
2019年9月1日
今日はウズベキスタンの祝日、独立記念日です。旧ソ連解体後の1991年8月31日に、ウズベキスタン共和国として独立しました。その記念日が今日9月1日です。

各地でイベントが開催され、タシュケントでも「独立広場の近くでなんかやってる」という、ホステルの女将さんの、かなーりフワッとした情報があり、せっかくなので地下鉄に乗って出かけてみました。
結論から言うと「独立記念日のステージ周辺で腕試ししまくるニキ達を眺める」という、よくわからない半日になりました。

地下鉄ムスタキリク・マイドニ駅(Mustakillik maydoni)を降りて、人の流れについて行くと、すぐに人だかりを発見。

ショッピングセンター「ザラフシャン(Zarafshan)」の横にステージが組まれ、たくさんの人が集まっていました。どうやらここが独立記念日のイベント会場っぽいです。

舞台上ではウズベキスタンの伝統的な歌や踊りが披露されているところでした。

演者の皆さん衣装が素敵。

ステージの催しは後でまた見るとして、せっかくなので周辺を散策。
ザラフシャンの周りには、常設なのか今日だけなのか、パンチングマシーンや射的など、ウズベキスタンアニキ達が好きそうな力試し系遊具が点在し、そのどれもが賑わっていました。

こちらはウズベキスタンの「本気射的」です。

日本のような軽い弾でポンポンと景品を落とすユル~イ射的じゃなくて、ライフル銃で的を連射する本気射的です。

銃の構え方からして、もはやプロ。

中でも凄かったのが、こちらのスナイパーニキ。棚にビッチリ並べられた的を、凄まじい連射で上の端から順番に次々と撃ち落とし…

アッという間に全部撃ち落としちゃった。そのスピードが半端なかった。(動画で撮ればよかった…)

お子様も御父上が銃の構え方を細かく指導。将来は手練れの景品スナイパー間違いなし。

こちらの人だかりは、もはや説明の必要がないアームレスリング。ウズベキスタンのニキは、ホントこういうのが好きね。

もちろんありますよ。

ウズニキ達の大好物、パンチングマシーン。

ウズベキスタンではボクシングが人気らしく、子供たちが校庭に整列してシャドウボクシングしてたのには驚いた。

挑戦者が途切れることなく入れ食い状態。ウズベキスタンでパンチングマシーン買って置いておけば、なかなかの収入になるかも。

ウズベキ姉さんも本気の一発をお見舞いする。

こちらの人だかりは…

これも説明の必要がない、ただひたすらぶら下がるやつ。

乗れそうで乗りこなせないヨロヨロ自転車。

ニキ達が次々と挑戦するけれど、みんな生まれたての小鹿のようにヨロヨロになって、その度に周りで笑いが沸き起こる。

登れそうで登れないクネクネ梯子。これもニキ達が次々挑戦するものの、全員クネクネと情けない格好で失敗。

お店の兄さんがやるとスルスル上れるので、何か仕掛けかコツがあるのかもしれない。

こちらは…

誰が挑戦しても持ち上がらない鉄のおもし。ウズベキ・ニキは、こういう単純な力試し系が、ホント好きみたいよ。

ご存じ、トルコアイスの屋台。

お客さんを巻き込んだお馴染みのパフォーマンスは、世界各国どこでも同じみたい。ウズベキスタンのお客さんはめちゃめちゃ反応良いです。

ティムールの像まで来ました。

ここはタシュケント滞在中に数回通過しましたが、この日が圧倒的に人が多かったなー。

この人だかりは何かなぁ?と覗くと…

大道芸やってました。これはパフォーマンスを終えたフィニッシュ時の画像。体を張った痛そうなドキドキハラハラ系パフォーマンスでした。

夕暮れです。いよいよ人が増えてきて、歩くのも大変な状況。

ステージを見に行くと、昼間と比べものにならないくらいすっごい人・人・人!舞台にまったく近づけない。

ズンドコズンドコとミュージックが鳴り響き、何かやってる。でも遠すぎて何やってるかわからない。

トークも何を喋ってるかわからない。わかるのは皆大いに盛り上がっていて、言葉はわからないけど楽しいトークなんだな、ということ。

全てのプログラムが終了後だと、地下鉄が混みそうだったので早めに撤収。帰る途中の商店でナイスなスナック菓子見つけた。
ホステルに戻ると女将さんが「庭から花火が見える」と言うので行ってみるとちょっとだけ見えました。
こうしてウズベキスタン独立記念日の一日は、穏やかに過ぎてゆきました。
