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ダライ・ラマ法王の法話会に参加!

投稿日:2022年7月30日 更新日:

2019年6月2日

ダライ・ラマ法王のティーチング(法話会)目当てに、デリーから夜行バスでヒマラヤ山脈を望むダラムサラ(ダラムシャーラ)のマクロードガンジにやって来ました。

 

私達はチベット仏教のなんたるかもまったく無知なまま「ノーベル平和賞を受賞したダライ・ラマ14世っていったいどんな人かな?」のフワッとしたノリでなんとなーくマクロードガンジまで来てしまいました。

法話会が行われるのは明日だというのに参加のための手続きも知らず、この時は「ギリギリ滑り込みセーフで間に合った」と呑気に喜んでました(実はぜんぜん間に合ってない)。

 

ダライ・ラマ法王法話会会場「ツクラカン・コンプレックス」を下見

お世話になるゲストハウスに荷物を置いて、先ずは情報収集と明日の下見を兼ねてティーチング(法話会)の行われるツクラカン・コンプレックスに行ってみました。ツクラカン・コンプレックスというのはぐるりと塀で囲われた内側に、チベット寺院のナムギャル僧院やダライ・ラマ法王のお住まいもあるチベット亡命政府の中心地です。

ツクラカン・コンプレックスをGoogleマップでみる
 

法話会の行われる時間帯は電子機器の持ち込みは禁止で厳しめのセキュリティチェックがありますが、それ以外は普通に出入りOK・カメラの持ち込みOK、のんびりとした市民憩いの場という印象でした。

 

あ~あの奥にダライ・ラマ法王のお宅があるのか~。

 

思った以上に広いナムギャル僧院敷地内。明日に備えてカメラもスタンバイ。

 

明日の法話会に備えてブルーシートが敷かれいろんな国の名前が書いてあります。日本エリアもありました。ダライ・ラマ法王が座るツクラカンの真横というベストポジション!でも実際に座ってみるとダライ・ラマ法王が座ると思われる椅子が見えないな~。

 

ブルーシートの上は日本人感覚で靴を脱いであがったけど、チベットの人達は土足のままのしのしと歩き回ってました。ちなみにインド人は靴脱いでた。国によって違うね。

ぐるりと見回すとスペインエリアでポツンと座っていたお兄さんがいたので「明日の場所取り?」と聞くと「違うよ明日をイメージしてる」みたいなことを言ってました。お兄さんによると国の名前が書いてあるエリアにはその言語の通訳さんがいて、チベット語の法話を同時通訳で聞くことができるらしいです。「ってことはあなたはスペインから来たの?」と聞くとお兄さんはアルゼンチンの人でした。アルゼンチンから来る人多いなぁ。

お兄さんによるとここに座らなくてもFMラジオがあれば同時通訳を聞くことができるとのこと。へーーっ。ツクラカン・コンプレックスにあるFMラジオをレンタルできる店も教えてもらいました。

さらに他の人にもいろいろ聞き込みをすると、名前を書いた紙を貼ったり荷物を置いておけば早くから場所取りしなくてもそこに座れるとのこと。へーーーっ。試しに日本エリアに自分たちの名前を書いた紙を置いておきましたが・・・当日は見事に無視されてました。

 

こちらが明日ダライ・ラマ法王がティーチングされるツクラカンです。

 

この金色の布がかぶせられた椅子に座るのかなぁ。楽しみー。このツクラカンの隣にはカーラチャクラ堂という壁画の美しいお堂があるんですが「そちらは撮影はダメよ」ということです。

それともうひとつ下調べでわかったことは、明日のティーチング(法話会)に参加するには「ダライ・ラマ セキュリティオフィス」に行って入場許可証を発行しなきゃならないってことです。(コレ一番重要)

法話会参加までの準備

1・ダライ・ラマ セキュリティオフィスに行って入館許可証を発行してもらう

2・日本語通訳を聞けるFMラジオをレンタルする

 

さっそく法話会の入館許可証をもらうため「ダライ・ラマ セキュリティオフィス(Dalai Lama Security Office / the Tibetan Branch Security Office)」にやってきました。ツクラカン・コンプレックスから歩いて数分の近い距離です。

ダライ・ラマ セキュリティオフィスをGoogleマップでみる

・・・あれ?あれれ?なんと日曜日で休館してました!(まじかーーー。明日が法話会だっていうのに、しっかり休んじゃうんだーーー) ←日本人感覚です。

 

壁にはダライ・ラマ セキュリティオフィスの業務時間や法話会当日のスケジュール、会場への持ち込み禁止物などが掲示されていました。それによるとセキュリティオフィスの業務時間は9時~13時・14時~15時、明日の法話会の時間は・・・肝心の時間の部分がモヤって見えずらいですが9時10分?9時30分開始??まぁどっちにしても間に合わないよねコレ。(もぅ明日は諦めて6月5日だけ行こうかな・・・※6月5日にも法話会が行われます)

と思ってたら、なにやら明日は朝からセキュリティオフィスをオープンさせるという掲示が!詳しい時間は忘れたけど(7時だったかなぁ?)これはホントありがたいぞぉ。

 

ダライ・ラマ セキュリティオフィスで入館許可証発行

 

2019年6月3日

ダライ・ラマ法王のティーチング(法話会)当日の朝です。今朝は「ダライ・ラマ セキュリティオフィス」を朝から開いて入館許可証発行業務を行うとのことで、朝7時半前にセキュリティオフィスに行くと既に大勢の人がズラ~~っっ。特に誘導スタッフがいるわけでも案内があるわけでもなかったので、先に並んでる人に「ダライ・ラマ法王のティーチング?」と聞くと「そうだよ」ってことで私達も列に加わります。

 

ところが列が途中から二手に分かれてるんですよ。周囲の人に「これ、なんで二つにわかれてるの?」と聞いても誰も「なんだろうね?」とハッキリ理由がわかる人がいない・・・。ただ左側は外国人、右側はインド人が並んでいるような気が・・・。なので私達は左側の列に並んでみました。

 

ゴチャゴチャした中で寝るワンコ。

やがて受付する机が見えて来て、どうやら左側の列で大丈夫だったことが判明。

受付の様子を見ているとカザフスタン、スペイン、香港・・・ホントいろんな国から来ているなぁー。あと2回目3回目のリピーターも多い。

そしていよいよ私達の番です。受付事務のお兄さんそれまで事務的にチャッチャとこなしていたのに、私達のパスポートを見るなり「日本!?二ホンアイシテマス!!」と言いました。その後も続けて何度も「アイシテマス!」私だけじゃなく三昧にも「アイシテマス!」こういう時どうリアクションしていいかわからず二人でうつむき加減で終始照れ笑い。

 

やっと入館許可証ゲットだぜ。ふぅ長かった。なぜか思いっきり斜め加減のスナップ写真風で、後ろに並んでいた人達も並んで一緒に写るという証明写真らしからぬ仕上がり。入館許可証は名刺くらいの大きさで裏がシールになったペラっペラの紙なんで私達はカードケースに入れて持ち歩きました。

この入館許可証は2019年6月3日~5日有効で、この期間に行われるダライ・ラマ法王の法話会に参加する際に必要になります。この入館許可証が必要なのはダライ・ラマ法王がお出ましになる時間帯のみで、その他は入館許可証不要・出入り自由で開放されていました。

入館許可証発行に必要なもの

2019年6月に「ダライ・ラマ法王の公式サイト」に記されていた入館許可証発行に必要なもの。

1・パスポート
2・パスポートサイズ(おそらくパスポートに使用するサイズの意味だと思います)の写真2枚→2019年6月はその場で撮影するので不要でした。
3・登録料10ルピー
※2019年は写真は不要でしたが「もしも」のため持参された方が安心かも。

 

日本語通訳を受信できるFMラジオをレンタル

次はチベット語で行われる法話会の日本語通訳を受信できるFMラジオをレンタルします。レンタルできるのはティーチング会場となるツクラカン・コンプレックスの門を入った「チベット博物館」横にあるお土産屋さん「Handicraft Centre Shop」です。既にたくさんの観光客がラジオを求め押し寄せていました。

Handicraft Centre ShopをGoogleマップでみる

お店に行って知ったんですが、ラジオを借りるには乾電池を持参するのが条件らしい。(うぇぇぇーー知らなかったよ)多くの人は乾電池を持っていないので近所の商店まで慌てて買いに走ってました。売っている店をザッと教えてもらったものの、それがどこかいまいちわからなくてウロウロしていたら、昨日ローカルバスで一緒になったアルゼンチンのお姉さんが先に乾電池を買っていて「こっちよ」と案内してくれました。助かった~~。

 

こちらが乾電池を売ってる商店です。ツクラカン・コンプレックスの門を出て(門を背に)右側へ下る坂道の途中、門のすぐ近くです。

乾電池をゲットしたら再びラジオレンタルのお土産屋さんへ。店内は「ティーチングに間に合わない!遠くから来た自分を先にしろ!」という我がまま欧米オヤジが騒いでいたけれど、お店のお兄さんは1ミリも動じることなく「こちらのご婦人(私のこと)が先です」と華麗にスルーしてました。オヤジが忌々しいモノを見るような目で睨んできたのが怖かったよー。

ラジオはお店のお兄さんが日本語通訳のチャンネルにちゃんと合わせてくれて、あとは聞くだけ状態でした。記憶が曖昧なんですがレンタルはラジオとイヤホンで30ルピーだったかなぁ??

これでやっと法話会に参加できるぞぉ~。
 

ティーチング(法話会)に電子機器・カメラなど持ち込み厳禁! 
ここから先の法話会会場へはスマホ・カメラ・録音機・パソコン・タブレットなど電子機器の持ち込みは一切禁止、厳しめのセキュリティチェックも行われます。2019年6月3日訪問時はラジオをレンタルしたお土産屋さんの向かいに一時預かり所(下の画像)がオープンしていました。
 

 
ところが6月3日はオープンしていたのに、6月5日はオープンせず。預ける予定でカメラを持っていた私は慌てて泊まっていたゲストハウスまで置きに戻りました。もしかしたら外国人が多く参加する時だけオープンするのかな?
 

 

ダライ・ラマ法王の法話会へ!

セキュリティチェックを受けようやく会場内へ。既にティーチングは始まっていました。それにしても会場を埋め尽くす凄い人・人・人!カメラ・スマホの持ち込みができないんで当日の画像はありませんが、国ごとにわかれたスペースはどこも満員御礼。
 

参考までに別の日のツクラカン・コンプレックスの様子


 

 
法話会当日は更に5倍増しくらいの満員御礼で人がひとり座るスペースもほぼない程のギュウギュウ状態でした。

 
 
さて再び6月3日のダライ・ラマ法王法話会に話は戻りまして、私達は真っ先に日本人コーナーに向かったんですが「こんなに日本人がいたの!?」ってくらい入る隙間もないほどビッチリで昨日名前を書いた場所も当然のように無視されていました。

どこにいてもラジオで通訳を聞けるので日本人コーナーは諦めてウロウロ、かろうじて隙間になんとか座ることができました。

この日のティーチング内容は「37の菩薩の実践」でした。深く頷く内容があったかと思えば時折飛び出す法王ジョークにクスッとなったり、気が付けばアッという間に時が過ぎていました。ダライ・ラマ法王が仰った「仏教は信心するだけではなく、しっかり学びなさい」はちょっと耳が痛かったなぁー。

ティーチングの後はダライ・ラマ法王が人々の間をゆっくり歩かれました。私のすぐ目の前も歩かれましたよ。とても柔和なお顔で近くにいるだけで不思議な癒され感。

ちなみにどのタイミングだったか忘れたけれど、お茶とビスケットの「おふるまい」もありました。私達はお茶用にマイ・コップ持参しました。

 

ダライ・ラマ法王の熱狂的人気が凄い

2019年6月5日

前回(6月3日)の興奮がまだ収まってませんが、本日はダライ・ラマ法王によるチベットの若者に向けたティーチングが行われるということでまたもツクラカンへ。初日に発行した入館許可証が今日まで有効なのでそりゃ行くでしょ。

 

張り切って朝7時10分に出発。普段はゆっくり歩くのに、やけに早足の人々に次々と追い抜かれます。お爺ちゃんまでもが競歩選手並みの早足で追い抜かれてしまった。

 

おお~っっ凄い人!

 

ツクラカン・コンプレックス正門の通常の出入り口ではなく、ダライ・ラマ法王のお住まい側にみんな向かってます。ツクラカンへ向かうダライ・ラマ法王の出待ちしてるのかなぁ?

 

左側が女性、右側が男性にわかれていたのでもしかするとチベット人専用の入場口でもあるのかな?

この後ダライ・ラマ法王がお出ましになって、みんなと触れ合う様子が館内のモニターにもリアルタイムに映し出されていました。みんなの熱狂的熱量ハンパなかった。

 

そして相変わらず「なんでココ?」な場所で悠々と寝るワンコ。

 
私達もこのまま出待ちしたかったんですが、法話会の時間帯は会場へのカメラの持ち込みNGで、6月3日はオープンしていた預け所がこの日はなぜかオープンせず。慌ててゲストハウスに置きに戻りました。

 

チベット語で行われる法話会の通訳を受信できるラジオをレンタルするお店も今日はお休み。うーーんやっぱり、外国人観光客が多い法話会の時だけオープンなのかも。

 
今日はチベットの若者に向けた法話会とのことで、ちょうどマクロードガンジで開催されていたチベットFCトーナメント「GCMGC2019」参戦のお兄ちゃん達もいっぱい来てました。カーラチャクラ堂にギュウギュウに入って、とても近い距離でダライ・ラマ法王から何かお言葉をもらってました。いいなぁ~。

本日のダライ・ラマ法王はお茶目パワー全開で会場は何度も大爆笑。周りの人を巻き込んでのリアクションや表情が楽しくてまるでお笑いのライブ見てるみたいに笑いっぱなし。ラジャスターンから来た男性がロックオンされてておもしろかったなぁー。

ところが終盤に来て私の体に異変が!なんとこのタイミングで急な便意がやってきて三昧を残してひとり退場。残った三昧は最後まで法話を聞いて、すぐ目の前にダライ・ラマ法王が来て、車に乗ってお帰りになるところまで見送ったらしいです。羨ましい。

 

法話会目当ての宿泊はマクロードガンジの中心地が断然便利!

今回ギリギリ訪問だった私達はマクロードガンジ中心地の宿泊がfullもしくは空いていても高値ということで、中心地から数キロ離れた山の上の小さな集落でようやく宿を取ることができました。この場所は中心地よりも安くて「インドの上高地!」と思えるような高原リゾートな雰囲気もあって宿泊地としては最高でした。実際多くのインド人が避暑地として来ていました。

ただダライ・ラマ法王の法話会目当てとなると勝手が違いました。期間中は前準備も含めて何度かマクロードガンジの中心地に行くことになるので私達はバイクを借りたんですが、これが裏目に出ました。

 

中心地はもちろん山の上に向かう道までも車がビッシリの大渋滞!そもそも山に沿って造られた道路が狭いうえにカーブを曲がり切れない大型車続出で、ひどい時は1時間近くピタ止まり。

 

道幅が狭すぎてバイクのすり抜けもできないし、こういう時に限ってどこからともなく現れた牛様が大岩のように道路を塞ぐし。

さらに逃げ場の無いピタ止まりの中を激しいスコールが降って体は寒さでガタガタ、大きな雹まで降って痛い痛い。そりゃもぅ阿鼻叫喚地獄絵図の様相です。

 

徒歩でも行き来できますが急勾配を上り下りしてキツイし時間もかかります。

2019年6月の法話会期間だと初日の6月3日以降はマクロードガンジの中心地でも空室が出始めて値段も下がって来たので、山の上には2泊だけして以降は中心地の宿に移動しました。

 

どちら様も法話会参加が決まったら早めに宿の確保、そしてできるならマクロードガンジの中心地で押さえることを強くおススメします。

インドを旅する55章・インド

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