蔵王温泉 伊藤屋旅館(閉館→経営かわり営業予定)

蔵王温泉伊藤屋旅館は2024年10月14日をもって閉館しました。公式サイトにごあいさつが掲載されています。(2024年?)12月より新しいオーナーさんが営業されるようです。このページは旧伊藤屋旅館当時の情報を載せています。

看板の「源泉風呂の宿」という唄い文句に惹かれて立ち寄りました。内湯のみのシンプル源泉風呂の宿。素泊まり5500円より可能とのこと。蔵王の紅葉も終了しスキーシーズン前の閑散期に来てしまったのか混雑には程遠い様子でしたが、冬場はスキー客で賑わうのかもしれない。

お風呂は5人程入れる広さの木造浴槽で雰囲気良いです。浴槽の底や内側には硫黄成分の白色の析出が付着している。源泉は壁のパイプより浴槽へ投入、自分で調整も可能。湯は酸っぱく強力な蔵王の酸性湯が熱めで掛け流し。
(三昧・2003年11月)


共同浴場「下の湯」の向いにあるアットホームな雰囲気の旅館です。飛び込みで立ち寄りを伺うと女将さんに快く迎え入れていただきました。

館内にはこじんまりとした男女別の内湯があり、女性側には木造の長方形浴槽がひとつありました。湯口から無色透明の熱い源泉が滔々と流し込まれ、静かに掛け流されています。入浴前の浴槽湯は無色透明に澄んでいましたが、そっと浸かると下に積もった湯花がモワモワと舞い上がり、アッという間に白濁湯に変身です。熱めの湯は優しめな酸っぱさ(とはいえ、かなり酸っぱい)があり、じゃんじゃん掛け流すタイプではないですが利用者も少なかったのか湯の状態も良く蔵王の湯をじっくり楽しませていただきました。
(まぐぞー・2003年11月)

▼蔵王温泉 伊藤屋旅館 外観

▼受付まわり

▼男性浴室

▼別の角度から

▼女性浴室

▼湯口

▼析出物がいい感じに付着しています

蔵王温泉 伊藤屋旅館 データ

山形県山形市蔵王温泉21
10時~15時
300円
訪問:2003年11月

蔵王温泉 伊藤屋旅館 温泉分析

蛇荒川洞門源泉 酸性-含鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 57.7℃ pH=1.5 溶存物質計=3515mg H=31.8mg(62.93mv%) Na=26.2 K=16.1 Mg=26.8 Ca=66.5 Al=95.3(21.15) Mn=1.2 Fe2=24.1 Zn=0.1 F=14.7 Cl=448.2(24.78) Br=3.1 I=0.8 HSO4=1258(25.41) SO4=1181(48.20) H2SiO3=205.1 HBO2=13.9 H2SO4=100.4 H3PO4=1.7 CO2=551.1 H2S=12.8 (H3.5.21)

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