渋温泉 二番湯 笹の湯

渋温泉 二番湯 笹の湯 2020年10月

数年ぶり6回目の九湯巡りです。湯小屋やお湯などの感想は前回とほぼ同じなので省略します。変わったところといえば、コロナ対策で消毒用アルコールスプレーが設置されたことと、インバウンド向けの掲示が増えたこと。以前はほとんど見かけることが無かった海外からのお客さん、今ではたくさん見かけるようになりました。
(まぐぞー・2020年10月)

▼外観

▼インバウンド向けの掲示

▼こちらも

▼浴室にも

渋温泉 二番湯 笹の湯 2014年1月

二番湯は通称・笹の湯。角タイル張りの縦長造り浴槽はシンプル設計の三人サイズ。浴室床は白やクリーム、茶系の温泉析出物で見事にコーティングされています。訪問時は湯口バルブが閉められていて、いわゆる溜め湯状態で湯温は42℃の適温でした。

湯浴み中はバルブを開けて源泉を投入。浴槽湯は微濁り、弱薬臭、弱キシキシ浴感を感じます。溜め湯状態だったからか、湯の鮮度感は感じられなかった。一番湯と源泉は同一のものを利用しているけれど、湯使いやら訪問のタイミング等々で湯の感じも違うので、比較するのもなかなか面白い。
(三昧・2014年1月)


一番湯の次に訪問したのが、コチラ二番湯です。こぢんまりとした外観の共同浴場で、他所と同様入口前に地元民専用の湯汲み場があります。

浴室内はやや手狭な印象で、つめて3人サイズの長方形浴槽がひとつあります。訪問時、男性側は湯口が閉められていたそうですが、コチラは逆に湯口の塩ビ管からはビックリする程の熱湯が、ビックリする程ドバドバと投入されていました。おそらくは男性側への送湯がストップしていた分、全量コチラに流れ込んでいたものと思われます。

無色透明の湯は溢れ出しすら激熱で仕方なく加水、それでも浸かるまでに時間がかかってしまいました。湯の鮮度の加減かはわかりませんが、先ほど入った初湯と同源泉とは思えぬほど印象が違います。コチラはかなり芒哨臭が目立ちスッキリとした印象です。あまりの違いに「本当に同源泉?」と何度も分析表を見なおしてしまいました。
(まぐぞー・2014年1月)

▼入浴心得

▼男性浴室

▼湯口

▼女性浴室

渋温泉 二番湯 笹の湯 2003年10月(画像)

▼渋温泉 二番湯 笹の湯 外観

▼湯汲み場

▼笹の湯について

▼男性浴室

▼女性浴室

渋温泉 二番湯 笹の湯 データ

長野県下高井郡山ノ内町渋温泉
6時~22時
渋温泉宿泊客のみ開放
訪問:2002年・2003年10月・2014年1月・2020年10月

渋温泉 二番湯 笹の湯 温泉分析

渋温泉総合源泉(比良の湯、薬師の湯、とんびの湯の混合泉)ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 57.7℃ pH=4.0 溶存物質系=1159mg H=0.1mg Li=0.4 Na=169.5(46.62mv%) K=18.8 Mg=16.9 Ca=104.4(32.95) Sr=0.4 Al=8.4 Mn=0.8 Fe2=6.5 F=1.3 Cl=214.0(39.63) Br=1.2 I=0.3 HSO4=1.4 SO4=436.8(59.64) H2PO4=0.4 H2SiO3=145.1 HBO2=32.2 HAsO2=0.5 CO2=44.4 (H18.5.25) ※温泉利用状況=全ての項目において該当なし

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