インドの温泉街マニカラン(Manikaran)湯治滞在1週間

2019年6月下旬

インド北部の深い山々に囲まれた小さな温泉街マニカランは、寺院・宿泊施設・商店などが温泉を引いた浴室を所有し「はしご湯」がとっても楽しい温泉場です。滞在中は毎日温泉に浸かってまさに「湯治」状態でした。

マニカランに来る前はバシスト村で2週間温泉通い、そしてここマニカランで1週間温泉通い。温泉場滞在計3週間。ここに来るまでが埃まみれでデカン高原横断したりと割と慌ただしい旅だったんで、たまには「のんびり湯治滞在」もいいよね。(と自分にいいきかせる)

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このページではマニカランでの一週間を書いています。

 

マニカランの朝は洗濯から(なぜ屋上でウンコする)

マニカランの朝は洗濯から。朝洗濯して屋上に干します。

この日の朝も洗った洗濯物を持って屋上に行くと、なぜか向かいの部屋のファミリーの男の子がいるじゃないですか。「おはよう」と声を掛けるといつもなら普通に挨拶を返してくるのに、この日は恥ずかしそうに走り去っていくじゃありませんか。「おやぁ?様子がおかしいぞ?」と男の子のいた場所を見てみると・・・ウンコ(新鮮な)。

なるほど、男の子のファミリーは10人くらいの大家族なんで、朝のトイレ渋滞で我慢しきれなかったんだね。それならうちの部屋のトイレ貸したのに。部屋は開けっ放しだし、うちの部屋はガン見で覗くし、サンダルも勝手にはいてくのに(後でちゃんと返してくれる)、へんなとこで遠慮するんだね。

 

同宿のシク教男性陣は、毎朝エライ時間をかけてターバン巻きをミリ単位で微調整してました。このターバンにはこだわりがあるようで、青年グループだとそれぞれ別の色にしたり、逆に全員同じ色に揃えたり、中には小さな短刀をターバンにさしこんでいる人もいました。たぶん女性より数倍朝の支度に時間かかると思う。

 

朝食は手っ取り早くホステル目の前の食堂が多かったです。こちらの食堂も独自の温泉浴室を持った宿を経営していて、浴室を見せてもらったらなかなか良さそうでした。(見学だけで浸からなかったけど)

 

朝ごはんに注文したチャパティみたいなのを焼いてるとこ。

 

やや焦げ目が強め。

 

こちらは商店街にあるトゥクパやモモを出してくれる女将さん。

 

朝食はやっぱりやや焦げ目強め。これがマニカランスタイル?

 

午前中の爽やかな寺院広場です。この白いワンコと牛様はいつも一緒にいる。

 

とっても仲良し。

 

あらら、お腹出しちゃった。

 

広場の木造建築寺院の見事な彫り物見学もお忘れなく~。

 

昼は「はしご湯」三昧

温泉天国マニカラン、昼間の過ごし方はもちろん温泉めぐり!一番気に入って数回お邪魔したお茶屋さんの湯小屋です。

 

入りたい時間を前もって言っておくとそれまでに湯を溜めてくれます。源泉湧出地がすぐ後ろにある鮮度抜群熱めのかけ流しですよ~。

 

こちらは立ち寄り湯したゲストハウスの温泉。宿風呂は夕方以降は宿泊客が利用するので昼間がねらい目。多くの宿が有料で「立ち寄り温泉」も受けつけてくれます。

 

(温泉目当てに)グルドワラにお邪魔したり。

 

(温泉目当てに)ヒンズー教寺院にお邪魔したり。マニカランでは温泉三昧でした。

 

再び寺院広場。おっ!あれはインド名物「ひとだかり」。インド人って興味のあるものに躊躇なく集まるんです(私もか)。最初に2人くらいサクラを仕込んでおけばすぐ人が集まる。

 

人だかりの中心は謎なモノを売る露天商おじさんでした。

 

昼食で一番お邪魔したのが寺院広場にあるこちらの雑貨店兼食堂です。

 

定番のカレーいただきます。

 

お世話になったお店のお兄ちゃんです。とてもしっかり者で働き者、そして地域の子供たちの面倒をよく見る「頼れるお兄ちゃん」です。

 

夜も賑やかマニカラン

夜です。夏のバカンスに来ているインド人観光客は老若男女問わず夜も精力的に動き回りますよ~。

 

夜は夜でまた違った雰囲気が良いのです。

マニカランは「ちゃらい外国人旅行者」の多いマナリ(バシスト村)と違って観光客はほぼインド人、しかも品行方正なシク教徒ファミリーが大半を占めているからか、老若男女問わず安心して滞在できる観光地な印象を受けました。

 

夜ごはんです。インドでは油断すると三食カレーになるので、なるべく別のものも頼むようにしています。これはフライドライスです。

 

昼間は観光、夜は温泉街をそぞろ歩き。日本もインドも変わらない光景。

 

マニカランの下町

グルドワラ近くのホステルでシク教ファミリーとの合宿状態だった宿を移りました。チェックイン時に「4泊後に予約が入っているから、それまでなら」ってことだったんで、まぁ仕方ないですね。

これまで宿泊していたグルドワラ近くから、次は地元民の住宅地にあるゲストハウスに移ることにしました。距離にして300mくらいしか離れていないんですが、周囲の様子がガラっと雰囲気が変わりました。

 

グルドワラ近くは道行く人のほとんどは観光客。片や地元民居住地区は観光客がほぼ皆無。細く入り組んだ路地で近所の奥さんたちが井戸端会議、玄関先にはお年寄りが椅子に腰かけ日向ぼっこ、夕方には子供たちが集まり賑やかな遊び声が響きます。まるで昭和の時代にタイムスリップしたような光景。

 

宿泊したゲストハウスも含め周囲の家々は例によって窓や玄関は開けっ放しの丸見えで、プライベートはほとんど無い状態ですが、それがまた逆に安心感があるんです。ゲストハウスは年季が入って清潔感も薄いけど、いいなぁ、こういう下町風情。

 

それはともかく近所の屋根から蜂がウジャウジャ出てくるのが気になる。間違いなく巣がある。

 

この地元民住宅エリアでは2軒のお宿にお世話になりました。どちらも温泉浴室を持っていたことが決め手になりました。一軒は残念ながらタイミングが合わず温泉を利用できなかったんですが、もう一軒は素敵な湯小屋をお持ちで、2回ほど利用させてもらいました。

 

これは困った商店が全部お休み

滞在中に一日だけ朝から商店が一軒も開かない日がありました。うーんこれは困った。朝食は勿論チャイの一杯、水の一本も手に入りません。

 

そんな中で微妙に薄っすらとシャッターを開けるお店にお客さんが群がってました。ナッツやドライフルーツを売るお店です。乾物でお腹を満たすのかな。

 

「お腹空いた~、喉乾いた~」と仲見世商店街をウロウロすると、トゥクパやチョーミン出してくれるお店のシャッターがちょっとだけ開いたので、下から店内を覗くと「いいよ、入りなさい」と言ってモモ出してくれました。空腹に染み入る美味しいモモでした。

 

お店の人によると「地域で不幸があって昼頃までお休み」とのことです。

 

平和なマニカランで事件勃発!

平和なマニカランで1週間滞在して起きた唯一の事件。牛様の喧嘩。

 

いきり立った牛様は超危険なのはインド人なら誰もが知っているので、みんなで必死に牛様を離しにかかっていました。

 

いったんは離れた茶色い牛様が小走りで戻って来た時は、観光客が蜘蛛の子を散らしたように逃げ回ってました。そのあと牛様は落ち着いて仲良くご飯を食べてました。まぁ怪我人が出なくてよかったです。

 

季節柄か(もうすぐ雨の季節がやってくると言ってました)晴れたり小雨が降ったりの安定しないお天気です。この日は小雨がしとしとで、温泉街の湯けむりが一段と白くなっていました。夏とはいえ日が落ちて小雨も降ると肌寒い。

 

でも湯気の近くはホカホカと暖かで、牛様も温泉蒸気に癒されていました。

 

源泉井で美味しそうなジャガイモ茹でてた。

 

煮過ぎて崩れてる。マサラまみれになる前に、塩かけてこのまま食べたい。

 

いつまでもいたいマニカラン。でも(ATMが稼働しないので)手持ちの現金がいよいよ底を尽きてきました。

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