インド・ラダックのレーでレンタルバイク(スクーター)

※このページの情報は2019年7・8月当時のものです。
※国際免許(二輪欄のスタンプ捺印あり)持参を前提にしています。警察の検問など二輪欄スタンプなしでも大丈夫かは不明です。

 

インド北部ラダックの「レー」滞在中に、バイク(スクーター)を借りて周辺のゴンパ(チベット仏教寺院)巡りをしました。バイク(スクーター)を借りてから返すまでの様子を紹介したいと思います。

 

今回借りるのは費用をケチるためスクーター、しかも2人乗りです。なので遠出はしないで、あくまでもレーの中心部から気軽に行ける範囲のみに使用しました。

ちょっと距離があるラマユルは車を1日チャーター、もっと距離があり数日を要するヌブラ渓谷などはバスを利用という具合に交通手段を使い分けました。

 

レーのレンタルバイクは借りたい人に対してバイクが少ない

バイクのレンタルショップはレーのメインマーケット周辺にいくつかあり、数店舗めぐってバイクを見てまわり、そのうちの2個所で借りました。料金を聞くとどの店舗も111cc-125ccで1日800ルピー(ヘルメットつき)だったので、料金の協定があるのかな?料金はどこも同じなのであとはまぁまぁ程度のいいバイクを借りられるかと、店員さんとの相性かもしれません。

 

↑借りたバイクその1

今回借りるのはスクータータイプのバイクです。幾つかのレンタルバイク屋さんを見てまわってわかったのは、バイクはロイヤルエンフィールドがメインでスクーターは数が少ないということ。山岳地帯の地形からやっぱりスクーターだとキツイんだと思います。しかも程度イマイチなバイクが多いです。

 

レーではバイクのレンタルが大人気で、借りたい人に対してバイクが足りない印象でした。実物を見てから借りようと昼間に行っても「いまは全部レンタルされてて無いよ、夕方以降にもう一度来て」なんてこともありました。

希望の日に確実にバイクを入手するために、バイクレンタルする日が決まったら数日前に行って予約することをおススメします。

 

実際に借りたレンタルバイク屋さん

今回バイクを借りた2軒のうち、メインマーケットに近い1軒「Kharyok Bike Rental」を紹介します。この通りには他にも数軒バイクレンタル屋さんがあるので、ハシゴして状態のいいバイクを見つけてください。

バイクを借りた「Kharyok Bike Rental」をGoogleマップで見る

 

レーでバイクの予約から返却までの流れ

バイクの予約

今回は借りる2日前にレンタルバイク屋さんに行って予約しました。予約時に前金500ルピーを支払い、上の画像のような紙を渡されます。

デポジット欄に「パスポート」と記入されていますが、警察の検問で「パスポート見せろ」になったら嫌なので代わりに日本の運転免許を預けました。バイクレンタル中の運転免許証としては国際免許(二輪欄のスタンプあり)を携帯しました。

デポジットは予約時ではなく実際にバイクを受け取る時に渡します。

 

バイク受け取り

↑借りたバイクその2

バイクは当日朝8時30分頃に取りに行くパターンと、前日の夕方に取りに行くパターンがありました。夕方指定は単に朝早く来られちゃ困るとか、お店側の都合だと思います。夕方の場合でも料金割り増しなどはありませんでした。

バイクを取りに行くと先ずは「チェックを兼ねた試運転してみて」と言われたので、その辺を数百メートル走ってみました。問題なければ残りの300ルピー支払い。バイクを借りている間のデポジットとして日本の運転免許を預けました。返却時のトラブルを避けるため全方向からバイクの撮影もしました。

 

ゴンパ巡り当日

 

借りた時点でのガソリンはほぼ空に近い状態だったので、まずは給油。そしてゴンパ巡りへ。

 

バイク返却

返却時は店員のお兄ちゃんによる運転チェックあり。デポジットの運転免許を返してもらい、チャイをご馳走になりながら店の中で待ちました。チェック運転の割になかなか帰って来ない(どこまで行った?)。10分くらいしてお兄ちゃん帰還。問題なしということでした。ガソリンはほぼ空に近い状態で返しました。

 

レーのガソリンスタンドで給油は簡単

バイクでゴンパ巡り当日、まずはほぼ空っぽのガソリンを入れなきゃなりません。レーのメインマーケットから空港方面へ少し下ったロータリー近くのIndianOilガソリンスタンドで入れました。

ここは道路沿いにあって入りやすいからか、3回利用して3回ともとても混んでました。インドにしてはキレイなトイレやATMがあるので使い勝手いいガソリンスタンドです。

IndianOilをGoogleマップで見る

給油はとても簡単。金額指定すればスタッフさんが入れてくれます。この時(2019年7月・8月)は300~400ルピー入れて、ゴンパ巡りしてメインマーケットまで一度も追加給油せず戻って来ることができました。

ただその後ご存じの通り世界情勢の影響でガソリン代が値上がりしているので、金額的にはもっと多く入れなきゃならないと思います。何にもない炎天下の野っ原で燃料切れなんて悲惨なのでくれぐれもご注意を。

 

レンタルバイクで行った所

[1回目]サブー村(鉱泉見学)・ティクセゴンパ・シェイゴンパ

[2回目]へミスゴンパ・ウプシ・タクトゴンパ・チェムレゴンパ

[3回目]タクトゴンパ(お祭り)

 

レー周辺のゴンパ巡り・スクーターの二人乗りは正直シンドイ

レンタルバイクは例によって費用をケチるため1台だけ借りて2人乗りしました。広大な大地を走る爽快感は最高で、道路はどのゴンパに行くにもしっかり舗装されていました。

 

ただ山がちな地形のレー周辺を走るにはスクーター2人乗りだと馬力が足りませんでした。ゴンパは丘の上にあることが多く、上り坂になるとたちまちスピードダウンします。

 

一番大変だったのがレーのメインマーケット方面へ戻るときでした。レーの中心地へ向かう道路の傾斜がかなりキツイんです。なんでこんな山の上に町を造ったかなー。

 

ゆっくり歩くロバ並みのスピードしか出なくて、危なくコケそうになって途中で押して歩く羽目になりました。ケチらないで2台借りればよかった・・・。

 

レーでのレンタルバイクについては(短いですが^^;)以上です。それではどちら様も良い旅を。

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