2019年8月23日
タシュケントからウズベキスタンの古都サマルカンドにやってきました。飛び込みで確保したホステルに荷物を置いて、すぐ近くの観光名所「レギスタン広場」にやって来ました。
正面とその左右にある大きな建造物は、レギスタン広場最大の見どころメドレセ(マドラサ)です。
メドレセというのはイスラムの学校で、昔ここで語学やイスラム法、イスラム哲学などを学んだらしいです。その三つの荘厳なメドレセを囲むように広々とした公園が整備されていました。
樹木が心地よい日陰を作る公園で、地元民の憩いの場にもなっている様子。
メドレセをもっと近くで見学するには料金がかかります。「大きい建造物だから遠くから眺めるだけでいいかな」と思いつつも、せっかくなので入ってみることにしました。2019年の時点でひとり40000スムでした。
近くに来ると遠くで眺めるのとはまったく違った迫力がある。
三つのメドレセをいろんな角度からぐるぐると見回してしまう。
何やら舞台装置みたいなのが設置されているのは、近々数日間に渡って大規模なミュージックイベントが開催されるとのことです。
シェル・ドル・メドレセには愛嬌のある虎や鹿や太陽が描かれていました。
ティリャー・コリー・メドレセは、有料エリア外から見ると両側で向き合う二つのメドレセの真ん中にどーんと位置して一番目立ちます。
一番最初に建てられたウルグ・ベグ・メドレセだけ日陰になってしまった。
三つのメドレセで目を奪われたのは、繊細なモザイク細工!
これなんか天井にあしらわれた星々が空から降って来るように見えます。
扉の鍵、どうやって使うんだろ?
内部も見事でした。膨大な量の金を使って眩いばかりのキラッキラ。
「小さな宇宙空間」とでも呼びたくなるような世界が広がっていました。
天井までも緻密で繊細な装飾が豪華絢爛。
昔はここでたくさんの学生さん達が神学や天文学を学んだのかー。
こちらは展示とお土産コーナーになってました。
メドレセの中庭です。
小さなスペースそれぞれに雑貨店などが入り、伝統的な絵柄の刺繍を施した小物やクッションカバー、絵付け皿など雑貨がたくさん売られていました。
こちらのメドレセの中庭は緑いっぱい。
ウエディングフォトかな?
奥さんかわいい。衣装もかわいい。他にも数組、ウエディングドレスを着たカップルがレギスタン広場のあちこちで撮影していました。
再び有料エリアの外に出て来ました。
みんなが食べているアイスが美味しそうだったので休憩。カラッカラに乾燥して暑かったから、ひんやりアイスが身に染みる。
ウズベキスタンの白バイ発見。
レギスタン広場は夕景も美しいです。
この時は、刻々とかわる空の色に合わせるようにライトアップも変化していました。
このライトアップミュージックフェスのためか、季節やイベント問わずいつものことなのかは不明。
次はサマルカンドの有名なバザールに行ってみます。さすがシルクロードの十字路、脈々と継がれた凄腕の商人技法は半端なかった。