高増温泉 不動の湯

高増温泉 不動の湯 2024年12月

20年ぶりにに寄ってみた。午後2時で玄関前には車が多数。館内に入ると青森県の銭湯でお馴染みの演歌ではなく、流行りの音楽が流れていた。

廊下の突き当たりに男女の脱衣場があり、男湯は左側だった。脱衣所、浴室も明るくて前回の印象とは異なります。壁のタイルなどが新しくなったのかな。

変わらない長靴のような形の浴槽は昭和レトロタイルを使用で15人オーバーの湯船サイズ。塩ビ管より源泉60L/min程度投入。やや黄色づいた透明湯はもちろん掛け流し。体感43度弱、細かな気泡が湯表面辺りでパチパチしている感じです。利用客で賑わっているのにお湯の鮮度がく、とても気に入る。シャワーも当たり前に温泉を利用していました。
(三昧・2024年12月)

▼この看板が目印

▼高増温泉不動の湯 外観

▼玄関

▼館内

▼かがみもち

高増温泉 不動の湯 2004年7月

高増温泉「不動の湯」です。日帰りのみの営業で銭湯のように利用されている様子です。18頃に訪問、料金は350円と表示があったのですがなぜか300円で入湯できました。夕方だったからなのかな?外観からして鄙びた建物で期待してしまいます。

受付けから浴室までの廊下がミシミシしてなんともいえない雰囲気があります。途中にテレビがあって、お約束の相撲中継が流れていました。浴室には長靴の形をした変わった浴槽があります。大きな浴槽で軽く15人はいけそうです。浴槽隅には「不動明王」が剣を持ち入湯客を見守っていて妙な雰囲気。

湯は黄緑色というか深緑色というかの湯で透明、つるすべ感。源泉は塩ビの湯口より80L/minを投入。ここはなんといっても泡付きが良いことです。湯面が泡でプチプチとはじけるほどです。なんともいえない位の心地良さでたまりません。CO3(遊離炭酸)=23.86のパンチが効いていました。
(三昧・2004年7月)


温泉好きの間で以前より高い人気のあった高増温泉へ行ってみました。簡素な外観からして良い湯がありそうな雰囲気です。近所のお宅にでもお邪魔したような玄関をくぐると高増温泉の飼い犬らしいサマーカットをしたプードルがお出迎え。受付けで料金を支払い浴室へと続く廊下を進むと、随分年季の入った分析表が掲げられています。廊下のソファーでは湯浴みを終えたお客さんがTVの相撲観戦に興じていました。

男女別の浴室は昔ながらの銭湯といった感じで、脱衣所には常連さんのお風呂セットが沢山置かれています。浴室は夕方の訪問とあってか、結構な賑わいでカランはほぼ全部埋まっています。カランを使えない数人が浴槽の脇で体を流していました。

浴室には大きな長靴のような形をした浴槽がひとつ。一番奥には不動妙王が鎮座しています。湯は澄んだ枯葉色で、とても綺麗。そっと湯に浸かると体じゅうにビッシリと細かな気泡がまとわりつきます。湯の中は白く濁って見える程に泡が漂い、湯面をジッと見ているとプチプチと泡が弾ける様子が見られます。極薄甘味の湯で、適温の気持ちよいヌメ感に、いつまでも浸かっていたくなる、そんな絶品湯でした。カランも温泉という贅沢さです。
(まぐぞー・2004年7月)

高増温泉 不動の湯 データ

青森県北津軽郡板柳町大字大俵字和田422-3
Googleマップでみる
0172-77-2155
7時~21時
300円400円→430円
訪問:2004年7月・2024年12月

高増温泉 不動の湯 温泉分析

平成16年7月13日

高増温泉2号泉 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 43.3℃ 360L/min pH=8.4 溶存物質計=1.058g Na=295.7mg(89.94mv%) K=15.3 NH4=0.7 Mg=0.5 Ca=19.3 F=1.9 Cl=1.5 I=0.4 SO4=0.1 HPO4=0.1 HCO3=219.8(25.08) CO3=18.0 H2SiO3=125.0 HBO2=4.3 (H16.7.13) ※温泉利用状況=確認できず

昭和35年9月29日

高増温泉1号 マグネシウム・ナトリウム-塩化物泉 47℃ pH=7.6 760L/min 成分総計=1403.3mg NH4=0.8mg K=98.5 Na=191.4(30.67mv%) Mg=198.5(60.2) Fe2=0.25 Mn=0.4 Cl=832.9(86.79) HCO3=33.8(10.27) CO3=23.86 H2SiO3=14.4 HBO2=8.5(S35.9.29)

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