、コーヒー・紅茶が置かれ、いつでも自由に飲むことができます。共有で使える冷蔵庫はありませんが、ご主人に「冷やしてほしい」と頼むと冷蔵庫に入れてもらえました。
何より助かったのは自由に使える洗濯機でした。しかも洗剤も使っていいそうです。洗濯物はベランダにたくさん干すこともできました。
こちらのホステル、なんと停電に備え自家発電も所有しています。実はスリランカは地域によって計画停電を行っていて、電気の使えない時間帯がたまにあるんです。ポロンナルワ滞在中も二度ほど停電になったのですが、すぐに自家発電を作動させてくれたので、まったく不自由しませんでした。Wi-Fi環境もとてもよく時間を問わずサクサクです。
遺跡巡りに欠かせない自転車も無料で貸してもらえます。
朝食はベランダに置かれた椅子とテーブルで、主にご主人が近所で買ってくるスリランカのパン(カレーが入っている)とフルーツです。
ベランダの前には大きなマンゴーの木があり、リス達が行き来しています。
ベランダにも次々と小鳥がやってきました。
敷地内の祠周辺を住家にしているマングースくん。
敷地内には四角い池もあり、ここの魚を狙ってカワセミもやってきます。カワセミは撮れなかったんで、かわりに魚を狙う猫。
一度でも成功したことあるのかなぁ?
ラックスマン ゲストハウスのご主人は実は料理上手
もともとは、ゲストハウスの敷地内で地元向けの食堂を経営されていたそうですが、つけ払いが多く、商売にならないからやめちゃったとのこと。
その当時の腕をお披露目で、ご主人が手料理をふるまってくれたことがあります。これがとーーっても美味しいスリランカフードでした!
毎年この時期に仕事で一か月ほどポロンナルワに滞在するというスリランカの男性と一緒に、ご主人の美味しい手料理をご馳走になりました。
わからないことがあればご主人にきいてみよう!
ここではツアーの勧誘はありません。行きたい場所を言えば一番安く行ける方法を詳しく教えてくれます。いろいろな場所に電話してくれ、さらに良いルートが見つかれば教えてくれます。私たちはミンネリア国立公園の野生のゾウを見たかったので、ジープのチャーターをお願いしました。
ご主人のおすすめはリチガラという自然たっぷりのトレッキングと寺院見学できる神秘的な場所だそうで、訪問時は欧米人の間でもちょっとした人気スポットになりつつありました(ロンプラにも載ってました)。私達は行かなかったのですが、興味があればご主人が路線バスでの行き方を教えてくれるので(私達のかわりに)訪問してみてください。
三昧とご主人はとても気が合ったようで、時間ができればいつも二人並んでパソコンをのぞき込んでました。また会いにポロンナルワへ行きたいなぁ。
ラックスマン ゲストハウス (Luxman Guest House) データ
スリランカ ポロンナルワ
→Googleマップでみる
※宿泊料金は当時のレートで日本円換算したものです
エアコンルーム一泊朝食付き17.83US$(約1960円)
Wi-Fi時間を問わず快適(スリランカで泊まった宿の中で最強)
訪問:2019年3月20日・21日・22日・23日・27日・28日