寒河江市民浴場が新たな場所で新しく生まれ変わっていました。利用料金が寒河江市民と市民外でそれぞれ異なるのでチケット購入の為の券売機も分けられています。支払いは現金以外にQRコード決済にも対応していました。誰でも利用できる休憩スペースの他に有料休憩室(200円)、Wi-Fi完備、脱衣所には100円リターン式ロッカーも一部設置されていました。
浴室に入るどまずは上がり湯が目に入ります。右側に十分なスペースの洗い場エリアがあり、ボディソープやリンスインシャンプーの備え付けがあります。左側にはサウナとサウナ用水風呂がありました。
正面には横に長い浴槽がドーンとあります。温度の異なる浴槽が仕切りで二つに分けられている造りで、43.5℃の中温槽は約15人サイズ、45℃位の高温槽は6人サイズほどの広さがあります。両浴槽共に薄いウーロン茶色微濁り、湯面上には少しギラついたような薄白い貝汁がかったように見えます。高温槽に関しては湯使いは完全な掛け流しで不要な細工などは一切なく気に入りました。中温槽は湯口温度からして適温だったので旧施設でも使っていた源泉冷却装置かな？受付で聞きましたがよくわかりませんでした。
浴室には内湯から屋外へと出ることができるドアがあり行ってみると、火照った身体を外気で涼めるようなベランダ的な場所もありました。
新しくできたということもあり館内はキレイで、浴室内や洗い場なども使い勝手がよく快適に利用できました。近くに来たら再訪間違いない施設です。
(三昧・2023年8月)
以前の旧寒河江市市民浴場から約600ｍほど離れた場所に、まったく新しい新規施設の「寒河江市市民浴場 湯るりさがえ」ができました。以前の浴場と比べても駐車場が広く、木材を多用しぬくもりを感じつつどこかスタイリッシュな建物で「随分立派な施設になったなぁ」というのが第一印象です。外観同様に木材をふんだんに使った館内は、ガラス窓も広々で外光がよく差し込み明るく洒落た雰囲気が好印象です。
受付を済ませ早速浴室へ。女性浴室は使い勝手のいい洗い場エリアの先に二つに仕切られた長方形浴槽がありました。片方が5人サイズの熱い浴槽、もう片方が10人サイズの適温浴槽で、それぞれに湯口がありスベスベとした肌触りのウーロン茶を薄めたような茶系透明湯を、浴槽サイズに見合った投入量で掛け流しとなっていました。
湯温はパっと見「投入量」と「浴槽サイズ」で温度差を付けているのかな？と思いつつふたつの湯口を確認すると流し込まれる湯温がまったく違いました。熱湯浴槽は触るのもしんどい熱い湯で、適温湯は湯口からして適温です。この湯口温度に関してスタッフさんに伺ったところよくわからなかったので、次回訪問時にまた聞いてみようと思います。どちらの湯口もツンとした揮発系の中に重曹の甘さのある匂いのする湯ですが、浴槽湯ではそれらはほとんど飛んでました。
手ごろな値段にもかかわらずシャンプー・ボディソープ・ドライヤーまで揃い、これだけの施設を寒河江市民なら250円で利用できるというから驚きです。
(まぐぞー・2023年8月)
▼ひろびろ駐車場
▼湯るりさがえ 外観
▼サクランボがあしらわれています
▼館内ひとやすみスペース
寒河江市市民浴場 湯るりさがえ データ
山形県寒河江市大字島147-15
→Googleマップで見る
0237-86-1126
6時～21時(受付20時30分)
第2木曜日休み
350円
訪問:2023年8月
寒河江市市民浴場 湯るりさがえ 温泉分析
（寒河江市民浴場浴槽注湯口での分析）新寒河江源泉 単純温泉 源泉49.5℃（供用場所44.6℃） pH=? 溶存物質計=598.4℃ Na=133.7mg K=12.5 Mg=4.0 Ca=7.5 Mn=0.3 Fe2=1.1 F=0.3 Cl=85.0 Br=0.6 I=0.2 HPO4=3.4 HCO3=291.4 H2SiO3=57.6 HBO2=0.8 CO2=0.9 (R5.3.29) ※温泉利用状況=全ての項目で該当なし
（湧出地での分析※公式HP内に掲載のものを転記）新寒河江源泉 単純温泉 48.7℃ （掘削動力） pH=7.1 溶存物質計=647.8mg Na=130.2mg(83.85mv%) K=11.7 Mg=3.9 Ca=8.5 Mn=0.3 Fe2=1.1 F=0.3 Cl=90.3(35.97) Br=0.4 I=0.3 HPO4=3.2 HCO3=270.1(62.48) CO3=0.2 H2SiO3=126.4 HBO2=0.9 CO2=39.4 (R5.2.11)
