ウズベキスタンの高速鉄道「アフラシャブ号」でタシュケントからサマルカンドへ

2019年8月23日

インドからウズベキスタンのタシュケントにやって来て3日目の朝。今日はウズベキスタンでも1・2を競う観光名所と誉れ高い「サマルカンド」へ移動します。
 

サマルカンドは青いタイルを多用したモザイク画の美しい建造物が見事で、別名「青の都」なんて呼ばれているらしく、夢のようなキラキラ世界を想像するだけでワクワク。

 

高速鉄道アフラシャブ号でサマルカンドへ

タシュケントからサマルカンドへの移動は、ウズベキスタンが誇る高速鉄道を利用します。チケットは昨日のうちにセントラル駅の隣の南駅で購入してきました。ひとり105000スムでした。

 

タシュケントのセントラル駅。

 

ちょっと早く着いたので朝ごぱんとコーヒー買いました。

 

じゃじゃーーん。これが今日乗る高速列車「アフラシャブ号」どすえ。

 

アフラシャブってのはアレか?昔々現在のサマルカンド辺りにあった古代都市の名前にちなんで付けたのかな?

 

ウズベキスタンは鉄道系の撮影が禁止されていると聞いていたので、駅員さんにオソルオソル聞いたら全然OKでした。

 

では早速、乗り込みましょう。

 

ウズアニキが念入りにチケット確認。

 

車内はとても綺麗で清潔。乗客はザッと見て海外からの観光客が三分の一くらいかな。

 

座席カバーもついてます。

 

座ってみた。

 

足元ゆったり。

 

恒例の車内拝見。ここは荷物置き場。

 

トイレ。

 

おぉぉ、なんという清潔感。臭いもありません。

 

8時30分、予定時刻キッチリにセントラル駅を出発して、南駅を過ぎたあたりからグイーーンと速度をあげました。

 

車内の様子ちょっとだけ動画(21秒)。乗り心地はゆらゆらした横揺れはあるけれど快適。

 

少ししてワゴンを押したアニキが茶色い袋を置いていきました。

 

中身はおやつ。

 

こちらはカフェテリアという名の…

 

おっさんとアニキの寛ぎ&お喋りルーム。

 

車窓は広々とした畑が続いたり、荒涼とした大地が続いたり、新しい感じの住宅?工場?も点々と。

 

約2時間でサマルカンド到着。おやつ食べたり車内をウロウロしているうちにアッという間に着いちゃいました。

 

初めて乗ったウズベクスタンの高速鉄道は「綺麗、早い、そして料金手頃(これが一番)」と三拍子+αが揃った快適列車でした。皆様もぜひどうぞ。

 

サマルカンド駅からレギスタン広場へバス移動

よっこらしょと降り立ったサマルカンド駅です。風がカラッカラに乾いて湿度は相当低そうです。洗濯物がよく乾きそう。

 

この塔にキラキラした青いタイルが施されているのは「青の都」にちなんでかな?

 

駅前はこれから開発するのか、がら~んとしています。とりあえずサマルカンド一番の観光地「レギスタン広場」とやらを目指すためバスに乗ります。ウズベキスタン語は全然わからないので、伝家の宝刀「Google翻訳」を使ってみました。

 

このバスがレギスタン広場へ行くそうです。

 

運転手さんに「言葉がわからないから着いたら教えて」とお願いしました。

やがて満席になったんですが、ウズベキスタンでは自分より年長に見える人が乗車してくると素早く席を譲るというのがお約束のようです。中高年層~高齢者が乗車すると、若い子がサっと席を立ってました。

 

35分くらい走ったところで「ここだよ」ということで降ります。道路の向こうが大きな公園らしきエリアになっています。どうやらあれがレギスタン広場のようです。

 

レギスタン広場近くで宿探し

早く観光に繰り出したい気分ですが、まずは宿探し。

 

背負っているデカバックパックを置いて身軽になりたい。

 

レギスタン広場とは反対方向の民家が並ぶ路地に入ってすぐに、ホテルの看板を掲げたお宅があったので声をかけてみました。

 

奥さんさらし女性が出て来て「ちょうど一部屋だけ空いている」とのことで、まずは中を見せてもらうことに。

 

客室は三部屋あり、どの部屋もベッドが数台置かれたファミリータイプでした。

シャワー・トイレ・キッチン・冷蔵庫などは共用でひとり10USドル。おそらくこれは外国人価格だと思うんですが、レギスタン広場のすぐ近くだし、早くデカバックパックから解放されたかったので即決。他の二部屋はウズベキスタンファミリーの観光客がそれぞれ入っていました。

 

お宿の中庭が雰囲気良くて、観光しないでここでお茶でも飲みながらまったりしたかった…。

 

インコがいました。かわいい。

 

お腹が空いたので食事を求めてうろうろ。

 

美味しそう。

 

これは何だろう?後で飲んでみよう。

 

ホステルの近所の食堂で「ラグマン」という、中央アジアではお馴染みの、うどんに似ている料理を食べました。お肉と野菜がたっぷり入った若干動物臭がするスープです。

 

ウズベキスタンでは、何か料理を頼むとパンがついてくるのが基本スタイルみたい。無くなると追加される方式。

 

ウズベキスタン人は、やっぱり鳥好き

食後に近所をぷらぷらして薄っすらとわかったことは、ホステルのオーナーさんだけじゃなく、ウズベキスタン人はやっぱり鳥が好きってこと。あちこちのお宅で飼われていました。

 

ペットショップも鳥オンリー。金魚とかハムスターとかはみかけません。

次回は「青の都」の建造物群とバザールを観光します。

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