小野川温泉に宿泊した際「湯めぐり独楽」を購入。それを利用して小野川の宿の立ち寄り入浴を以前にした。訪問してから1年半ほど経過してしまい、ようやくページにアップさせていただく。
以前に繁忙期を理由に立ち寄りを断られた事があるので、万全を期して事前電話連絡してから訪問。二箇所ある大浴場のうち当日の男湯は二階の「せせらぎの湯」、宿泊すれば浴室の時間入れ替えにより両浴場に入れるとの事だ。ガラス張りの内湯浴室、その向う側には露天風呂が見える。内湯は10人ほどの広さがあるラグビーボール型の水色タイル浴槽です。石臼のような湯口、そこから小野川の湯を浴槽投入しています。浴槽温度は43-44℃とちょい熱めの調整です。
露天風呂は御影縁の石造り浴槽、4人と8人サイズの二浴槽があり、投入湯量調整による温度差を設けてあり、それぞれ40℃と42℃ほどでした。屋根もあるのである程度の雪や雨でも問題ないでしょう。内湯、露天風呂ともにお湯は小野川温泉そのもので、特に特筆すべきはありません。言うまでもなくかけ掛け流しです。
(三昧・2014年大晦日)
小野川温泉街のやや奥まった場所に位置する和民芸調の温泉宿です。一般うけしそうな綺麗な宿で、訪問時も若い人を中心にたくさんのお客さんで賑わっていました。館内に入ると廊下が回廊のようにはりめぐされ、小野川温泉街の中でも広さのある旅館である事がわかります。
立ち寄りでも利用できる大浴場は「あさみどり」(内湯のみ)と、「せせらぎ」(内湯+露天風呂)の二箇所あり、おそらくは時間により男女入れ替え制になると思われます。訪問時は「あさみどり」が女性用となっていました。
脱衣所をぬけると雪景色を眺める大きく窓のとられた浴室に、「ぬるめ」の10人弱と「あつめ」の4人サイズに仕切られた浴槽がひとつありました。湯口は小浴槽側にあり、大浴槽へと流れ込む仕組みです。ほんのりと白濁を帯びた無色透明湯は、焦げタマゴ臭が優しく香り、浴槽底にはタマゴカス状湯花が沈殿しています。当然のように掛け流しで湯温そのものも熱めなのですが、訪問時は既に大勢の人が浸かった後だったようで、だいぶこなれ感があり、毛などが多く浮遊していたのが少し残念でした。次回はもっとコンディションのよいタイミングを狙って訪問したいと思います。
(まぐぞー・2014年大晦日)
▼外観
▼館内
▼館内
大浴場 せせらぎ
▼せせらぎ入り口
▼内湯
▼湯口
▼露天風呂
▼露天風呂 湯口
▼湯口アップ
▼露天風呂から
大浴場 あさみどり
▼あさみどり浴室
▼湯口
▼窓からの眺め
飲泉場と足湯
▼小屋がありました
▼小屋の中には足湯と・・・
▼囲炉裏と・・・
▼飲泉場がありました
小野川温泉 河鹿荘 データ
山形県米沢市小野川町2070
0238-32-2221
11時~14時・18時~21時が多い印象
立ち寄り休止の日も多くあるので、入浴可能時間も含め事前確認された方が無難です。
500円→800円
訪問:2014年大晦日
協組4号源泉、協組5号源泉 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 41.6℃ pH=7.1 蒸発残留物=3686mg (H21.1.6)