戸狩温泉 暁の湯

食事処・案内所の掲示があったが、現在は入浴施設のみの営業。公衆浴場そのものの「暁の湯」。スキーシーズンが終了したせいか、全盛期を過ぎたような印象もうけました。

内湯は天井高く湯小屋風な造りとなっていました。おかげで通気は良好で、熱こもりは一切無しの快適空間。浴槽は長方形の10数人サイズ、石板張りのもの。湯は薄ウーロン茶色透明、茶やクリーム色の湯華が沈殿している。草のような臭いがあり、弱スベスベとした浴感が特徴的。湯口からは循環湯の大量投入がある。

露天風呂もありました。周囲は目隠し塀でガードされている造りで、立ち上がると雪で真っ白の志賀方面の山々が見える。10数人サイズの露天岩風呂といった浴槽。こちらも循環湯の大量投入湯があるのは内湯と同じ。薄ウーロン茶色透明、内湯以上の中程度のスベスベ感、枯れ草臭がする湯。見た目にも浴感、臭覚ともになかなか楽しめたお湯でした。
(三昧・2014年3月)


スキー場に併設された日帰り温泉施設です。木材を基調とした山小屋的印象も受けますが、スキーシーズンも終盤の3月に訪問したせいか、館内はかなり草臥れた印象で、食堂は休業中、受付のおじさんも元気がありません。館内には男女別に内湯+露天風呂がありました。

先ずは内湯ですが、石板と木材を多用した落ち着いたトーンの浴室で、10人サイズの四角い浴槽がひとつあります。湯口より循環湯と思われる湯をドバドバっと投入、ごく僅かな温泉臭漂う薄い麦茶色の湯が満たされ、湯中には茶色い湯花が浮遊しています。弱いスベスベ感のある湯はやや熱めに加温、浴槽からはごく少量の溢れ出しも見られますが、ほぼ循環ベース+少量の新湯も投入しているかもしれません。既に大勢の人が浸かった後だったのか、やや湯汚れが目立ったのが残念。

続く露天風呂は10人サイズの岩風呂です。こちらは適温で、内湯と比べ溢れ出しもやや多め、湯汚れも少なめで、気持ちよく湯浴みが楽しめました。
(まぐそー・2014年3月)

▼暁の湯 外観

▼男性内湯

▼内湯湯口

▼男性露天風呂

戸狩温泉 暁の湯 データ

長野飯山市大字豊田6530
0269-65-2648
12時~21時(受付20時30分)→14時30分~20時(受付19時30分)
550円→700円
木曜日休み
訪問:2014年3月

戸狩温泉 暁の湯 温泉分析

戸狩温泉 単純温泉(湯口における分析)34.0℃ pH=8.4 67.7L/min(掘削自噴) 溶存物質計=293.8mg Na=42.0mg(81.16mv%) K=8.0 Mg=1.0 Ca=2.6 Fe2=0.4 F=1.1 Cl=9.4 SO4=4.4 HPO4=3.4 HCO3=113.5 CO3=3.0 H2SiO3=104.3 HBO2=0.6 ※温泉利用状況=加温あり・循環ろ過あり

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