尾瀬檜枝岐温泉 燧の湯 2022年2月
朝一風呂を目当てに再訪しました。まずは消毒と検温を各自で済ませます。そして券売機にてチケットを購入して受付する流れです。既に営業開始から30分は経過していましたが一人もお客さんは居ません。
御影石造りの浴槽は変わりなし。湯面から香るタマゴ臭が満足感をアップしてくれます。弱スベスベ感あり。湯使いは細工無しの掛け流し。湯温は浴槽42℃。一番風呂で言うまでもなくお湯の鮮度は良かったです。しばし、貸切状態での湯浴みを満喫しました。露天風呂利用については15時からとの事でした。
(三昧・2022年2月)
4年ぶりの再訪です。2月の桧枝岐は雪がたっぷり、燧の湯のまわりもたくさんの雪に覆われていました。館内に入るとコロナ対策のため休憩スペースは閉鎖、営業時間が朝からの土日祝は13時~14時が消毒清掃のため入浴不可となっていました。
4年ぶりの燧の湯はコロナ対策を除いては施設の様子やお湯の感じは特に変化はないように思います。何年たっても不思議と経年劣化を感じないキレイに保たれている施設です。今回は朝のオープン時間と同時に訪問で、お湯の状態がとても良く女湯は終始独泉という贅沢なひとときを過ごすことができました。
(まぐぞー・2022年2月)
▼冬の桧枝岐は雪がたっぷり
▼通路も
▼コロナ対策
▼冬期間の営業時間
▼コロナ対策のため休憩スペースは使用不可(後日使用可となりました)
▼男性内湯
▼別の角度から
▼浴槽から
▼天井
尾瀬檜枝岐温泉 燧の湯 2018年3月
この時期(3月)ではまだ尾瀬の玄関口でもある御池から新潟県側へは冬期間通行止めです。そんななか桧枝岐村の裁ちそばを食べに行きがてら寄ってみました。早朝6時から営業しているありがたい施設で朝風呂でもお世話になったことがありました。今回は11時前の入館でしたが館内は閑散としていました。というのも今の時期はオフシーズンなのでこの状況が普通のようです。
浴室や脱衣所などにも前と比べて特に変化は無いように思えました。露天風呂ですが本来は12時よりという事でしたが当日は「まだ12時前で完全には湯が溜まっていないけど良ければどうぞ利用して下さい」との事。内湯と露天、両浴槽共にお湯はキレイに澄んだ透明湯、白く細かい湯華がチラホラと浮き沈みしているのが確認できます。露天においては湯の張りたてでタマゴ臭が強めで、多少のツルツルとした浴感が印象的でした。何度か訪れていますが、加水ありの掛け流しでお湯はなかなか楽しめる施設です。
(三昧・2018年3月)
何気にお気に入りの燧の湯を再訪しました。尾瀬の玄関口にある桧枝岐も3月はまだシーズンオフとの事で、館内は他にお客さんの姿がなくシーンと静まり返っています。そして浴場は今回も貸切状態でした。これが初夏~秋の登山シーズンだと、かなりの混雑になるようなので、温泉をじっくり味わうにはこの季節をおすすめします。
浴場の様子は昨年と何も変わっていないので省略しますが、お湯は加水ながら相変わらず良いものでした。湯溜め途中の露天風呂は湯口より触るのもしんどい熱湯と適温湯を交互に投入。おそらく熱湯は源泉と思われ、ハッキリとしたタマゴ臭がプンプン香ります。内湯・露天風呂ともに湯の状態はよく、湯汚れの一切ないとても澄んだ無色透明湯が溢れていました。
しばらくするとすぐ近くに住んでいるというお婆ちゃんが湯浴みにやってきて、外の景色を見ながらしみじみと「春が来たわねぇ」とおっしゃいます。周囲の山々にまだ芽吹きこそありませんが、残雪も少なくなり確かに春はやってきているようでした。
(まぐぞー・2018年3月)
▼外観
▼玄関
▼男性脱衣所
▼男性内湯
▼洗い場
▼男性露天風呂
▼露天風呂から
▼女性内湯
▼内湯 湯口
▼女性露天風呂
▼露天風呂 湯口
▼露天風呂からの眺め
尾瀬檜枝岐温泉 燧の湯 2017年8月
前回訪問は2007年、ちょうど10年振りとなった「燧の湯」。当時は「燧」の漢字がなんと読むのかすら分からずでしたが、尾瀬の燧ヶ岳を登って初めて山の名前だと知った次第。朝一番の6時オープンを目当てに余裕をもって駐車場で待ちます。館内施設などに変わりは無いように思えましたがどうかな?
浴室に入ると以前には無かったタマゴ臭が空間にほんわかと香っています。思わずテンションが上がってしまいます。変わらない御影石造り、お湯が湯船前面部分よりオーバーフローされているのが分かります。無色透明、タマゴ臭、弱スベスベ感する湯。また、湯船内の循環ろ過用の吸い込み吐き出し穴は塞がれており、以前とは異なり完全な掛け流しになっていました。湯口投入は約20L/minほどですので繁忙期はどうでしょうかね。今回は朝一で新鮮湯が楽しめ味わえましたがその辺は少し心配です。
石板15人サイズの露天風呂にも浸かってみました。こちらも内湯同様に掛け流しに移行しておりました。名前の通り燧ヶ岳登山後の汗流しの際にも使える日帰り温泉施設です。
(三昧・2017年8月)
なんと約10年ぶりの再訪問となりました。その間、燧ケ岳などの登山で近くは何度か通っていたので、すっかり行った気分になっていましたが・・。今回は朝のオープン時間と同時に入館です。時期的に本来ならもう少しお客さんが多いのかもしれませんが、生憎の雨で女性浴室は終始貸し切り状態でした。
10年前と変わらぬ館内は木材をふんだんに使用し温もりある雰囲気です。前回訪問時は繁忙日のみ半循環で、平日などは掛け流し利用でしたが、今回は館内に「源泉かけ流し」の掲示もあるのでもしかしたら全日掛け流しとなったのかな?などと思いつつ浴室へ入ります。途端にふわーっと心地よいタマゴ臭に包まれます。浴室は木材と石板をふんだんに利用し、窓が大きくとられ外の緑が良く見えるとても雰囲気の良い造りです。浴槽は以前のままですが縁の木材が新しい印象なので、定期的に手入れをしているものと思われます。
肝心の湯は無色透明の適温で、湯面からはタマゴ臭に加え爽やかな芒硝薬臭がします。湯は朝一番だった事もあってかとても綺麗で気持ちよく浸かれます。浴槽内をみると半循環時代に使用していたと思われる穴が塞がれていたので、やっぱり半循環から掛け流しへと変更したのかもしれません。
続く露天風呂も内湯同様に周囲の緑を眺めながら気持ちよく浸かれました。ただ、訪問時期が真夏だったので虻の攻撃が凄く早々に内湯へと撤収。それでも2箇所噛まれてしまいました。
(まぐぞー・2017年8月)
▼燧の湯 外観
▼燧の湯 受付まわり
▼燧の湯 男性内湯
▼別の角度から
▼シャンプー類揃っています
▼燧の湯 男性露天風呂
▼露天風呂 湯口
尾瀬檜枝岐温泉 燧の湯 2007年5月
尾瀬檜枝岐温泉では公衆浴場的な位置づけというが、洒落た日帰り温泉施設といった印象。男女別の内湯、露天風呂をそれぞれに備えています。
内湯はガラス張りで採光良く、木材を多用した明るい浴室には好印象です。浴槽は15人サイズの横長長方形広めのサイズ。木造縁でかなり滑りやすくなっているので注意が必要です。無色透明、すべキシ感ありの43℃。木組み湯口より48℃の湯を18L/minほどの投入があります。但し、吸い込み口作動により循環仕様、半循環といったところか。湯口周辺でのタマゴ臭が心地よく、湯口周辺での湯浴みがいいでしょう。
露天風呂の眼下が渓流が流れている。ちょうど5月連休でこの周辺は桜が五部咲きの景観だ。石板張り浴槽は多人数対応の15人サイズの広さがある。丸太の湯口より52℃の源泉を25L/min程度の投入。湯は無色透明、タマゴ臭を感じる。弱スルスル感もあります。浴槽内43℃に調整されています。内湯同様に半循環での利用形態でした。
受付けの方に湯使いを尋ねてみた。すると閑散期は循環器を作動せずの掛け流し、尾瀬の観光シーズンなどの繁忙期などは循環器を作動させているとの事です。全体的に綺麗な施設で、一般人にも受けそう。
(三昧・2007年5月)
南会津の中でも特に行きにくい場所にあり、今まで未湯だった温泉地。尾瀬の玄関口という事ですが、過去数回の尾瀬行きはすべて群馬側からの出入りだったので、温泉抜きにもまったくの未知の世界です。途中の352沿いが少し寂しい道だったので一体どんな温泉地かと不安でしたが、実際訪問してみると比較的多くの民宿や旅館が並ぶ明るい印象の温泉街でした。
今回は、そんな尾瀬檜枝岐温泉にある日帰り温泉施設「燧(ひうち)の湯」へ立寄ってみました。尾瀬のイメージに合うようなウッディな造りが印象的です。館内には男女別に内湯+露天風呂があり、造りが少し違うようです。男女入替え制かは不明。
脱衣所を抜けると先ずは内湯です。10数人サイズの長方形浴槽がひとつあり、無色透明、適温湯が満たされています。湯口より源泉を投入しての半循環といった湯使いでしょうか??
続く露天風呂は木々を見渡す爽やかなロケーション。石板造りの10数人サイズ浴槽はパッと見ハート型に見えます。湯口より熱めの源泉が投入され、浴槽内で吸い込み&吐き出し作動の半循環。浴槽温度はやや熱め設定の無色透明、湯口でタマゴ臭がプーンと漂い、温まり度もなかなかです。訪問時は他にお客さんのいない貸切状態だったので、タマゴ臭香る湯口そばを独占して楽しみました。
帰り際に湯使いについて伺ってみると、日曜祭日や尾瀬ピークの時期、いわゆる繁忙日は半循環で、その他は掛け流しとの事。湯口からの源泉がなかなか良かったので、次は掛け流し日に訪問してみたいとこです。
(まぐぞー・2007年5月)
▼まだ新しい印象の燧の湯
▼営業時間などの案内
▼燧の湯 男性内湯
▼内湯 湯口
▼燧の湯 男性露天風呂
▼燧の湯 女性内湯
▼内湯 湯口
▼燧の湯 女性露天風呂
▼ハートの石板がありました
▼露天風呂 湯口
▼露天風呂からの眺め
尾瀬檜枝岐温泉 燧の湯 データ
福島県南会津郡檜枝岐村字上ノ台208-1
→Googleマップで見る
0241-75-2290
【4月下旬~11月上旬】
6時~?・13時6時~20時(受付19時30分)
火曜日13時~20時(受付19時30分)
【11月上旬~4月下旬】
13時~20時(受付19時30分)
※各公式サイトと現地掲示の営業時間がそれぞれ微妙に違うことがあるので訪問前に確認された方が確実だと思います。
600円→500円→600円→700円→1000円
訪問:2007年5月・2017年8月・2018年3月・2022年2月
尾瀬檜枝岐温泉 燧の湯 温泉分析
桧枝岐温泉5号 単純硫黄温泉 63.5℃ 69L/min(動力楊湯) pH=9.1 溶存物質計=0.3895g Li=0.7mg Na=100.0(91.18mv%) K=4.3 NH4=0.1 Mg=0.3 Ca=3.6 F=18.8 Cl=72.6(39.90) Br=0.2 OH=0.2 HS=2.4 S2O3=2.8 SO4=13.1 HCO3=58.7 CO3=21.7 H2SiO3=83.1 HBO2=6.9 (H30.7.13) ※温泉利用状況=掲示確認できず
平成20年7月24日
桧枝岐温泉5号源泉 単純硫黄温泉 62.4℃ pH=8.8 80L/min(動力) 溶存物質計=0.3687g Na=100.8mg(93.39mv%) K=1.9 Ca=2.1 Mn=1.1 F=21.4(23.40) Cl=57.5(33.54) HS=2.8 HSO4=9.8 SO4=73.2(24.84) HCO3=18.0 Br=0.3 H2SiO3=78.9 HBO2=3.9 H2S=0.1 W=1.2 (H20.7.24) ※温泉利用状況=掲示確認できず
平成12年6月8日
檜枝岐温泉2・5号混合泉 単純硫黄泉 58.5℃ pH=9.1 120L/min(動力・2号=30L/min 5号=90L/min) 溶存物質計=353.8mg Na=93.9mg(93.36mv%) K=2.3 Ca=2.1 Al=0.2 Fe2=0.4 Li=0.7 OH=0.2 F=12.0 Cl=46.0(30.02) Br=0.3 I=0.1 HS=2.0 SO4=12.5 HCO3=75.5(28.64) CO3=25.0 H2SiO3=74.3 HBO2=6.3 (H12.6.8)