バンガロール(コラマンガラ地区)街歩き

バンガロールは次の目的地「ハンピ」へ行くための通過地点なんですが、でもせっかく来たんだから街歩きもちょっとは楽しみたい、ってことで3~4日ほど滞在してみることにしました。

 

さすがインドのIT都市バンガロール、多くの人がイメージする混沌とした「これぞインド」とはかけ離れた、整備された町並みに街路樹が涼しげに影を落とす、日本と変わらない光景。

外国人慣れしているからか私達が街を歩いていても誰もじろじろ見てこないし、オートリクシャの客引きもありません。むしろUberで呼ぼうにも全然つかまらないほど。

スタバもマクドナルドもバーガーキングもあるし、道行く男性はパリッとした服に身を固め、バッチリとセットでキメた髪型をしています。女性もサリーを着た人は圧倒的に少なく、お洒落な服を着こなしたモデルのように美人でスラリと手足の長いお嬢さんがあっちにもこっちにも。

 

シネコンやフードコートの入るショッピングセンターもあって、たんぼの広がる田舎から来た私達はかなり気後れしつつ及び腰で散策しました。
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フードコートにはこんなフルーツサラダがあって、シワひとつないパリッとしたYシャツの意識高い系風のお兄さんがフォークで優雅にお召し上がり。

 

ホテルのある地域がどういう場所かわからなかったですが、後になってIT企業や大学が集まる賑やかなコラマンガラという地区だったことが判明。この地区はやけに飲食店が多かったのは良かったなぁーー。それこそ選り取り見取り。

 

インドに入ってからカレー続きだったんで「辛くない食べ物を」を探していたら、ホテル近くのコチラのお店でピザを発見!定番のカレーやチャイはもちろん、甘味もあるインドのファミレスのようなとこかなぁ?
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こちらが注文したピザです。「やった~辛くない食べ物だぁぁ」と喜んだら・・・ん?よく見たらなんか全体的に赤い?普通に唐辛子たっぷりっっっ!えーーっ、しかもヘタなカレーより辛いよぉっっ(;O;)

 

しかもピーマンだと思って無防備に食べたこの緑色の物体、ぜんぜんっっピーマンじゃなかったよ。ビックリするくらい辛いやつ(;O;)

 

こちらのお店にはナッツやドライフルーツをたっぷり使ったお菓子も売られていて、値段がインドにしてはかなり高めなんですが次々売れていました。やっぱりバンガロールはお金持ちが多いのかなぁ。

 

せっかくなんで、ひとつ買って食べてみました。ナッツやドライフルーツがギュっと詰まった濃厚なお菓子でとても美味しいです。一口サイズでアッという間に食べ終えちゃいました。なんて贅沢な食べ物なんでしょ。

 

食後のチャイ。インドのチャイはミルクがいいのか茶葉がいいのか、どこで飲んでもたいてい濃厚で美味しいんですよ。ただし激甘の時もあるんでいつも砂糖抜きでオーダーします。砂糖抜きにするとミルクの濃厚さと茶葉の香りがダイレクトに伝わって最高ですよ!インドのチャイは砂糖抜きを強力おすすめ!

 

そうこうしているうちにスコールがザッと降りました。バンガロールでは季節柄なのかこういうスコールが一日に何回も来ました。お向かいにも同じような店があって、同じくらい人気。

 

この地区だけかもしれないですが、オフィスが多いのかランチタイムになると多くの食堂が大混雑になります。食堂の多くは最初にカウンターで一括オーダーするんですが、そのカウンターにすら辿り着けない激混みっぷり。しかもランチを求めるお嬢たちの迫力が半端ない。インドの女性はめちゃ強いです。

 

気軽に立ち寄れる甘味屋さんもあります。

 

マンゴーシェイクと、たっぷりのフルーツと生クリームがトッピングされたアイス。こういう気軽な甘味屋さんが好き。

 

ヤシの実屋さん。ココナッツウォーターというよりも、この中の白い部分を食べるのがメインみたい。

 

ココナッツウォーターを飲んだ後は食べやすいようにカットしてくれます。

 

この白い部分は栄養が豊富で体にいいんだって。(どういう栄養かは知らないけど)

 

なんとチベット料理屋さん「Tibetan Mother’s Kitchen」がありました!若干心許ない屋外階段をギシギシと上がった二階にあります。
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ひさびさに食べる舌に馴染みのある料理の数々、なにより辛くない!大・感・動。

 

あまりに嬉しくて二日連続で食べに行っちゃいました。

 

インドでよく見かける手をつないで歩く仲良しお兄さん。インドでは性別問わず友人同士だと普通に手を繋いで歩きます。よく見るごくごく当たり前の光景です。

 

バンガロールの交通量はバンコククラス。

 

でも不思議とバンコクほど排気ガスが無いのはなぜでしょう?

 

市民憩いの場、緑の多い公園もありました。

 

このグルグル回す遊具は世界共通!?回転中に高く振り上げた小豆色Tシャツの子のお尻が、

 

手前で見ていた水色Tシャツの子の股間にヒットするハプニングが。動画で撮っておけばよかった。

 

空き地でやるのは野球でもサッカーでもなくクリケットです。

 

バンガロールにも毎朝玄関に描く魔よけと幸福のおまじないコーラムがありました。

標高が920mという高い場所に位置しているからか、6.7mのチェンナイに比べてもとても快適で心なしかとても爽やかです。時折ピーヒョロロと鳴きながらトンビも飛んでいたりして、都会でありながらどこか長閑な空気も感じられるバンガロールでした。

次回はバンガロールで翻弄されまくったSIM購入の話です。

 

つづく。

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