大塩裏磐梯温泉 温泉民宿ふる里(閉業)

いつ頃かわかりませんが温泉民宿ふる里は閉業されたようです。(現地確認済)

大塩裏磐梯温泉 温泉民宿ふる里 2010年9月

湯の確認のために再訪しました。今回は「空いているから男湯を貸切でどうぞ」とご主人。早速入湯させて頂きました。

男湯浴槽は長方形石板張りの3人サイズです。浴槽内にはトゲチク状態の析出物が形成されています。湯はよどみ色透明、中苦味に強塩味。体を摩るとギシギシした浴感があり、皮膚の弱い部分はぴりぴり感もある。湯口で42.5℃を5L/minほど投入しての掛け流し。浴槽においては39℃とぬるめ。源泉に含有する塩分により、湯上り後は結構な火照り具合でした。
(三昧・2010年9月)


数軒の宿で構成される長閑な温泉地「大塩裏磐梯温泉」です。ここの鄙び系民宿「ふる里」に約6年ぶりに再訪しました。一見すると雑貨屋にも見える民宿で、生活感溢れる飾り気の無い雰囲気。館内には男女別に内湯がひとつづつあり、前回訪問時はそれぞれ分かれての入浴でしたが、今回は男湯を貸切利用させていただけました。

男湯は3人サイズの長方形浴槽がひとつ。ちなみに女性側もほぼ同じ大きさですが、浴槽の造りが少々異なります。浴槽角の石組み湯口からは湯が少量投入され、静かに溢れています。

一見すると無色透明のなんてことない湯なのですが、ここ大塩裏磐梯の湯は塩気が強い事で有名で、最近では「会津山塩」というブランド塩も売り出し中。そんな湯なので、とにかく浴感重いヘビー級。浴槽内は析出物でチクチク。無色透明ではあるものの、このテの湯によく見られる淀んだような濁りをごく僅かに帯び、浸かっていると漬物にでもなったような気分がします。湯口の湯を一口含んでみると強烈な塩気とニガリ味。浴後はいつまでも火照りが持続しました。
(まぐぞー・2010年9月)

▼温泉民宿ふる里 外観

▼今回は男性側を貸切利用でした

▼湯口

大塩裏磐梯温泉 温泉民宿ふる里 2004年6月

大塩裏磐梯温泉の温泉民宿「ふる里」です。外観は商店というか民家にも見えますが大塩の源泉を引いています。国道沿いに位置していてすぐわかるでしょう。

訪問時はちょうど浴室の清掃直後で浴槽の湯を溜めている途中でした。男女別の内湯が一つずつ。男性浴場は岩風呂の造り。清掃後なので湯が新鮮です。無色、湯の表面が白っぽく濁っている。強い塩味に苦味。濃厚な浴感たっぷりで、長湯すると非常に疲れる湯です。新鮮で満足の湯でした。
(三昧・2004年6月)

▼男性浴槽

▼しょっぱく濃い温泉です

▼女性浴槽

▼湯口

▼女性側も当然濃い湯です

大塩裏磐梯温泉 温泉民宿ふる里 データ

福島県耶麻郡北塩原村大字大塩字湯ノ上4955
立寄り時間要問合せ
500円
訪問:2004年6月・2010年9月

ナトリウム-塩化物強塩泉

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