
2019年9月
ウズベキスタンから夜行バスに乗って、キルギスの首都ビシュケクにやってきました。

行った場所がたまたまそうだったかもしれないですが、キレイに整備された表通りをほんの少し外れると、たちまち侘しさ漂う埃っぽい未舗装路になり、野良犬もたくさん。

行き交う人々は日本人っぽい顔で、なんだか子供の頃の昭和の日本に逆戻りしたような、妙な懐かしさのあるビシュケクです。
ビシュケクでお世話になったホステル

ビシュケクでお世話になったホステルです。キルギスでは地方へ行ったり戻ったりを繰り返し、ビシュケクに戻る度にこちらのホステルにお世話になりました(他を探すのが面倒くさかったのもある)。
部屋数が多く客層は多国籍。ここで久々に日本人に会いましたよ。

なかなか良いホステルなんですが、若干の難点が。ひとりのスタッフさんを除いてほぼ英語が×なのです。英語NGのスタッフさん(特に女性)は話しかけると、恥ずかしがって頬を赤らめて逃げちゃう。
それをいいことに、ホステル古参のフランス人爺さんが、早朝飛び込みで来た欧米の若い子グループを、若いのはうるさくて嫌だと、勝手に「今日は満室だよ」と追い返す一幕も。
ここのホステルだけじゃなくキルギスの街ではほぼ英語は通じなかったです。キルギス語かロシア語オンリー。
ホステル近くの焼き立てパン屋さん

ホステル近くのパン屋さん。

キルギスの大きな丸いパンは、焼きたては柔らかいのだけれど、時間が経つごとに顎の強度が試されるくらいのハードな硬さになるのが多い中、ここのパンは何故かいつまでも柔らかでした。何か特別な材料でも混ぜてるのかなぁ?

ビシュケク滞在中は何度か、こちらの気のいい兄さんが焼く、おいしいパンをいただきました。
ビシュケクは道端に酔っ払いが転がっている

ホステルから徒歩圏内にオシュ市場があるので、出かけてみました。

ん!?途中の道端で人が倒れている!
慌てて商店に駆け込んだら「ヴォッカ!ヴォッカ!ドリンク!ドリンク!ガハハハッ!」と大笑いされてしまった。ただの酔っ払いでした。
ビシュケクは、ときどき道端に人が転がってるんですよね。キルギスはイスラム教がメイン宗教だけど飲酒には寛容みたい。ビシュケク以外で酔っ払いが道端に転がっているのを見たのは、日本の歓楽街、インドのバダミ、ブラジルのサンパウロくらいかなぁ。

酒屋さんも表通りに堂々と普通にあって、他国のように隠れるように営業する店舗で買ったらすぐ見えないように持ち帰るとか、そういうのも無かったです。
ビシュケク市民の台所・楽しいオシュ市場

オシュ市場です。観光要素は少ないけれど、それが楽しい「市民のための市場」な雰囲気で、ワクワクが止まらない。

まず最初に行ったのがヘアサロン。インドのバシスト村で切って以来、伸びに伸びた髪をなんとかしたい。オシュ市場では一画にヘアサロンが数店集まって、男女別々の店になってました。床屋さんは150ソムでした。

頭がサッパリしたところで散策開始。このエリアは、ベルトや手提げ袋、装飾品などの延々と様々な生活雑貨が並んでます。

キルギスの伝統的な帽子もあった。

ビニールの袋が次々売れてた。この袋はキルギスでの買い物の必需品みたい。日本人女性がこの袋を持って市場に買い物に行けば、どこからどう見ても地元キルギスマダムにしか見えない!

お父っつぁん達が群がっていたので「何かな?」と見てみると…

馬に乗ってワァワァやる騎馬戦みたいな謎スポーツを中継中でした。他にも全身テッカテカに油塗ったヌルヌル相撲みたいなのもやってた。

工具コーナー。そうか、オシュ市場は品揃えが良くて広ーーい、日本のホームセンターってことか。

ミシン屋さんもありました。

陳列が延々と続くキルギスの丸いパンコーナー。

こんなにたくさん。

市場の花形エリア、ご存じ乾物コーナー。

乾燥させた茶葉やハーブなどがありました。

小さな実も売られてました。ジャムとかの加工用かなぁ?

キルギスでも大鉄板なドライフルーツ屋さん。

圧巻の品揃え。

また買ってしまった。

なぜか突如ペットコーナー。

小鳥もいます。

ギュウギュウ。
美味しいオシュ市場の食堂

お腹が空いたので市場内の食堂でお昼休憩。ほぼ満席の賑わいっぷり。メニューを見ても、それがどういう料理で何を頼んでいいのかわからなかったので、近くの席の人が食べているのと同じのを注文。

ごはんと蕎麦の実が半々、カツのようなものとマッシュポテトみたいなのにタレがかかった、ワンプレート料理がやって来ました。うまーーい!

サワークリームの乗った具沢山スープと、どう見ても小籠包もやって来た。うまーーーい!

お腹が満たされたので再び散策。ここは野菜コーナー。

やっぱり泥付きのままの方が鮮度良く見えるね。

タネ各種。

お次はお肉コーナー。新しい感じの建物で、清潔感溢れてます。美味しそうなお肉がたくさん。自炊予定がないので買えないのが残念。

乳製品コーナー。

美味しそうな乳製品がたくさんあって、どれを買うか迷ってしまう。気になるものは味見させてくれます。

レーズン入りチーズがめちゃ旨で買っちゃいました。ホステル近くの、あの兄さんの焼き立てパンに付けて食べると、ほっぺがおっこちる美味しさです。
癖になる謎の飲み物

キルギスといえば忘れちゃいけないのが、あちこちで出店している謎の飲み物。
どのお店もレパートリーは同じで三種類、発酵系の体に良さそうな飲料を売ってました。老若男女問わずみんな気軽にグイグイいってましたよ。

もちろん三種全部試しました。いっぺんに全部試したんじゃないですよ。時間や日にちを変えてひとつづつ。

飲み慣れない味で最初は「…ん?」ですが、何度か飲むうちにクセになってしまいました。同じキルギスでもカラコルやオシュでは見かけず、ビシュケクで局地的にみかけます。そして見かけるたびに「あーコレコレ」と飲むようになってしまいました。

さらに謎の飲み物も売られていました。どう見てもヤギか羊の皮で出来た水筒。

その中から出てくる白い液体。ヨーグルト的なものかなぁ?試してみればよかった。
キルギスの果物サイコー!

キルギスで忘れちゃいけないのがコレ!!果物超おいしーーーい!!買う時に「すぐ食べるから甘いの」と注文すると、本当に熟れて食べ頃のくれました。

最高に美味しかったのが、意外にもあのラグビーボールみたいに細長くて大きな黄白いメロン。これまで他の国で食べて来て「まぁまぁかな」くらいな印象だったんですが…
オシュ市場近くの露天のメロンは日本で売られている高級完熟に並ぶくらい超絶甘くてジューシーで、ビックリしすぎて目ん玉が丸くなりました。見た目が同じでも、熟れたタイミングでこんなに美味しさが違うんですね。

ホステルでお茶しながらテレビを観ていたら、歌番組の突撃訪問街角インタビューみたいのでオシュ市場が出て来て、店主やお客さんが次々と餌食になってた。
次回から、ビシュケクを離れ、温泉と山の町カラコルへ向かいます。
