岳の湯温泉 雲渓荘

雲渓荘公式サイトに2025年3月31日をもって宿泊業務終了のお知らせ。以降は食事もできる日帰り温泉施設として営業。

宿に到着するまでの道が少し寂しい。夕暮れ時の薄暗い山道を進んだところにようやく明かりが見えてきて、そこが宿でした。明るい昼間に行くと違った印象だったかもしれない。駐車場には土曜日にもかかわらず車もまばらでこれまた寂しい。雲渓荘は上田市の公共の温泉旅館で、ジビエ料理がウリとの事。立ち寄りも営業しているので今回立ち寄ってみた。

受付後、浴室へ直行します。浴室に入ると空間内がサウナ状態なのには若干参る。ガラス張りで外の景色は山肌が望める。浴槽は10人サイズのタイル張り造り。浴槽前面部分よりオーバーフローが明確にわかるほどの量が掛け流されていました。湯船底部には吸い込みが作動しており循環ですが、前述の通りなので悪い気はしません。湯口より無色透明湯を20-30L/minほど源泉投入があった。室内がサウナ状のおかげか、または温泉の影響か、浴後のポカポカ感が凄いのが印象に残る施設でした。
(三昧・2014年4月)


深い山に囲まれた静かな地に立つ綺麗な公共の宿です。すぐ横には清流が流れ、とても環境が良いです。日帰り入浴も積極的に受け付けているようで、10時から20時と比較的長い時間、立ち寄り可能なのが嬉しいです。

館内には男女別に内湯がひとつづつ。女性側浴室は茶色い石板ばりのスッキリとした浴室で、清掃が行き届き使い勝手の良いシャワーも完備し、万人がストレス無く利用できる印象です。

目隠しの施された窓際にそって、7人サイズの浴槽がひとつあり、少しばかり塩素臭の漂う無色透明湯が適温利用されています。浴槽上の湯口からは塩素臭の無い湯をザーッと投入、同時に浴槽内では循環湯と思われる湯をどんどん投入しています。溢れ出しも常時あり、おそらくは湯口より新湯を入れつつの半循環利用でしょうか?クセのないつるつる感のある湯は優しい印象で、毎日の湯浴みにいい感じでした。
(まぐぞー・2014年4月)

▼館内

▼男性浴室

▼湯口

▼浴後はすっかり暗くなっていました

岳の湯温泉 雲渓荘 データ

上田市武石小沢根578
0268-85-2263
10時~20時(受付19時30分)
400円
訪問:2014年4月

岳の湯温泉 雲渓荘 温泉分析

岳の湯温泉 アルカリ性単純温泉 34.0℃ pH=9.1 溶存物質計=260.9mg Na=54.7mg(67.87mv%) K=0.4 Mg=0.2 Ca=22.0(31.37) Sr=0.1 F=2.3 Cl=27.6(22.48) OH=0.2 SO4=104.2(62.53) HCO3=8.9 CO3=7.2 H2SiO3=32.7 HBO2=0.3 (H18.2.2) ※温泉利用状況=加温あり・循環濾過あり・塩素殺菌あり

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