飯坂温泉 松島屋旅館(リニュアル工事のため休館中)

2022年10月2日よりリニュアル工事のため休館中。

新年早々元日の夜、山形湯巡りの帰路途中に飯坂にも少々立ち寄る。立ち寄ったのは中規模な観光旅館の印象だった「松島屋旅館」。時間は19時をまわっていたが女将さんらしき方が「お風呂どうぞ」とのお言葉。

受付から浴室まではエレベーターで移動(何階だったかは忘れた)。男女別浴室、内湯のみで露天風呂はない。ちょい広めスペースに湯気こもり気味の浴室空間。浴槽は長方形と円形のものを一つずつ配置している。

長方形浴槽は4人サイズで青タイル張りの造り。浴槽内の腰掛け部分には畳敷きが施されています。湯は見た目にも濁りを生じておりなまり気味。円形浴槽との温度差を設けてあるのでしょう。100%源泉を少量投入しており、浴槽温度は41℃。お正月だからかも知れませんが、浴槽にはリンゴが浮かべてあります。

もう片方の円形風呂は8人サイズで青タイル張り。浴槽中央には御影石の瓢箪玉のような湯口があり、その頂上から少量の源泉を浴槽へ注いでいます。湯は無色透明の43℃。こちらにもリンゴがプカプカ浮いているリンゴ風呂仕様です。おかげでリンゴの甘い香りが浴槽一帯を占拠していて湯の香りより勝っています。たまにはこういう風呂もいいものです。
(三昧・2010年1月)


玄関先に立寄り入浴の案内が掲示されている松島屋旅館です。この掲示があると気兼ねなく訪問できて助かります。団体旅行向けかな?といった箱モノタイプの中型観光旅館で、やや年季が入った館内は昭和の懐かしい臭いがします。受付では女将さん(?)らしき方が愛想よく受付けてくださいました。

館内には男女別に大浴場があり、趣きがまったく異なりますが、入替え制ではない様子。女性浴室には10人サイズの四角い浴槽がひとつあり、浴槽中央には中洲のようにオブジェが作られています。このオブジェを取り囲むようにして湯浴みするといった感じ。

浴槽角にある湯口より熱い源泉が注ぎ込まれ、場所により熱湯~適温となっています。浴槽中央にオブジェがある事で温度差が生じるようで、加水せずとも入浴客が好みの湯温位置を探して浸かる事ができます。勿論私は、湯口付近の熱湯を楽しみました。

肝心の湯は無色透明のキシスベが混在するもので、湯面ではほぼ無臭であるものの、湯口では飯坂ならではの芒哨薬臭が楽しめました。浴槽サイズにして投入量が少ない印象ですが、湯温をジャストに保つにはベストな量と思います。訪問時は場所により「こなれ感」もありましたが、全体的には鮮度良好(特に湯口付近)、サラサラと溢れ出しの掛け流し利用でまずまず。

マニア好みの鄙びや、女性好みの和民芸とは違いますが、私が子供の頃からイメージする「これぞ昔ながらの飯坂」といったお宿でした。
(まぐぞー・2010年1月)

▼松島屋旅館

▼男性浴室

▼円形浴槽

▼長方形浴槽

▼リンゴが浮いています

飯坂温泉 松島屋旅館 データ

福島県福島市飯坂町湯野字切湯ノ上14番地
024-542-3155(10時~17時)
14時~20時30分
500円→700円
訪問:2010年月1

飯坂温泉 松島屋旅館 温泉分析

湯野分湯槽 単純温泉 60.0℃ pH=8.6 成分総計=809.5mg Na=211.3mg K=4.9 Mg=0.2 Ca=30.4 F=5.0 Cl=102.3 OH=0.1 SO4=328.1 HCO3=42.8 CO3=4.5 S2O3=0.1 H2SiO3=76.2 HBO2=3.6 (H17.2.3)

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