古の仏教都市ポロンナルワは、アヌラーダプラ同様に数多くの遺跡が残り、世界遺産にも登録されています。ポロンナルワ訪問の目的は、なんといってもこの世界遺産の遺跡群を見学することでした!
ポロンナルワの遺跡はおおきくわけて二つのエリアにわかれている
ポロンナルワの遺跡群は大きくわけて、チケットオフィスのある考古学博物館を境に、北の「有料遺跡群エリア」と南の「古の図書館(Potgul Vihara)&石立像(Pulasthi Rishi Statue)」とにわかれています。このパターンはアヌラーダプラ遺跡群と一緒ですね。
ただアヌラーダプラ遺跡群のように「有料エリア外も見どころがいーーっぱい」ということではなくて、メインエリア(有料地区)+少し離れた場所にも遺跡が少しって感じになるのかなぁ。
ポロンナルワ遺跡群を巡る順番
画像は宿泊した「ラックスマン・ゲストハウス(Luxman Guest House)」でもらった地図です。上の赤枠が「(北側)有料エリア」下の赤枠が「(南側)その他のエリア」です。
Googleマップだとこんな感じ。遺跡は地図で見てわかるように、縦に長く点在しています。ピン以外にも遺跡はありますが、全部につけるとゴチャゴチャするので要所要所のみ印をつけました。
- 赤ピン→主な遺跡
- 緑ピン→有料エリア・エントランス
- 紫ピン→チケットオフィス(考古学博物館)
チケットオフィス(考古学博物館)から上が有料エリアになります。
ゲストハウスのオーナーさんによると、私達が宿泊しているカダウウェラ(Kaduruwela)地区からだと、先に南の遺跡へ行き、次に北側の有料エリアをめぐった方がいいってことです。
ところが、私達は何を間違ったか先に有料遺跡エリアを見学。この有料エリアがかなりの曲者で、やたら広いし、一部道路が舗装されていない工事中のところがあったり、鬼のような坂道があったりで、まぁとにかく体力を消耗しまくりました。
有料エリアの見学を終えるころにはすっかり体力を使い果たし、南の遺跡エリア(図書館跡&石立像)は断念。
翌日のエレファントサファリでチャーターしたジープの運転手さんに「図書館跡&石立像」へ寄ってもらったという・・・。
ようは、二日にわけて見学、ということになってしまいました。
実際にかかった見学時間
オーナーさんいわく「あなたたちなら、自転車で一日で全部見てまわれる!」ってことだったけど、正直、めちゃキツかったよ~っっっっ!
自転車での走りやすさだけなら、アヌラーダプラ遺跡群の方が断然楽でした!
若干の「くせ者感」があるポロンナルワ遺跡チケットオフィスの場所
さて、ポロンナルワ遺跡群の有料エリアを見学するには、当然のようにチケット購入しなきゃなりません。これがまた若干の「くせ者感」を漂わせているんです。
(表示がスリランカ全体図になっていたら再読み込みしてみてください)
- A→チケットオフィス(考古学博物館)
- B→有料遺跡群のエントランス
チケットオフィス(考古学博物館)と有料遺跡群のエントランスが離れています。私達は自転車だったので上のルートで移動したんですが、A11号線は大型トラックもばんばん行きかって結構コワイ。湖(巨大な人工池)横の点線ルートも自転車で通れたのかなぁ?
チケットオフィス(考古学博物館)への小道、これがなかなかの坂道なんです。初っ端からじわじわと体力奪われます。ポロンナルワ遺跡群は、とにかく体力勝負です。
こちらがチケットオフィスです。(2019年3月時点)
支払いはUS$かスリランカルピーのどちらかで。私達はスリランカルピーで支払いました。4525スリランカルピー(これを書いている2021年1月時点のレートで約2353円)。まぁ高いですよ。世界遺産というのは、だいたいどこも高いです。
チケットです。例によってアヌラーダプラ遺跡群と同じく端っこに謎の半券3枚がついてます。有料エリアには所々にチェックポイントがあるんですが、どうやらチェックの時に切り取られるようで、見学を終えるころには、いつの間にか三枚全部切り取られてました。
せっかくなんで、考古学博物館を見学してから、遺跡エリアへ出発。トイレもここで済ませておきましょ~。
次回は遺跡見学編につづきます。
スリランカの聖域(寺院や遺跡)見学などについて、こちらの記事もあわせてどうぞ。