早朝より営業が嬉しい寒河江市市民浴場です。オープンには間に合わなかったが朝の8時に行ってみました。駐車場の隅っこには源泉とそれを冷却する源泉冷却装置と表示されている設備が置かれていた。利用料金は200円也。温泉公衆浴場が200円で気軽に利用できるとは嬉しい。
内湯には二つの浴槽があり、それぞれジャグジー槽とジャグジー無しの普通のお風呂があります。浴槽の片方に注がれている湯口上部には、大きなさくらんぼのオブジェがあり入湯客の目を楽しませてくれます。今となっては高級扱いのサクランボが寒河江特産なのでしょう。
湯は薄紅茶色の透明、弱薬臭があります。つるすべ感のある湯で見た目にも楽しめモール泉と思われます。脱衣所の表示によると「循環ろ過あり」との事ですが、浴槽縁からの溢れ出しも結構な量があります。湯に鮮度不足はなく逆にどちらかというと新鮮な域に入ると思う。湯は44-45℃と熱め。浴室の壁には「どうしても熱い方はこのホースで水を入れて下さい」と掲示があった。
(三昧・2006年3月)
大きいサクランボの湯口が見たく立寄ってみたかった寒河江市市民浴場です。朝8時に訪問してみました。中規模銭湯といった造りの男女別浴室には、ドーンと二つに仕切られた浴槽があり、それぞれ10人程入られる大きさです。窓際には一度見たかった大きなサクランボのオブジェ。一玉が人の頭より大きい位です。
巨大サクランボの下より「ドドッ」と流し込まれる湯は熱め。やや茶色を帯びた(桶に汲むと、どちらかというと黄色い)湯で、浴槽内でも結構熱め。浸かった部分だけクッキリと体が赤くなる程です。スベスベ浴感の湯は塩素投入との事ですが、ほとんど気になりません。溢れ出しも多く半循環ながら満足度の高い湯です。
が、なにしろ熱いです。表面だけがカーッと熱くなり芯から温まるに至りません。そんな熱湯対策の為でしょうか、脱衣所寄りの浴槽端はホースで加水可能ポイントらしく、熱湯が苦手な人は自分の浸かる部分だけ湯温を下げていました。
カランも温泉利用、料金が手頃なのにシャンプー、ボディソープ、ドライヤーまで置かれていたのはビックリでした。
(まぐぞー・2006年3月)
▼サクランボの描かれた看板がお出迎え
▼寒河江市市民浴場 外観
▼寒河江市市民浴場 男性浴室
▼浴槽は二つに仕切られています
▼お湯
▼名物サクランボ湯口
▼ひと玉がバレーボールくらいの大サクランボです
▼源泉冷却装置です
▼中はどうなってるんだろう?
寒河江市 市民浴場 データ
山形県寒河江市大字島字島西8
6時30分~21時(受付20時30分)
7・8月は6時から営業
第2木曜日休み
200円
訪問:2006年3月
寒河江市 市民浴場 温泉分析
新寒河江源泉 単純温泉 50.7℃ pH=6.9 溶存物質計=855.1mg Li=0.1mg Na=165.7 K=12.4 Mg=4.8 Ca=11.9 Mn=0.3 Fe2=1.1 F=0.4 Cl=177.9 Br=0.7 I=0.2 SO4=1.9 HPO4=7.2 HCO3=292.4 CO3=0.2 H2SiO3=176.4 HBO2=1.5 CO2=61.7 (H12.7.17) ※加水なし・加温なし・循環ろ過あり・塩素系薬剤の使用あり
平成2年10月30日
新寒河江源泉 50.6℃ pH=6.9 蒸発残留物=649mg Li=0.1mg Na=181.3 K=13.6 Mg=6.2 Ca=14.2 Mn=0.4 Fe2=1.7 F=0.2 Cl=164.0 Br=0.6 I=0.2 HPO4=5.4 HCO3=301.8 CO3=0.2 H2SiO3=120.8 HBO2=1.6 (H2.10.30)