インド軍の施設で激辛コロッケバーガー(ラダック)

2019年8月5日

インド・ラダック、レー近郊のゴンパ(チベット仏教寺院)をレンタルバイクで巡っている途中、お昼も過ぎてお腹が空いて来たので軽く食事することにしました。

ガラーンとした荒野の途中途中に小さな集落もあって、味はともかく食堂もあるので余ほどのことが無い限り食いっぱぐれることが無いのがインドの良いとこ。

 

今回はせっかくなので、インド軍(インディアン・アーミー)の施設にお邪魔してみました。レーの周辺はとにかくインド軍施設が多いんですよ。今回たまたま前を通った3号線沿いにあるインド軍施設の入口に食堂の看板があり、聞いてみると一般人も利用できるということで入ってみました。

入口警備のお兄さんに「ここの建物の写真撮ってもいい?」と聞くと「ダメダメ建物の写真はダメ!」と強く止められました。まぁ、ダメだとは思ったけど・・・。

 

「外はダメだけど建物の中は撮っていい」とのことです。ただ建物内は普通の味気ない公共施設みたいで、ぜんぜん「おもしろみ」がなかったので、ほとんど写真は撮らず。

 

食堂というか軽食メインのカフェテリアです。インド軍の兄さん姉さん達で賑わっているのかと思ったら、もうお昼時も過ぎて人がいません。巷で言う無作業時間(アイドルタイム)みたいな時間帯かな。

テーブルの下に積まれている石はなんでしょうかね。某●国が攻めて来た時に応戦する武器でしょうか。

 

本当ならこのショウケースに調理パンとかサモサみたいのが並ぶんでしょうか?ぜんぜん無い・・・。かろうじて、コッペパンやバーガーのバンズみたいなのがありました。

 

あちらのカウンターでは、なにやら予約注文したケーキ(ホール)とかを受取っています。「食事前に手が洗いたい」と言ったら、あのカウンターの奥にある厨房に案内されました。「おっ!?なんかよくわからない極東系がキッチンに入って来たぞ」と食材仕込み中のスタッフさん達が軽く驚いていました。厨房の規模や様子を見ると、ここで本格的に調理が行われているようでした。

 

一応メニューみたいなのがありました。

 

んー・・どんなのが出て来るのかよくわからないから、ショウケースに積まれたバンズを指さして「これで何か作ってくれるの?」と聞いたら「OK」だったので、おまかせすることにしました。

 

出て来たのがコレです。思った以上に大きいバーガーで、ふたりで1個にすればよかったと思いました。インド軍の兄さん姉さんは腹ペコでサイズもデカめなようです。

 

持って来てくれたお兄さんが「ベジなんちゃら」と言ってました。コロッケみたいな揚げ物とボイルした野菜に、なにやらマサラ感満点の茶色いソースがたっぷりかかっています。

「しまった・・・辛いの少なめでと言うのを忘れた」「このソースがミートソースでありますように」と祈りながら一口齧った瞬間に淡い期待は打ち砕かれました。お馴染みの、めちやくちゃ辛いマサラソースでした。こんなの食べたらお腹壊して訓練できないんじゃないの!?と思うくらい辛いです。この後コーラと水を追加購入でなんとか完食しました。

次回はもう少し賑わってそうな昼時を狙って訪問したいと思います。あと「辛さ控えめで」も忘れず言おうと思います。

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