ミャンマー【インレー湖(ニャウンシェ)】【カロー】で利用した宿2軒を紹介

The Hotel Emperor Inle(ザ ホテルエンペラー インレ)

 
 

▲周囲の景色と不釣り合いに立派な外観

インレー湖観光の拠点ニャウンシェのメイン通り、各バス会社の営業所からもボート乗り場からも近い好立地に位置するホテルです。
 
 

▲ロビーには自由に食べられるお菓子などもありました
 

チェックイン時にレセプションへ行くと冷たいオレンジジュースと手指のアルコール消毒、そして冷たいお絞りまで登場。レセプションにはとても感じのいい笑顔の男性がいてホテルについて詳しく案内してくれました。
 

▲フロント前にあるタナカ(ミャンマーの日除け兼美白)も自由にお試し体験できます
 

案内された部屋は外光がよく射し込み明るく広さも十分。シングルベッド2台のツインルームで、備品・設備としては効きのいいエアコン、ミニ冷蔵庫、ドライヤー、湯沸かしポット、テレビ(NHKワールドが観れます)、シャンプー、石けん、タオル大・小、バスローブ、歯ブラシセット、ソーイングセット、くし、スリーインワンコーヒー、インレー茶葉、ティッシュ、水のペットボトル一人一日一本など必要なもののほとんどが十分すぎるほど揃っています。

ベッドは硬さもちょうどよく、変な臭いもなく、寝具は全て清潔そのもの。希望すれば毎日清掃をしてくれ、タオルも交換してくれます。そのタオルも真っ白で清潔感があります。
 
 

▲宿泊した部屋
 

▲お茶セットなど
 

なにより見晴らしのとてもいい5階(日本でいう6階)だったので、窓の外にはニャウンシェの町並みやシャン高原の山が連なって見えました。そして隣の仏教施設の立派な塔が光り輝き、眼下にはボート乗り場や地域に暮らす山岳民族の人々が行き交う姿が見えるという贅沢な眺望です。難点としては、窓が広く眺めがいいんですが、窓の位置がやや低い場所にあり手すりなどの設置もないので、小さいお子さんは転落しないよう要注意かなと思いました。
 
 

▲部屋からの眺め
 

シャワーは上部固定式です。熱いお湯や水圧は十分すぎるほどで、連続使用でも温度や水圧が変わることもありません。地域の人が川や井戸で洗濯や入浴をしている様子を見ると、まだインフラの整っていない地域でよくこれだけの快適な環境を提供してくれるなぁと感心しました。

▲シャワーは固定式
 

▲トイレ
 

▲備品
 

朝食は6階(日本でいう7階)のレストランでビュッフェ形式になります。このレストランが好展望で、周囲の広大な景色をグルリと見渡すことができます。レストランでは綺麗な生花が飾られ、ある日は鉢に浮かべられたバラの花びらだったり、またある日は真っ白な花束だったり、その花々を見るのも楽しみでした。
 

▲朝食はこちらで
 

野菜炒め、チャーハン、シャンヌードル、タマゴ料理、フルーツ、パン、コーヒーなど十分な量が揃っていました。
 

▲朝食の一部
 

このホテルではレンタル自転車を無料で借りられるのも助かりました。遠出のサイクリングはもちろん、近場にちょっと買い物に行くときなど気軽に借りることができて大助かりでした。おそらく中古自転車を整備したもので、乗り心地はいまいちですが、無料で借りられるという事がありがたかったです。

▲無料でレンタルできる自転車
 

場所柄、夜は20時半にもなれば通りを歩く人も途絶え静寂そのもの。おかげでぐっすりと眠ることができました。滞在中一度だけ夜中の2時半頃に遠くで宗教のような音楽が流れたのですが、これは毎日ではないようです。
 

宿泊料金は一部屋の値段(税込み)を当時のレートで日本円換算したものです
一泊朝食付き30US$(約3280円)
Wi-Fi時間問わず快適
Googleマップでみる
宿泊:2019年2月20日~23日・28日・3月1日~2日(7泊)

 
 

Hillock Villa&Cafe(ヒロックヴィラ&カフェ)

 
 

▲レセプション棟
 

ミャンマの高原リゾート「カロー」にあるペンションです。カローは英国統治時代に避暑地として栄えたようで、そこかしこに軽井沢のような雰囲気が漂います。カローの中心地からやや高台に位置する松林の中にあり、周囲にはミャンマーの富豪屋敷のような館も点在し、欧米系のお客さんが多く、ここにいるとミャンマーであることを忘れてしまうような、ちょっと異質な空間でもあります。今回はこのカローからスタートしインレー湖まで下るトレッキングツアーに参加するため宿泊しました。
 
 

▲宿泊棟
 
外観はまさに軽井沢にでもありそうな洋館です。敷地内に洒落た建物が数棟並び、それぞれレセプション、宿泊棟、カフェなどに分かれています。事前予約ではスタンダードツインを予約しましたが、当日訪問してみると部屋が空いているということで、料金そのままでランクの高い部屋に案内していただけました。
 

▲宿泊した部屋
 
木材をふんだんに使用した部屋は山岳リゾート雰囲気満点で、窓からは周囲の松林が見え清々しいです。ゆったりとした広さのある部屋には寝心地のいいシングルベッドが二台置かれ、清潔感のある真っ白なシーツと掛布団がかかっていました。掛布団の下には肌さわりのいい綺麗な毛布も敷かれ、冷え込む朝もぬくぬくです。もしこれでも寒い場合はブランケットを追加してくれたり、暖房費が別途かかりますがヒーターも用意してくれるそうです。
 

▲設備・備品など
 
部屋の備品・装備としてはテレビ、ミニ冷蔵庫、ドライヤー、扇風機、電気式虫除け、湯沸かしポット、水のペットボトル2本、タオルセット大小、シャンプー、ボディソープ、石けん、歯ブラシセット、室内スリッパなど必要なものは大抵揃っています。エアコンはありませんが、涼しい場所柄なのでたぶん必要ないんだと思います。
 

▲バスルーム
 
バスルームは窓が多くとても明るい印象です。お湯の出は悪くないのですが連続使用すると水になってしまうので、同室者とはシャワーのタイミングをずらしたりなどの工夫が必要かと思います。また水道も配管の影響かやや黄色っぽく色づいた水が出てきます。
 

▲トイレと洗面台
 

各部屋ではWi-Fi可とのことですが、一応繋がることは繋がりますがとてつもなく遅いです。使えないものと思って挑んだ方が、精神的にいいかもしれません。
 
 

▲朝食はこちらで。朝食以外の時間はカフェになります。
 
朝食は敷地内にある昼間はカフェとなる棟でいただきます。料理にはこだわりがあるようで、一皿づつ丁寧に作られた美味しい朝食が出てきました。
 
 

▲朝食メニュー
 

▲朝食
 

▲美味しい手作りジャム
 

野菜が多く、手作りジャムやスイカジュースなど自家製が並び、ミャンマーでこういう朝食が登場するとは思いもよりませんでした。またこの食事会場となるカフェも松林に囲まれ雰囲気よく、キビキビ動く男性スタッフも感じよく、朝から優雅でゆったりとした気分に浸れます。

商店や飲食店、市場が並ぶ町の中心部までは徒歩で10分程度。下りはいいんですが帰りは急なのぼりになってちょっとキツイです。私達は1回1000チャット(約70円)のバイタクにお世話になりました。周囲は松林に囲まれたいへん静かな場所で昼間は問題ありませんが、日没後に犬達が群れで移動しながらずっと吠えまくっていました。夕食などで夜に外出する際はタクシー(あるのかな?)などを手配してもらった方が安心かもしれません。
 
 

宿泊料金は一部屋の値段(税込み)を当時のレートで日本円換算したものです
一泊朝食付き38US$(約4150円)
Wi-Fiとてつもなく遅い(無いものと思った方がよい)
Googleマップでみる
宿泊:2019年2月24日・25日
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