ウズベキスタン航空でインドからウズベキスタンへ

2019年8月22日

インドのムンバイからウズベキスタンへ向かいます。

大好きな国となったインドといよいよさよならです。4ヶ月の旅で出会った人々や楽しいできごとを思い出してはウルウルと、感傷に浸りながらウズベキスタン航空の機内へ。

ウズベキスタン航空のチェックインカウンターの様子はこちらをどうぞ

ウズベキスタン航空でGO

今回私達の発券された搭乗券は9Aと21B・・・うーーん、だいぶ離れてる。ところが飛行機に乗ってみると席が四分の一ほど空いていて、みんな勝手に座席移動しています。客室のスタッフさんに「隣同士の席に移ってもいい?」と聞くと「その席の人と相談してみて」とのことでした。

 

取り合えず隣同士の席に座っていると、その席の本当の搭乗券を持っていたカザフスタンの親子(日本人そっくり!)が来たので立とうとすると「私達あっちに座るからいいわよ」と席を譲ってくれました。ありがとうー!

 

やがて離陸した飛行機はグングンとインドの海岸沿いを北上…って…ん?またラダック方面へ向かってる?

 

そうなんですよ。本当は飛行時間のより短いデリー→タシュケントの便もあるんですが、なぜか飛行時間の長いムンバイ→タシュケントの方が値段が半分以上安かったんです。まぁお金は無いですが時間だけはたっぷりありますからね。

 

早速、機内誌でも見てみますか。

 

うーーむ…何が書いてあるかさっぱりです。これはヤバい。前途多難。

 

ウズベキスタン航空の機内食

ウズベキスタン航空はLCCではないので機内食もバッチリ出ます。ジュース類は勿論アルコールもフリー。(私はお酒飲まないけど)

機内食はノンべジかべジかを選べ、ノンべジはさらに普通のチキンかインドスタイルかを選べます。せっかくなんでノンべジのチキンとインドスタイルを頼んでみました。

 

こちらがインドスタイル。鶏肉を使ったビリヤニでしたが・・コレがメチャ辛かった・・。

 

こちらはチキン。よくあるチキンと野菜のソテーです。一切辛み無しなので安心して食べられました。メイン以外は皆一緒のようで、茶色い丸い玉はインド大定番の屋台甘味と同じもの。揚げたドーナッツのような丸玉を激甘シロップに漬け込んだものです。そしてサラダ、カード(ヨーグルト)、パン。バターの近くに写っている小さな容器はインドの定番、酸っぱ辛いインドの漬物です。これに紅茶かコーヒーがつきます。

初めて乗ったウズベキスタン航空、客室スタッフのお姉さん達は笑顔の素敵な美人揃いで、なかなかいいじゃないですか。

ただ前方にいるインド人グループが呼び出しコールを連打しワインのお代わりを5回くらい頼んだ後かなり酔いが回って、6回目あたりから完全に無視されてました。客室のスタッフさんに無視される乗客って初めて見た。

そのインド人男性達、やがて満面笑みの上機嫌で機内通路をウロツキはじめ知らない人の隣に座っては、あちこちで喋りまくってます。横に座られた人達(インド人)も嫌な顔せず、初対面の酔っ払い相手に楽しそうに雑談を弾ませているのは、さすが他人との壁が無いインド人だな。

 

飛行機はインドからパキスタン→アフガニスタンという陸路じゃとうてい考えられない空路を進み、

 

ほぼ時間通りにウズベキスタンのタシュケント国際空港到着。

 

タシュケント国際空港は楽々入国&両替・SIM購入

初めて来たタシュケント国際空港、停まっている飛行機がウズベキスタン航空ばっかり。

しかも地面が劣化でボコボコしていて、あちこちに雑草も生えてる。国を代表する国際空港なのにあんまりお金が無いのかなぁ?

 

飛行機を降りてバスに乗り空港建物に入った目の前が、もういきなりイミグレでした。

2019年8月の時点で日本人であればウズベキスタンのビザは免除。出入国カードの記入も必要なし。パスポートだけを出せば良いので楽でした。

イミグレを抜けてすぐ横右側には両替所があり、なんと一切の手数料なしで円→ソムへの両替をしてくれました。この両替所どうやって儲けてるんだろう?何か秘密のカラクリでもあるのかな?

預け荷物が流れて来るターンテーブルの近くには早くもSIMを手続きできるカウンターまであります。一緒に降りたインド人アニキのグループと一緒に我先にカウンターのスタッフにワァワァとわめきながら群がりました。

ここでハっと我に返り周囲を見回すと、インド人アニキ達&私達の横にはウズベキスタンの人達が静かに整然と並んでいるじゃないですか。

「ん!?なんなんだ、この国は!なんで静かに並んでるんだ!」と一瞬驚きましたが、まぁ、おそらくコレが世界基準なんでしょう。4ヶ月インドにいたんで(特に最後に滞在したレーのエアテルの無秩序殺到に)すっかり洗脳され、我先に大声アピールが当たり前になってました。

(これだからインド便の客は…)と思ったかどうかは知りませんが、インド人アニキ達&私達に専属でスタッフさんがひとりついてくれて、タブレットを手渡すとチャチャっと手早くSIMをセットし、あっという間に使えるようになりました。素晴らしい。

 

「ウズベキスタンは怖い」と怯えるインド人

その後もなんとなく一緒のグループ風になっていたインド人アニキ達、空港の自販機で「これ、どうやるんだろうね?」と海外旅行のウキウキ気分でコーヒーを買ったりしてたんですが、なぜか一向に空港の外に出ようとせず、しまいには顔をこわばらせながらヒソヒソ話し込み始めました。

「何かトラブルでもあった?」と聞いてみると「ウズベキスタンってのは観光客と見るとタクシーが高額請求するらしい」「怖いよな」だって!インド人がそれを言うか!と突っ込み入れたくなりましたよ。

インド人アニキ達とはここでお別れ。

 

当時は空港の外に出るとタクシー客引きのおっちゃん達が群がって来るので、それを突破して一般道路まで出て、流しているタクシーにコチラから声をかけるとボラレない、というのが旅人の間で囁かれた説だったので、我家もそれにならいました。

 

ところが声をかけて来たのはたった2人で、断るとアッサリと引いてました。その後は誰にも声を掛けられることもなく、薄暗くなり始めた空港前花壇をのんびり鑑賞。大きい通りまでぷらぷら歩いてタクシー拾いました。タシュケントはタクシー(白タク)なら5㎞を2人で乗っても(当時のレートで)70円くらいで、この後あちこちで乗りまくってしまいました。

件のインド人アニキ達とは、次の日タシュケント徘徊中、大きな道路を挟んだ向こう側にいたところで一瞬だけ再会しましたよ。こちらに向かって「ブラザー!!」と大声で元気よく手を振っていたので、どうやら無事にホテルに着いたようです。

 

タシュケントのスーパーで市場調査

人生初訪問のウズベクスタン、前もって予約しておいたホテルに荷物を置いて、ちょっとだけ町のスーパーに市場調査に出かけてきました。

 

インドと比べて街が綺麗でスーパーマーケットの品揃えもとてもいいなぁー。

 

うひょーー!この品揃え、タシュケントだからかな?

 

美味しそうな総菜の量り売りも豊富。韓国料理風の総菜もチラホラ。

 

チキングリルがスーパーや街角で売られていたので買ってみた。美味しかった。

タシュケントには2泊した後、サマルカンドへ移動します。(タシュケントにはまた戻って来るので、観光はその時にじっくりと)

 

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