GWは奥秩父・1【雁坂峠~古札山~雁峠周回】

2025年のGWは約10ヶ月ぶりにテント泊しました。歩いたのは奥秩父。「道の駅みとみ」を起点に雁坂峠~古札山~燕山~雁峠の周回コースです。

実際に歩いたコースタイムなどはヤマップをどうぞ。

雁坂小屋でテント泊 / 水晶山(埼玉県秩父市)古礼山燕山(山梨県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

日帰りでもじゅうぶん歩けるコースですが、今回はテント装備の足慣らしも兼ねて雁坂小屋のテント場で一泊お世話になりました。

山行記録を2ページに分けて紹介します。このページでは実際に歩いたコースの様子を記しています。→雁坂小屋テント泊の様子はこちらをどうぞ。

 

一日目・登山口~雁坂峠~雁坂小屋

「道の駅みとみ」近くの「笛吹小屋キャンプ場」横からスタートです。

 

しばらくは舗装路歩き。雁坂トンネルの料金所が見えました。

 

落石が凄い。上を見ると今にも落石しそうな大きな石がいくつも見えて震える。

 

ここからいよいよ本格的な登山道。

 

落ち葉に埋もれていた看板。

 

コースの大半が眺望の無い沢沿いの樹林帯でした。

 

いくつかの渡渉があります。この日は水量が少なかったようで、足をぬらすことは無かったです。

 

ハシリドコロ(毒草)があちこちに咲いていました。

 

井戸ノ沢です。

 

井戸ノ沢を越えてから雁坂峠に出るまでの九十九折れの登りがキツかったーー。

 

九十九折れを登るごとに、どんどん景色が明るくなってきました。どこかで鳴く鹿の声が響いてます。

 

雁坂峠とうちゃくー(疲れた)。

 

展望良く気分爽快。

 

日本三大峠らしいです。武田信玄らしき人物が馬に乗って峠を越える絵がありましたが、こんな高く険しい場所を通ったのかなぁ?

 

雁坂小屋へは薄暗い樹林帯を下ります。

 

足元には可憐なオーレンが咲いていました。

 

雁坂小屋に到着しました。テント泊の様子はこちらをどうぞ。

 

二日目・雁坂小屋~古札山~雁峠~登山口

一晩お世話になった雁坂小屋を出発。二日目は水晶山→古札山→燕山→雁峠からは亀田林業林道を下ります。

 

奥秩父らしい深い樹林帯

 

苔の森が美しいです。

 

ここにもオーレンが咲いていました。

 

古札山の周辺は明るく見晴らしのいい草地で、富士山や南アルプスの山々がスッキリと見えました。次々と景色が変わる飽きの来ないコースです。

 

雁峠が見えてきました。

 

雁峠です。広場にいくつかのベンチがありました。3名の先客さんが休憩中でした。今日はここまで来るまでに5人とすれ違っただけです。

 

明るい沢沿いを歩く亀田林業林道の新緑も良かったです。

 

山にはまだ桜がたくさん咲いていました。

 

ゲートです。

 

反対側から見たゲート。亀田林業所の私有地を歩かせていただいています。

 

国道に出てからは「道の駅みとみ」まで歩いて戻りました。

 

途中にあった道祖神。丸い石の道祖神を初めて見ました。この辺りでは丸い石を祀ることが多いらしいです。車に乗っていたら気が付かなかったと思うので、退屈な国道歩きも悪くないなと思いました。

 

渡渉と残雪

最初は甲武信小屋の重鎮が整備した徳ちゃん新道を上がって破風山を通るルートを考えていたんですが、そちらはまだ残雪が多い情報があったのでやめました。

一方、今回歩いた登山道上に残雪は一切なく、近い山域でも地形の関係なのか残雪状況が随分違うんだなぁと思いました。

 

コース上には幾つかの渡渉があって「山と高原地図」にも増水時注意の記載があるので、前々日にやや多めの雨が降って心配でしたが、この日は問題なく渡れて足をぬらすことはありませんでした。

 

上りで利用したルート同様に下りの亀田林業林道も渡渉が多く、増水時は要注意の印象を受けました。

そのぶん、いくつもの美しい湧水や沢があって綺麗なんですけどね。

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