加久藤温泉 (鯉に恋して)

えびの市の長閑な地にある、鯉と鱒料理の温泉旅館「加久藤温泉」です。気取りのないほのぼのとした温泉宿で、立ち寄りを伺うと女将さんが気さくに迎え入れてくれました。玄関から浴室へ向かう廊下が池に面していて、床の一部がガラス張りになっています。下を覗くと泳ぐ魚たちを見ることができ、その中にひときわ大きな魚がいて、なんでも50年は生きているチョウザメとのこと。

館内には男女別に内湯があり、女性側はちょっと薄暗くも感じる浴室に三つの浴槽がL字型に並んでいました。脱衣所を抜けると先ずは3~4人サイズの石板造り長方形浴槽があり、湯口より加熱した無色透明源泉を流し込み適温で掛け流しています。

次に3~4人サイズの岩風呂があり、こちらは先ほどの長方形浴槽からの流れ込み湯が「ぬるめ」で利用されていました。

一番奥の槽は一人サイズの非加熱ですが、ここは浴槽として想定されているのか否か迷う所でした。浴後に女将さんに聞いてみると「入れないことはないけれど・・・」と微妙に言葉を濁していたので、もしかすると浴槽設定では無いのかな?

脱衣所には塩素投入の掲示がありましたが訪問時は気にならず、スベスベとした湯を楽しみました。
(まぐぞー・2023年11月)

※入湯の感想は女湯ですが、浴室画像は男湯です。

▼加久藤温泉 玄関

▼受付まわり

▼館内

▼えびの市のキャラクターみなほちゃん

▼浴室への廊下

▼50年以上生きているチョウザメくんがいます

▼いた

▼浴室入口

▼男性脱衣所

▼掲示物

▼男性浴室 手前の加熱浴槽

▼次の岩風呂

加久藤温泉 データ

宮崎県えびの市大字西長江浦152
0984-35-1230
15時~20時
350円
食事注文すると入浴無料
水曜日休み
※梅雨明け~9月中旬の非加熱時期は10時~20時・200円(詳細は要確認)
訪問:2023年11月

加久藤温泉 温泉分析

加久藤温泉 単純温泉 38.2℃ 63L/min(掘削自噴) pH=7.1 溶存物質計=0.3761g Li=0.2mg Na=60.7(80.73mv%) K=5.5 NH4=1.3 Mg=1.2 Ca=5.6 Fe2=0.2 Mn=0.1 F=0.3 Cl=6.4 HCO3=134.4(70.29) SO4=35.1 H2SiO3=124.1 HBO2=1.0 CO2=4.4 (H21.10.9) ※温泉利用状況=次亜塩素酸ソーダを使用しています

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