休暇村那須(改装のため休業中)

2025年7月1日より改装工事のため休業中。リニュアルオープンは2027年秋を予定。

休暇村ブランドというのは様々な方向で集客力があると思う。実際、我が家も今回の立ち寄り入浴以外に、以前に昼食で利用したことがある。

フロントで立ち寄り湯の受付をし、階段を上がって廊下通路を移動して、更に階段を下りた所に浴室はあった。広い内湯には大中の御影石浴槽が二つある。それぞれは10数人と7-8人ほどの広さ。どちらも湯口より温めの37-38℃程度の源泉を数L/minのみ浴槽投入、無色透明で弱とろみ感、弱カルキ臭があります。特にクセ無い湯ですが、浴槽内にはクリーム色のチクチクしたトゲ状態の析出物が見受けられ、温泉だという事がわかります。両浴槽共に湯船において循環ろ過しており、湯使いとしては半循環になるのかと。洗い場はセパレート式のもので、アメニティも充実しているのは良い。

露天風呂もあります。天候が良ければ眺めがよさそうな感じです。5-6人ほどの御影石造りの湯船。竹筒湯口より内湯同様の温い源泉がこちらも数L/minのみの投入、同時に湯船内において吸い込み・吐き出しが作動中。無色透明、弱とろみ感に弱カルキ臭がする半循環。
(三昧・2013年2月)


日本全国にある休暇村が那須にもあります。他の休暇村同様、立派な箱モノ系のお宿です。那須岳の中腹に位置し、すぐ近くにはスキー場、那須岳の登山口、個性的な温泉も周囲に多く、観光には最適な立地にあります。以前に一度、食事で立ち寄った事がありますが、今回は温泉目当てで訪問してみました。

男女別の浴場には、それぞれ内湯と露天風呂があります。大型宿泊施設の大浴場といった印象で風情うんぬんはありませんが、清潔感があり雰囲気は良いです。脱衣所を抜けると先ずは内湯ですが、広さのある浴室に12~3人サイズの適温浴槽と、6人サイズのぬるめジャグジー槽があります。それぞれの浴槽はごくわずかな源泉を投入しつつの循環ベースで、無色透明の湯は弱いスベスベ感と塩素臭が少々。

続く露天風呂は5人サイズで、目の前に木立と青空が見え清々しいです。こちらも内湯同様に循環ベースの源泉チョロチョロ投入ですが、内湯よりは塩素臭は控えめでした。湯使い的にはアレですが、清掃が行き届き明るい雰囲気の浴場は、温泉マニアではない一般の人にもストレスなく利用できると思いました。
(まぐぞー・2013年2月)

▼玄関

▼浴場入口

▼男性脱衣所

▼男性内湯

▼男性露天風呂

▼女性内湯

▼内湯浴槽

▼湯口

▼2010年にいただいた「那須べん」

休暇村那須 データ

栃木県那須郡那須町湯本
0287-76-2467
13時~18時
840円
訪問:2013年2月

休暇村那須 温泉分析

相の湯・中の湯混合泉 単純温泉 60.1℃ pH=8.3 322.5L/min(自然湧出) 溶存物質計=850mg Na=59.6mg(31.86mv%) K=19.9 Ca=65.8(40.36) Mg=20.8(21.07) Mn=0.6 Fe2=0.4 Cl=5.4 HS=0.1 SO4=254.2(64.15) HCO3=147.3 CO3=11.6 H2SiO3=260.2 HBO2=4.5 CO=1.2 (H13.5.1) ※温泉利用状況=加温あり・循環ろ過あり・塩素系薬剤使用あり

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