訪問時はダライラマ法王の法話会とインドの休みが重なり宿泊料金は一年でも最も高かったんじゃないかな?と思います。もし法話会に参加しないのであれば、この期間は避けた方がいいかもしれません。
Green Hotel
マクロードガンジの中心地に位置するレストラン併設のホステルです。
なだらかに落ち込む谷に面していて張り付くように続く家々や緑豊かな山々、そしてベランダの左手を見れば雪をかぶる4800mの山も見え眺めはとても良いです。良いのは眺めだけではありません、部屋の隅々まで清掃が行き届き、設備も全て快適で清潔そのもの、ここは大変気に入りました。
ホステルの受付は一階レストランの横にあるフロントになります。デスクにはいつも女将と思われる女性がいて、一見強面ですが話すと気さくで面倒見のいい肝っ玉母ちゃんといった感じです。
案内された部屋は日本でいう3階にあたる106号室です。適度な広さのある部屋は先に記した通りとても眺めがよく、風通しも素晴らしく、全てが快適でした。部屋にはダブルベッドが一台。テレビ、湯沸かしポット、椅子とテーブル、バスタオル、トイレットペーパー、石鹸と揃っています。
こちらの良いところは、ベッドのマットや掛布団、枕がフカフカで気持ちいい事。ここまで宿泊したインドの中ではここが一番の快適度でした。
シャワーは温度調整などやや操作しにくい面もありますが、ホットシャワーの温度(調整しないと高温になる)、勢いともに普通に利用できました。
ベランダに来るお客さん。
唯一の難点は表通りに面しているので車のクラクション音が常に響いていること。これを気にするかしないかは個人差があると思います。
一階が食堂なのでケーキを買って部屋で食べたりしました。
周囲は食堂や商店などビッシリと軒を連ね、ダライラマ公邸に隣接したツクラカン・コンプレックスも徒歩圏内。法話会の事前登録を行う事務所は1分かからない並びにあるという便利さです。もしマクロードガンジ―を再訪する機会があれば、迷わずこちらにお世話になります。
Green Hotel データ
インド・ダラムサラ(ダラムシャーラ)・マクロードガンジ
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一泊一部屋2464ルピー
宿泊:2019年6月7日・8日・9日
Hotel Grand Hill
マクロードガンジの観光中心地にある中級ホテルです。今回ダライラマ法王の法話会に参加するため、最初に宿泊したナディ村から会場となるツクラカンに近いこのホテルに移動しました。ツクラカンまでは坂道を下るだけなので徒歩5分程度。忘れ物をしても気軽に取りに行ける距離でとても便利です。
フロントは賑やかな土産物の並ぶメイン通りに面しています。(画像はフロントから表通りを見た様子)
フロント階が一番上で、客室は谷に向かって下へ下へと階が続いています。
案内されたのは、一番下の階にある部屋でした。客室は山の斜面(谷側)に面していてとても静かです。部屋は程よい広さがあり、窓が大きく明るい雰囲気です。
ベランダの向こうに広がる景色が素晴らしいです。山の斜面に張り付くように家々が並ぶ集落や、山肌をぬうように走る道路、そして遠くに広がる広大な景色を見渡すことができます。
部屋にはダブルベッド一台、テレビ、湯沸かしポット、紅茶セット、ソファーとテーブル、ペットボトルの水1リットル1本、バスタオル、石けん、歯ブラシセット、くし、トイレットペーパーと必要なものは一通り揃っています。
シャワールーム兼トイレはほどよい広さですが、ホットシャワーはすぐお湯が出なくなります。
同じ型のタンクはナディ村のホステルでも使用していたのですが、向こうでは普通に使えていたものが、こちらのホテルでは早々にお湯が出なくなりました。
部屋は全体的に年季が入り、シャワールームの取っ手が取れていたりと、修繕が必要な部分もあります。古いだけではない清掃不足も多々感じました。一番驚いたのが、スタッフが清掃中の上の階のベランダから、ゴミやガラス瓶などいろんなものが目の前の谷に捨てられるんです。風にあおられて私達のベランダに煙草の吸殻が飛び込んで来たこともありました。
料金も驚きの一泊5000円越え。この部屋の古さと清掃不足でこの値段?とビックリしてしまいましたが。これはダライラマ法王の法話会+インドの休みと重なった超ハイシーズンに加えて立地がいいからなんだと思います。
ただフロントスタッフの感じはとても良いです。あともう少し清掃を頑張ってくれたらいいのに。
Hotel Grand Hill データ
インド・ダラムサラ(ダラムシャーラ)・マクロードガンジ
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一泊一部屋5297円(※税込み室料を当時のレートで日本円換算)
宿泊:2019年6月4日・5日・6日
Himalayan Homestay
賑やかな観光の中心地、マクロードガンジから更に山の上にある静かなナディ村にあるホステルです。
周囲は起伏が激しい山岳地域によくある険しい立地ですが、その斜面には果樹園や畑などが段々に連なり、表通りにいくつかのホテルやゲストハウス、そして商店が並ぶ長閑な村です。
村からは4800mあるという雪を被った雄大な山脈が見え、夏場も爽やかでインドの高原リゾート的な場所なのかもしれません。実際、ダライラマ法王の法話会目当てではない、夏休みバカンスのリッチ系インド人ファミリーがこの地区の客層の主流でした。
お世話になったヒマラヤンホームスティは一応「ホームスティ」と名乗ってますが、部屋を貸した後はオーナーと会うこともほとんどなく、アパートメント形式の方が近いような気もします。
案内された部屋は階段を上がってすぐの場所にあり、とても見晴らしのいい高台に面していて、バーンと目の前に広大な平野を見渡すことができます。
ゆったりとした広さのある部屋は淡い水色をベースとした爽やかな印象で、ダブルベッドが一台、テレビ、石けん、バスタオルなどが揃っていました。エアコンはありませんが標高1700mの涼しい場所なので必要ないでしょう。逆に冬場の暖房が気になります。
ベッドは高さが低く楽に乗り降りできます。マットレスや毛布、枕は清潔フカフカで、とても気持ち良いです。このホステルは全てにおいて驚くほど清潔で、バスタオルが新品だったのも好感度アップでした。
部屋には簡易キッチンがあり、湯沸かしポット、コーヒー・紅茶もありました。
シャワールーム兼トイレも広々としていて、窮屈感は一切ありません。
ホットシャワーはお湯の温度・水圧ともにじゅうぶん満足のゆくものでした。
このナディ村までの道のり、何もなければマックロードガンジの中心地からバイクで15分もかからない距離ですが、渋滞に巻き込まれたときは1時間以上もかかってしまいました。今回はダライラマ法王の法話会とインドの連休が重なり特に混雑したんだと思います。
Himalayan Homestay データ
インド・ダラムサラ(ダラムシャーラ)・ナディ村
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一部屋一泊1890ルピー
Wi-Fi重め
ボーダフォンほぼ問題なく使える
宿泊:2019年6月2日・3日宿泊