
佐久・春日温泉にある温泉宿「かすがの森」に立ち寄りしました。HPには自然体感リゾートとうたっていますが、何がどうっていう詳細は不明。フロントにて受付してそのまま風呂場へ直行します。
浴室は趣の異なる二種類の浴室があり当日の男湯は「大浴場」でした。浴室の形状に合わせた造りの浴槽は40人はいけそうな広い石造りのものです。仕切り一つ右側には、サウナ用と思われるこれも大きめサイズの石造りの「水風呂」もありました。浴槽を満たす湯は無色透明、弱ツルツル感にカルキ臭が少々あります。湯が良いのは石湯口から湯船へ注がれている湯です。湯の温まり感と浴室空間内の換気不良が重なり決して快適とは言えない浴室でした。
扉一つ向うには露天風呂もあります。屋根もなく開放感ある露天岩風呂といった造りでしょう。湯船底部より熱めな加熱源泉の注入がありました。無色透明、弱ツルツル感、サラッとした湯でもある。体感40℃ちょいで浸かりやすく、露天なので外気で火照り肌を冷ます事ができるのが嬉しいです。
(三昧・2014年4月)
テニスコート、体育館、プール、バーベキュー施設など多種の設備を備えた大型の公共施設です。一般の宿泊は勿論、学生さんなどの団体合宿など幅広く利用されている様子。当然のように建物も大きく広々しています。館内には造りの違う「大浴場」と「中浴場」ふたつの浴場があり、男女入れ替え制かはわかりませんが、訪問時は「中浴場」が女性用でした。
脱衣所を抜けると先ずは内湯ですが、大きくとられた窓に沿って二つに仕切られた12~3人サイズの長方形浴槽があります。湯口よりぬるい非加熱(?)源泉を投入しつつ、その下辺りから加熱湯を浴槽内投入、常時溢れ出しありの循環併用、いわゆる半循環といった湯使いかと思います。無色透明の湯は弱いつるつる感があり、塩素使用掲示はありましたが臭いは無く、湯面からは優しい温泉臭が香ります。全体的に柔らかい印象のお湯でした。
続く露天風呂は6~7人サイズの丸い岩風呂で、周囲は塀や草木に囲まれていますが、変な閉塞感はありません。露天風呂は加熱湯を浴槽底から注入するもので、常時溢れ出しがあり、こちらも内湯同様に、まずまず楽しむ事ができました。
(まぐぞー・2014年4月)
▼かすがの森 外観

▼訪問時男性側だった大浴場内湯

▼内湯 湯口

▼大きな水風呂

▼男性露天風呂

▼露天風呂アップ

▼訪問時女性側だった中浴場 脱衣所

▼内湯

女性露天風呂

▼露天風呂浴槽

▼浴槽から

春日温泉 かすがの森 データ
※以前より営業や日帰り入浴が流動的(休止したり再開したり)なので、訪問前に確認された方がいいと思います。
長野県佐久市春日2258-1
0267-52-2111
10時~20時→11時~17時(受付16時)
700円
日帰り入浴は土日祝日のみ営業
訪問:2014年4月
春日温泉 かすがの森 データ
東京聖徳学園 春日温泉 アルカリ性単純温泉 41.4℃ pH=8.6 溶存物質計=714.0mg Na=170.7mg(84.64mv%) K=17.8 Mg=0.7 Ca=16.5 Sr=0.1 F=1.2 Cl=57.4 SO4=243.7(59.96) HPO4=0.3 HCO3=97.6 CO3=3.0 H2SiO3=102.2 HBO2=2.6 (H18.1.16)※温泉利用状況=加温あり・循環濾過あり・塩素系薬剤の使用あり

