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神聖な沐浴池がバーダーミっ子のプール化しちゃったマハクータ寺

投稿日:2021年12月1日 更新日:

2019年5月

シヴァ神のために建立されたマハクータ寺(Chikka mahakuteshwara temple, Mahakuta)です。ここもバーダーミで外せない「みどころ」のひとつです。

 

・・・なぁんて言ってますがバーダーミに来るまでは、その存在すら全然知りませんでした。町の子供たちが「プールに行く」って言ってて気になって調べたら、どうやら由緒ある寺院の沐浴場がみんなのプールになっちゃってるみたいです。

子供たちにとってはマハクータ寺まで行くってことが、ちょっとしたワクワク遠足気分みたいです。

 

バーダーミのアガススヤ湖横から歩いてマハクータ寺へ

 

プールのあるマハクータ寺まではバーダーミ考古学博物館向かって右手から続く小道を歩いて徒歩1時間半くらい、または表通りを通って乗り合いの車やオートでも行くことができます。

マハクータ寺をGoogleマップでみる

 

時間だけはたっぷりある私達は徒歩で向かいました。アガススヤ湖横から丘に乗り上げ、民家もない道をとぼとぼ進みます。でも小道はこんな風に石が敷き詰められ、部分的に管理もされているようでした。

 

私達が実際に歩いたルートです。Googleマップで見ると「バダミ=マハコータ」と記されている道です。

記事中に出てきますが、途中で道が不明瞭になる個所があり、農家に迷い込んで番犬に威嚇されました。野猿も多いです。寂しい道なので単独はおすすめしません。
 
 

少し歩いたところで下に見える小さな集落から高校生・中学生・小学生くらいの10人くらいの男の子達がゾロゾロ歩いてきました。話しをすると彼らもプールへ行くんだそうです。一緒に連れてってもらおうとしたけど、若いからどんどん先へ行っちゃった。

どんどん小さくなる彼らの後ろ姿を見ていたら(そういえば私も子供の頃、同じ地域の年上の子達にくっついて、ちょっと遠くの山とかに行ったな~)なんて懐かしく感じたり。

 

すると小さな兄弟が遅れ始めました。後ろから見ていると弟くんの靴が合わなくて痛いみたい。ちょっと歩いてはしゃがみこんだり、靴を脱いで裸足になってみたり。裸足になったらなったで足の裏が痛くて大泣き。

 

乾いた道には、こんなトゲトゲの草がたくさん生えていて、裸足なんて絶対だめだよ。

 

大きい子達はどんどん先に行っちゃうし、兄弟のお兄ちゃんは置いていかれることに焦ってイライラしながら泣く弟を「歩け歩け」と引っ張ったり、頭をぺしぺし叩いたりしてます。

 

私達が追い付いて「だめだめ叩いちゃ!」と言うとお兄ちゃんがイライラしながら「じゃあ靴を広げてよ!」とお怒りMax。弟君の履いていた靴を受け取ると、それはもう何回目の御下がり?ってくらいボロボロの小さな靴でした。

 

「無理に広げたら破れちゃうかもよ?」って聞くと「それでもいい」って言うので力いっぱい広げてみました。やけに丈夫な靴で破れはしなかったけど、ちょっとだけ入口は広がったのかなぁ??

 

履いてみたら今度は痛くないみたいで、さっきまで大泣きしてたのに弟くんはすっかり笑顔。あーーよかった。

 

でも大きい子達は先に行っちゃったね。・・・と思ったら、少し先で芝刈りしていたお友達と合流してお喋りしてました。ここで小さい兄弟も合流できそう、よかったね。

 

大きい子達もパチリと一枚。持っていた鎌が絶妙なアングルでシヴァ神様のような奇跡の一枚が撮れました。

 

集落の子達はまだお喋りしてたんで私達は先に進みます。実はこのあと道を間違えちゃいました。

 

石の舗装路が途絶え広い原野のようなところに乗り上げたんですが、ここでは左側に迂回するように本来の道が続いていたようです。ところが薄っすらと残る足跡を辿ってほぼ直進したら、いつの間にか農家の敷地に入ってました。(集落の子達を待って一緒に行けばよかった)

するとその家の番犬が唸り声をあげて、鼻筋をシワシワにしながら牙を見せて、物凄い勢いで走って来たんです!

「ぎゃーーーっっ!噛まれるっっっ!」

 

すると、たまたま近くにいたヤギを放牧中のお兄さんが大声を出して犬を追い払って助けてくれました!

あまりの恐怖にヤギの群れの中央に逃げ込んで、お兄さんに抱き着いてヤギに囲まれながらしばらく二人で震えてましたよ。お兄さんがいなかったらホントに噛まれてたかも。

 

私達の救世主お兄さんありがとう!(半泣きの東アジアのオジサン&オバサンに抱き着かれて、お兄さんもさぞやビビったと思われます)

 

お兄さんが本来の道まで案内してくれて、「この道を通れば犬は来ないから」みたいなことを身振り手振りで教えてくれました。

その道は農家の畑と並行して続いていてさっきの犬がずーーっとついて来て「今度こっちに来たら本当に噛むぞ」といわんばかりに監視してます。でもお兄さんの言う通り、何か縄張りでもあるのかこっちの道には来ません。うーーん、賢く躾けられた優れた番犬だなぁ。

 

あとこの道は本当に人の往来がないんですよ。通るのは猿ばかり。ひとりだったらちょっと怖いかも。

 

やがて下りになると寺院の入り口らしき建築物が見えてきました。

 

あーー着いた、着いた。やっと着いた。暑かったし、犬はホントに怖かったな~。

 

寺院の門をくぐると人の気配があってホッと一安心。

 

このマハクータ寺の周囲は水が豊富なのかな?洗濯してました。

 

小さな池もありました。

 

おじさん達が足を洗ってました。日本の手水舎みたいなとこ?

 

掲示があったけど、現地の言葉は全然読めませーーーん。

 

マハクータ寺はシヴァ神様のために建立された歴史ある寺院で、

 

聖域独特の清らかな空気で満たされていました。

 

ヒンズー教寺院のマナーがまったくわからないので、まずはお参りして神様にご挨拶しましょ。

 

おにいさま。

 

お参りのぼうやたち。

 

あちらに「プール」があるみたいです。子供たちに連れられてプールへGO!

 

おおっ、これは凄い。雰囲気からして本来は神聖な沐浴場かな。

 

ハイテンションな地元っ子に埋め尽くされたプール状態になっていました。

 

興奮Max。うーーーん、むちゃくちゃ楽しそう。

 

中に混ざってひと暴れしたいなぁ。水着と体を包む布を持ってくればよかった。

 

子供たちがバンバン飛び込んでたんで水深は深いのかな?

 

子供たちの水しぶきを浴びながら静かめに楽しむお兄様たち。

 

みんな脱いだ服はどうしてるんだろう?と思ったら、普通に置きっぱにしてました。

 

元気すぎるお子様たち。

 

お兄様たち。

 

みんなで撮れ具合のチェック。

 

大賑わいのプールに圧倒されますが、寺院そのものも見ごたえあるんです。

 

この寺院では神様の名前が書かれていたのでわかりやすかったです。カタイ人だと「建造物に直接ペイントするのはいかがなものか」とか言っちゃいそう。

 

マハクータ寺をたっぷり満喫したので、そろそろ帰りましょうかね?

 

寺院の外に出ると急に年齢層高めに。

 

「ワシらはプールでは泳がん」派。

 

ファミリー総出で寺院参拝に来た皆様。

 

そのファミリーのご婦人方。

 

帰りは乗り合いオートを利用してみました。(あの炎天下を再び歩いて帰るのシンドイ・・・犬怖いし)

 

(乗り合いなので)途中でお客さんを拾います。お父さん、いらっしゃーーい。

 

のどかな景色の中を走ると・・・

 

見覚えのあるゴチャゴチャ感。

 

ドライバーのお兄さん、ありがと~。

 

バーダーミが一番賑わう夕暮れのひととき。一番好きな時間です。

 

この日の夕食はビリヤニにしました。一見するとチャーハンみたいだけど、チャーハンとは違うパラパラの炊き込みご飯のような。うーーん説明難しい。ちなみにこのお店のビリヤニはお肉は入っていません。そういえば、これまで一度もここでお肉が入っていたことないかも。ベジタリアンのお店だったのかな。

 

日を変えて2回ビリヤニを注文したけど、ぜんぜん違う様相でした。味は同じだったんで単に盛り付け方が違うだけ。見た目はどうであれ美味しけりゃいいの。

 

食後はチャイかホットミルクを飲んでます。この日はホットミルクにしました。濃厚で甘味がある美味しいミルクです。

インドを旅する55章・インド

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