鳴子温泉 ゆさや旅館

このページの情報は、まだ立ち寄り入浴可能だった2003年のものです。その後「立寄り入浴不可」となったようです。

「ゆさや旅館」は鳴子の共同浴場「滝の湯」の隣にある旅館です。今回は立寄りで訪問しました。このお宿のお風呂「うなぎ湯」に早速入湯する。10人ちょいが浸かれるタイル張り浴槽と、六角形の木造り浴槽があります。湯は薄エメラルドグリーン色で硫黄臭プンプンのお湯です。「うなぎ湯」というが、実際の浴感はそれほどヌルヌルはしません。六角形の浴槽は激熱のため入れずじまいで残念。浴後はかなり温まるお湯でした。
(三昧・2003年3月)


名物の「うなぎ湯」は、その昔、大八州遊記等にも紹介された歴史の古い由緒ある湯だそうです。ぬるぬるした肌触りから、その愛嬌のある名前が付いたらしい。歴史があるのは「うなぎ湯」だけではない。ゆさや本館も平成12年に登録有形文化財に指定されたとの事。

その名物「うなぎ湯」に早速入ってみました。前回訪問した際は「まだお湯が溜まっていない」との事で泣く泣く断念、という経緯があるので楽しみです。

浴室は男女別に内湯がひとつづつ。訪問時に女性用だった浴室はこぢんまりとしていて、ふたりも入ると窮屈な感じさえします。男性用の方が広くて快適そうでした。ふたつの浴室は時間で男女入れ替えになるようですが、女性が広い方を利用するには宿泊するしかなさそうな時間設定でした。

浴槽にはキリッとした湯を投入。「うなぎ」と言われるヌルヌルは感じられませんでした。この時まだ「うなぎ湯」の名前の由来を知らなかった私は、湯口からお湯の流れる筋道が、まるでウナギの形のように見えたので「これがウナギか~」などと勝手に思っていました。それにしても、ここの湯は熱い!かなり熱い!湯もみをしてもまったく湯温が下がらず、入浴までに時間がかかりました。

すぐ隣には白濁の「滝の湯共同浴場」があります。こんなに近くに泉質のまったく違うお湯が出る。鳴子は温泉の楽しさが凝縮された町だなぁとしみじみ感じました。
(まぐぞー・2003年3月)

▼うなぎ湯入り口

▼うなぎ湯

鳴子温泉 ゆさや旅館 データ

※2003年の情報です。その後「立寄り入浴不可」となったようです。
大崎市鳴子温泉字湯元84
0229-83-2565
12時~15時
400円

訪問:2003年3月

鳴子温泉 ゆさや旅館 温泉分析

含硫黄-ナトリウム-硫酸塩泉 99.5℃ pH=8.9 Na=872.4mg(93.54mv%) SO4=1196.4(59.32) HS=83.4

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