2019年2月14日
シュエダゴン・パゴダを観光した翌日、せっかくなんでヤンゴンの観光スポットをあともう一か所くらい行ってみようと選んだのがメ―ラム・パゴダです。
特別な理由は一切なく、たまたまガイドブック(歩きかた)で目についたからなんですが。
ヤンゴンの観光スポットは他にも白いゾウや、ホテルスタッフが強く薦めた大きな涅槃仏も行きたかったんですが、前回の記事でも書いた通り、この時点では最後にヤンゴンにまた戻って来るつもりでいたんですよね。その時じっくりと他のヤンゴン観光スポットを巡ればいいかと。
結局はヤンゴンに戻って来ることはなかったんですが。
メ―ラム・パゴダ(Mai La Mu Paya)
メ―ラム・パゴダは外国人でも無料で楽しめました。そのぶん、お布施大好きミャンマー人と一緒に各所でお布施しましたよ~。
シュエダゴン・パゴダの仏塔と同じく、メ―ラム・パゴダの仏塔も修繕中ですっかり囲われていました。ミャンマー全土で一斉に修繕に取り掛かる、そういう時期なのかなぁ・・。
シュエダゴン・パゴダの方は一見すると修繕中がわかりにくい色合いのシースールー状に仏塔の上部を覆ってましたが、メ―ラム・パゴダは容赦ないですね。パッと見、巨大なガムテープでぐるぐる巻きにされてるのかと思いましたが。
まぁ、この後、ミャンマーで1・2を競うパワースポットのあの地で、もっとも容赦ない修繕に出くわしちゃいますが。(あれはさすがにショックだったな~)
このメ―ラム・パゴダもなかなかの賑わいでした。
外国人観光客も多く見られたシュエダゴン・パゴダと大きく違う点は、来ているのは99%ミャンマー人ということかな。
上記の通り幾つか点在する寺院の中から特に深く考えずにメ―ラム・パゴダを選んだんですが、
広い園内にミャンマーらしいややB級ちっくな仏教に関する謎のオブジェが並んでいて、寺院内全体がユルイ空気に満ちローカル度満点、これがたまらなくいい雰囲気でした。
二人の兄弟がインドでお釈迦様の毛髪を譲り受けミャンマーに持ち帰り、それを受け取った王が毛髪を祀るためにシュエダゴン・パゴダを建立した・・という話にちなんだオブジェもあるらしいのですが。
いったいどれが、どの場面を表現しているのかはさっぱり不明。
ひとつひとつ、何かしら意味のあるオブジェなんだと思いますが・・・
いよいよ何が何だかわからなくなってきました。
境内にはなぜか普通に衣料品も売られていて、どこぞのファッションセンターのような様相になっていました。
そしてなにげに賑わっています。こうやって衣料品が並んでるとついつい見ちゃうんですよね~。場所がどこであっても。
食堂街もありましたが・・
お昼前だったからか、お客さんはまばら。
屋台・・というか、小さな出店も点々と出店しています。
尼さんの女の子達(尼ちゃん)が熱心に本を選んでいました。(漫画かな~?)と思っていたら、なんと仏教の本でした。エライ!
メ―ラム・パゴダ名物の巨大ワニのオブジェ。その口の中になぜか仏像が祀られていました。
メ―ラム・パゴダには完全に緑色に染まった池もありました。ミャンマーの暑さに熱せられて、なかなか良い具合の不気味な泡もボコッと湧き上がって来ます。
人間の感覚からするとあまり生活環境のよろしくない池ですが、カメさん達は元気に(?)暮らしていました。
おや?あの木のまわりを何か飛び交ってるぞ?
よく見ると大きなコウモリが木にぶら下がっています。しかも大量。
カラスが飛んでくるとキイキイ言いながら逃げ回ってます。自分達の方がよっぽど体が大きいのに・・。
午後になるといよいよ暑さが増し増し。暑さで猫もグッタリ。
ミャンマーあるある、寺院で我家のように寛ぐミャンマー人グループがあちこちに発生。
そしてごろ寝。どうやらミャンマー人は寺院でごろ寝が定番スタイルみたいですよ。寺院は風通しが良く、床もヒンヤリで心地いいんですよね。長居したくなる気持ちもわかります。いかなるときも仏像には足裏を向けない、というのがマナーのようです。
境内のお土産屋さん、なかなかの人気です。
メ―ラム・パゴダの思い出に家に飾るのかな?何気に日本で雑貨として飾れそうな、かわいいものが多いんですよ、ミャンマーって。
ゆる~く、ゆる~く、時間の流れるメ―ラム・パゴダ、なかなか気に入りました。
メ―ラム・パゴダの外には屋台も出ていました。この暑い中、みんなで鍋のようなものを突っついています。見ると何かの臓物のようですね。日本でいうモツ鍋みたいな感じかなぁ?旅行者にはちょっと難易度高い・・かな?
でもこれがミャンマー女性の美の秘訣かも。ミャンマーってなにげに美人の宝庫でキョロキョロしちゃいます。東南アジアでは、カンボジアとミャンマーが美の宝庫だと思いました。
次は第二次世界大戦時に激戦地となったビルマ(ミャンマー)での戦没者も眠る、ヤンゴン日本人墓地を訪問です。