福渡温泉 かんぽの宿塩原(閉館→亀の井ホテル塩原へ)

福渡温泉かんぽの宿塩原は閉館後、亀の井ホテル塩原として営業しています。このページの情報は福渡温泉かんぽの宿塩原時代のものです。

かんぽの宿塩原館内のレストランでは昼食バイキングも実施していて昼食を兼ねて立ち寄りました。

男女別の風呂には内湯と露天風呂を完備。ガラス張りで明るい内湯、温泉利用の変形型で15人サイズの浴槽があります。すぐ隣には小ぢんまりした浴槽がありましたが、ジェットバス?ジャグジー?浴槽の真湯なのでパス。

温泉浴槽にはられている湯色が鮮やかなのはいいです。ただ湯口より15L/minほど投入されている源泉のカルキ臭が強烈なのだ。かなりの塩素濃度と推測してしまう。湯は薄っすら黄土色の微濁、弱甘塩味がするもののやはりカルキ臭が目立ち興ざめしてしまう。

露天風呂でも温泉を利用しているそうですが、循環濾過により無色透明になっていて、見た目にも源泉は全くの別物状態だったのでパスした。
(三昧・2006年8月)


ビジターセンターのすぐ隣に位置する大型旅館。以前、ランチバイキングを兼ねて立寄った事があり、今回2度目の訪問となります。そして、またもやランチバイキングを兼ねて湯浴みをしました。

男女別浴室は、まさに「大浴場」といった造り。脱衣所を抜けると、まずは広々内湯があり、一歩足を踏み入れると塩素臭が鼻につきます。浴場には窓に沿って横長に湾曲した15人サイズの浴槽があり、塩原の中でも特に黄土濁りを帯びる「鹿股2号」が満たされています。塩素臭漂う湯はキシキシとした浴感があり、何か黒い粒状のものも浮遊。溢れ出しはあるものの浴槽サイズにしては投入量はやや少なめ。

続く露天風呂は10人弱サイズの石造り。こちらは循環濾過で完全な透明湯。そして内湯より更に塩素臭が強いものとなっていましたか、御高齢の方も含め大勢の人が利用する施設柄、個人的にはこの塩素は仕方のない事と思います。

ただ、ちょっと気になったのが、露天風呂へ通じる扉が重いこと。お婆ちゃんが開閉にとても苦労されていました。開閉がスムーズで、なおかつ挟まっても安全な扉があると嬉しいですね。
(まぐぞー・2006年8月)

▼かんぽの宿塩原 外観

▼男性内湯 温泉浴槽

▼別の角度から

▼男性内湯 湯口

▼男性露天風呂

▼ランチバイキング

福渡温泉 かんぽの宿塩原 データ

栃木県那須塩原市塩原1256
11時~15時
入浴のみ600円
ランチバイキング1350円
訪問:2006年8月

福渡温泉 かんぽの宿塩原 温泉分析

町営鹿股2号 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 51.5℃ pH=7.1 溶存物質計=3045mg Na=762.5mg K=59.9 Ca=202.6 Mg=17.5 Mn=1.9 Fe2=1.7 F=0.6 Cl=1311.4 HS=0.1 SO4=62.1 HCO3=473.0 Br=3.3 HAsO2=0.7 H2SiO3=100.0 HBO2=48.1 CO2=63.0 H2S=0.1 (H13.12.14)※(内湯)お湯張りの際源泉温度が高いので一時的に源泉に加水・塩素系薬剤使用(露天風呂)加温あり・循環濾過あり・塩素系薬剤使用

タイトルとURLをコピーしました