温泉スタンドでは以前からその存在を知っていた「大竜寺源泉」この湯を運び湯で使用しているのが小鹿荘です。どんなお宿か興味もあり立ち寄ってみました。広い敷地の立派な和風旅館ですが立ち寄り入浴も快く受け付けてもらえました。
男女別浴室にはそれぞれ内湯と露天風呂があります。女性浴室は窓が大きくとられ明るく、使い勝手のいいシャワーもあり、中規模和風旅館の大浴場そのものの雰囲気で、清掃も行き届き気分よく利用できました。女性側の内湯は10人弱サイズ、そのまま裸移動可能な露天風呂は4人サイズで目の前の樹木には野鳥が遊びに来ていました。
肝心の湯は温泉スタンドのある「大竜寺源泉」からの運び湯を循環利用です。ぬるめ寄り適温に設定された無色透明な湯を加温・加水・循環利用で特に加水率が不明で源泉との乖離がどの程度かはわからないので浴感などは書きませんが、このタイプの循環湯でときどきある古い湯の感じは一切なく、おそらくは土曜日午後の訪問だったので湯を張り替えたばかりだったのかな?という印象を受けました。内湯はほんのり塩素臭。露天風呂の塩素臭はわかりませんでした。
温泉的にはマニア向けではないかもしれませんが、静かで落ち着いた雰囲気やスタッフさんの気さくな感じが心地よく、固定ファンも多そうな印象を受けました。
(まぐぞー・2023年2月)
▼小鹿荘 外観
▼蝋梅が咲いていました
▼湯上りに待ち合わせできるスペースがあります
▼浴場入口
▼入浴マナー
▼男性浴室
▼女性浴室
▼内湯浴槽
▼露天風呂
赤谷温泉 小鹿荘 データ
埼玉県秩父郡小鹿野町三山243
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0494-75-0210
11時~15時
700円
訪問・2023年2月
赤谷温泉 小鹿荘 温泉分析
大竜寺源泉 泉質名無し(メタほう酸の項で温泉に適合する)18.6℃ 110L/min(掘削動力) pH=10.0 溶存物質計=0.306g Na=99.4mg(99.08mv%) Ca=0.9 Fe2=0.1 F=1.7 Cl=0.9 I=0.4 OH=1.7 HS=1.0 SO4=2.7 HCO3=93.7(32.77) CO3=70.9(50.21) HSiO3=27.5 BO2=5.5 (H30.11.7) ※温泉利用状況=(公式サイト)循環・加水・加温の記載あり・(現地)天候により源泉の運搬不能の場合は加水することがありますの掲示あり