スリランカ|アヌラーダプラで利用した宿|ラージャラタ リーチ リゾート(Rajarata Reach Resort)

ラージャラタ リーチ リゾート(Rajarata Reach Resort)

 

遺跡巡りの拠点に3泊お世話になったホステルです。交通量の多いメイン道路に面したパソコンショップ横の小さな入口を入り雑居ビルのような階段を上ると、椅子とテーブルの置かれた雰囲気のいい空間が突如現れます。

 

それまでの雑居ビルのような様相からガラっと洒落た雰囲気に変わったので、これにはちょっと驚きました。

 

ここがレセプション兼食事などの共有スペースとなるようです。

 

到着するとまただ若いオーナー夫妻が優しく出迎えてくださり、手作り感満載の濃厚なフレッシュフルーツジュースを出してくれました。到着時にはマップで遺跡の見どころなど詳しく説明していただき、これは次の日からの遺跡巡りでとても助かりました。

 

案内された部屋はレセプション兼共有スペースの階下にある三部屋のうち、一番階段寄りの部屋でした。必要最低限の設備・備品の置かれたこぢんまりとした部屋で、館内に向かって窓があるものの、目の前を他のゲストが行き来するためカーテンを開くことはできず、ほぼ窓無し部屋といっていい状態です。ベッドは硬さは丁度よく、シーツや枕カバーも清潔で、嫌な臭いなどは一切ありません。

 

部屋の設備・備品はダブルベッドが一台、整理ボックス、鏡台、タオルセット大小、石けんのシンプルなものです。このホステル自体がまだ新しいのか、部屋(特にシャワールームなどの水まわり)がビックリするほど綺麗で清潔感があり、まるで日本のビジネスホテルのような印象を受けました。

 

シャワーの出もバッチリで、お湯の温度・水圧ともに満足のゆくものでした。

 

部屋には簡単に設置できる蚊帳も用意されていました。

 

(↑ルーフトップ階の共有スペース)この階の他にレセプション兼食堂と同じ階、そしてさらにルーフトップの階にも数部屋と共用スペースがあるという、部屋数は少ないもののちょっと複雑な造りとなっています。

 

ランドリーサービスは行っていないようですが、自室で手洗いした洗濯物は屋上の干場で乾かすことができ、洗濯ばさみを借りることもできます。部屋に冷蔵庫はありませんが、共有スペースに置かれた冷蔵庫を使ってよいとのことで、買ってきたジュースなどを冷やさせてもらいました。遺跡巡りに使う自転車は一日450スリランカルピー(約280円)で借りることができます。

 

朝食と夕食はオプションで追加することが可能でした。私達は朝食(一食650スリランカルピー/約455円)をお願いしたのですが、オムレツ、トースト、フルーツ各種といったシンプルな内容ですが、量としては丁度よく、盛り付けがお洒落で見た目が華やかだったのも良かったです。二日目は上記メニューにくわえスリランカーカレーも並び朝から満腹でした。食堂の目の前には大きな樹木があって、すぐ目の前を野生のリスが行き来していました。

 

夕食もいただきましたが、食堂でよく見かける包丁の大きく軽快な音を響かせての調理が名物のコットゥロティをはじめ、日本好みの優しい味付けの柔らかなチキン、カレー各種、デザートのヨーグルトなど、どれもとても美味しいものでした。

 

あとこれはこのホステルの問題ではなくアヌラーダプラの町としての問題ですが、頻繁に停電が起きました。自家発電などは設置されていないので、夜にはロウソクで対応していました。

また夕方から夜にかけて蚊が多く出現します。特に17時頃から19時半頃までが蚊のスペシャルタイムなんだそうで、その言葉通りホステルの入口や階段の踊り場付近にどこからともなく大量の蚊が押し寄せ飛び回っていました。ホステルでは電気式の蚊取りと蚊帳を各部屋に設置していますが、念のため各自虫除け対策はした方がよいと思います。

ホステルはバスターミナルの近くにあり、その周辺には飲食店や商店も豊富に並び、まったく不自由することはありません。

このホステルのオーナー夫妻はまだとてもお若いですが、どんな時でも穏やかな対応をされ、きめ細かな配慮があり、もしかしたらホテルなどで接客を学ばれた経験があるのかな、とも思いました。アヌラーダプラの町としての問題はありますが、それを差し引いても快適に滞在できるホステルと思いました。

ラージャラタ リーチ リゾート(Rajarata Reach Resort) データ

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※宿泊料金は当時のレートで日本円換算したものです
エアコンルーム一泊24.8US$(約2750円)利用
Wi-Fi遅いことが多い・停電時は使用不可
宿泊日:2019年3月17日・18日・19日

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