海のしずく(休業中)

いつからかはわかりませんが「海のしずく」は休業中のようです。やっていないことは役場の方でも確認されてますが、今後施設がどうなるかはわからないそうです。

撮影禁止の書かれたポスター掲示あり。女将さんに撮影許可いただきました。

以前の「ぽっかぽか温泉」の経営者が変わり、新しく「海のしずく」というネーミングでオープンしたので寄ってみました。外観建物はほぼ変化はないですが、館内や浴室は丸っきり変化がありました。源泉は「海のしずく」源泉に変更で、泉質にも変化がありました。以前の濃い強力なものから、成分的には10分の一までではないですが、それに近い薄いものとなっていました。浴室空間には以前の施設にも感じたような臭素臭が漂っています。

男女別大浴場の浴槽はぬるめ槽とあつめ槽の二つです。それぞれ40℃と43℃に調整されているようでした。湯は薄ウーロン茶色透明、湯口付近の湯面上にはアブクが浮遊しています。泉質はギリギリながらも重曹泉で、モール系温泉のようです。湯使いは塩素系薬剤の使用ありの掛け流しですが、特にカルキ臭は感じられませんでした。

他にも一部屋1200円/Hの家族湯もあり、見せて頂きましたがこのまま宿泊出来そうな立派なものでした。しかし宿泊営業はしていないとの事、是非ココの家族湯が宿泊できるようになるのを希望します。
(三昧・2014年8月)


以前あった「ぽっかぽか温泉」の経営が替わり、改装リニュアルしました。以前と比べ建物そのものは大きく変わった印象はありません。そして国道沿いにあるアクセス便利な中規模日帰り温泉施設という位置づけも変わりなしです。以前は宿泊も可能な家族湯が離れた場所に二棟あり我家も利用させていただいたのですが、リニュアル後は使用されていないようでした。

館内には男女別浴室がひとつづつ。以前と同様に露天風呂はなく内湯のみの構成です。使い勝手の良いシャワーの並ぶ浴室は窓があまり広くなく、照明が点いていなかったせいもあってか昼間の訪問でもやや薄暗い印象がありました。

壁に沿いに4人+10人の長方形浴槽が並び、小浴槽はやや熱め、大浴槽はかなり熱めの湯が滔々と掛け流されていました。濃いコーラ色と塩気+重曹のもったりとした甘味が特徴の湯で、このテのタイプによく見られるアブクが表面に漂います。今回は真夏の訪問でしたが、湯の熱さもあり短時間の入浴ですっかりヘロヘロになってしまいました。

浴後に女将さんの案内で家族湯も見学させていただきましたが、個室が広々としていて一時間1200円はお得と感じました。
(まぐぞー・2014年8月)

▼外観

▼館内

▼男性浴室

▼浴槽

▼湯口

▼女性浴室

海のしずく データ

青森県西津軽郡鰺ヶ沢町北浮田町平野206-23
7時~22時
350円
訪問:2014年8月

海のしずく 温泉分析

海のしずく ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 47.6℃ pH=8.4 140L/min(掘削動力) 溶存物質計=1487mg Na=395.5mg(93.02mv%) K=23.9 NH4=4.7 Mg=1.4 Ca=5.5 Al=0.2 Fe2+Fe3=0.2 F=0.6 Cl=317.1(46.71) Br=1.3 I=0.5 SO4=1.5 HPO4=5.9 HCO3=555.9(47.55) CO3=27.0 H2SiO3=142.5 HBO2=3.6 (H25.4.22) ※温泉利用状況=塩素系薬剤の使用あり

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