チェンマイ、パーイに続く「北部タイ〇〇から行く温泉シリーズ」第三段です。
はい・・、勝手にシリーズ化してみました。
チェンライもまた、チェンマイ、パーイに負けず劣らずの温泉天国なんです。しかもパートゥン温泉のように、温泉天国日本でもそうそうお目にかかれない強ヌルツルの湯もあり、チェンライの湯めぐりは、かなり楽しめました。
チェンライでは納車ホヤホヤ、レンタル客一番目という125ccを入手できたので、より一層快適な湯めぐりすることができました。レンタルバイク屋の女将は、今届いたばかりのバイクなので最後まで貸し渋ってましたが、「いつかはレンタルするんだから貸してよ」と無理やりゲット。「ガソリンは95(日本でいうハイオク)を必ず入れてぇぇっっ」と言っていたので、無理やりゲットしたぶん、ちゃんと仰せの通り95を入れましたよ。
例によって各温泉情報の詳細は「はしご湯のすすめ別館・温泉棟」にアップするので、こちらではサラっとダイジェスト版でいきます。
それでは元気に
チェンライの日帰り温泉に行きましょう!
ポンプラバート温泉
チェンライ中心地から近く、気軽に訪問できる温泉施設です。こちらも温泉公園として綺麗に整備されていますが、規模はそれほど大きくありません。
このポンプラバート温泉のメインは、この熱い源泉が流れ込む・・
無料で利用できる足湯かな?
ポンプラバート温泉の貸切浴室はこちら。外国人料金なるバカ高設定が多いタイの温泉施設において、ポンプラバート温泉の値段は手頃なのが嬉しい。2人で80B。例によっての円形風呂。ほんのり優しいタマゴ臭香る無色透明湯です。源泉が激熱なため加水調整しなくてはならないのが惜しい。
パートゥン温泉
ミャンマーとの国境近くに位置するパートゥン温泉です。周囲はパイナップル畑や茶畑の多いのどかな地です。
広々とした敷地が綺麗に整備管理された温泉公園です。
一番人気は足湯。段々になった槽に激熱源泉を流し込み、徐々に湯温を下げつつ最後はぬるめで掛け流される造りです。
源泉投入直後の一番上は人は浸かれないんじゃないかと思える高温。その次の槽も足をつけられるかどうかという瀬戸際高温。適温槽が満員御礼で、私達を含むやむなく高温槽に座るハメになった人達が悪戦苦闘。それ以降は適温の天国ゾーン。
最後は濁りに濁った「なまり湯状態」で、湯温も低くお子様たちのプールと化してました。この「足湯プール」は、タイではちょいちょいみられる光景です。
こちらの噴水(出ているのは高温源泉です)では、お子様がギャアギャア騒ぎながら熱っつい湯を浴びてました。
これくらいの年頃の男子のアホさは世界共通なようですね。
お目当ての家族湯はコチラです。料金は1人80B×2で160Bでした。ここでビックリしたのは、受付の女性が普通に日本語を話せたんです。まさかチェンライの温泉施設で日本語を話せる人に会えるなんて驚いてしまいました。
肝心の温泉は、やや黄色がかってみえる無色透明湯を加水掛け流しです。こちらも源泉が高温なので加水せざるを得ないのが惜しいとこ。
ところが湯に浸かってビックリ、加水にもかかわらず、とんでもなくヌルツルするんです。これほどのヌルツルは、温泉天国日本でもそうそう多くないレベルですよ。
浴後はなんと、麦茶を出してくださいました。久々の麦茶は嬉しかったなー。
パースー温泉
小高い丘に広がるパイナップル畑や小さな集落、大きなエレファントキャンプの横を通ってゆく、山間の地にある温泉施設です。
こちらも広々と整備された温泉公園で、入ってすぐにプール(この日は清掃のため休み)、
そして大きな源泉湧出地が目に入ります。長い足湯コーナーやタマゴ茹で場など、タイの温泉公園の基本設備を全て備えています。
さらに奥へ進むと家族湯コテージです。
この円形浴槽はタイ定番中の定番ですね。ほんのり黄色を帯びたほぼ無色透明の弱ツル湯を掛け流し。良い湯でした。
入浴中も隣近所の部屋に次々とお客さんが来て、みんな湯に浸かった瞬間「んあーーーっっ」と声を出しています。やがて歌も聞こえてきたりして、日本の温泉で見られる光景そのまんま。タイ人も相当な温泉好きですね。
https://yu.hashigoyu.com/thailand/1587/
ランナー温泉
こちらもチェンライの長閑な集落にある温泉施設です。これまで紹介した大々的な温泉公園ではなく、日本ではよくあるタイプの宿泊+立ち寄り湯で小規模に営業する施設です。
実は今回のチェンライ湯めぐりにあたり、宿泊していたホステルのご家族が大の温泉好きで、幾つかおすすめ温泉を紹介していただいたのですが、数あるチェンライの温泉の中でも特におススメと言ったのが、このランナー温泉でした。
このランナー温泉のすぐ隣には、もう一軒別経営の温泉施設があるのですが、訪問時は休館日?この二軒をハシゴしようと思っていたので、ちょっと残念。
受付で料金を払うと部屋番号を指定されます。料金は二人で160Bでした。
敷地内には幾つかの棟が並んでいます。
内装が違うのでいろいろ見せてもらいましたが、部屋によっては日本の景色が壁にズラッと飾られた部屋も。春画のような大人の絵画が飾られている所もあったので、これはファミリーにはNGだな~。
ここはホステルオーナーファミリーが、家族みんなで入浴している画像を見せてくれた時の浴室。お婆ちゃんからチビッ子まで、みんな一緒で楽しそうだった。
客層によって部屋を振り分けるんだと思います。
私達が案内されたのはこの部屋。日本にあっても不思議じゃないタイル浴槽に、無色透明の適温湯が静かに掛け流されていました。優しいタマゴ臭香るツルツル湯で、まるで日本にいるかのような気分に浸れました。
宿泊棟もあり、見学させてもらいましたが、風呂付客室でなかなか良さげでした。
浴後は帰り途中にあったカフェで一休み。
ロンガンの花から作ったハチミツが、とてもフルーティで美味しかったなぁ~。たまには、こういう一般受けしそうなグルメネタもアップしないとね。
以上が今回巡ったチェンライの日帰り温泉です。
チェンライは豊かな温泉と牧歌的な景色、そして爽やかな気候、コンパクトな街並みが気に入り、タイの中では断トツで好きな場所となりました。今回めぐりきれなかった温泉も含めて、必ずや再訪したいと思っています。