甲府市内の温泉銭湯の一つです。受付をして広い脱衣場へ。「明治パイゲンC」のベンチと藤の丸カゴがなんともいい味を出してます。
男性浴室に浴槽は5つあり、その中で高温と中温、超音波、露天浴槽の4つに浸かってみました。地下水風呂(サウナ用？)は寒かったので見学のみ。
内湯の高温浴槽で体感約42.5℃位、中温浴槽で41.5℃位。高温槽から中温へ流れ込みありです。湯口の塩ビから20L/minほど浴槽投入あり。薄い黄色透明、弱甘味、ほんのり塩味、温泉臭がします。ニュルすべとした浴感あり、湯使い掛け流し。
帰り際に受付のご主人と一言二言ほど。「温泉好きな方は来ますか？」の問いに、静かな感じのご主人が笑顔になって「えぇ、よく来られますねぇ」と嬉しそうにお返事いただけたのが印象に残りました。
(三昧・2024年1月)
甲府市にある昔ながらの公衆浴場です。車の往来も比較的多い道路沿いにあって、何度か目の前は通過していましたが、今まで未湯でした。
行ってみると、受付でメダカが飼育されていたり、脱衣所の丸籠が懐かしかったりと、思わず顔がニヤけてしまうホノボノ空間で、訪問時は地元のお年寄りがポツリポツリとやって来る、のどかな空気が漂っていました。
浴室に入ると内湯には、3人サイズの熱湯浴槽、3人サイズの流れ込み適温浴槽、4人サイズのぬるめ浴槽があり、どの浴槽からもサラサラとじゅうぶんな溢れ出しがあります。ほんのり黄色づいた透明湯はニュルスベとした肌触りが心地よく、重曹の甘い香りがフンワリと漂い、薄い甘塩味を感じます。この内湯では熱湯浴槽の湯が一番良かったです。
狭い空間に頑張って造った感のある露天風呂は、手前に1人用の適温浴槽があり、その向こうに3人サイズの露天風呂浴槽がありました。露天風呂は浴槽からの溢れ出しに加え、サイフォン式の排湯のある造りで、こちらも内湯に負けず劣らずの心地よい湯でした。
12時の訪問でどの浴槽も鮮度良く、お湯も好みで、ここはまた訪問したいと思います。
(まぐぞー・2024年1月)
▼国母温泉外観
▼男性脱衣所
▼明治パイゲンC
▼男性露天風呂
▼露天風呂湯口
国母温泉 データ
山梨県甲府市国母1-3-4
055-224-6804
10時～22時
水曜日休み
430円
訪問:2024年1月
国母温泉 温泉分析
国母温泉 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 43.5℃ 200L/min（動力楊湯） pH=7.9 溶存物質計=1060㎎ Na=260.1mg(86.53mv%) K=15.1 NH4=1.1 Mg=4.9 Ca=18.3 Sr=0.2 F=0.2 Cl=199.4(44.57) Br=0.7 SO4=0.7 S2O3=0.2 HPO4=0.2 HCO3=424.8(55.19) H2SiO3=131.6 HBO2=2.1 (H30.4.2) ※温泉利用状況=（各浴槽ごとに記載された利用状況の画像をこの下に貼ります）
※正面からは光の反射で真っ白になるので横からの画像になります。
