那須大丸ガーデン(閉業)

那須大丸ガーデンは閉業しました。

殺生石、鹿の湯を過ぎて那須ボルケーノラインをしばらく進んだ所に土産物店が数軒あり、那須大丸ガーデンはその中の一つです。那須エリアにおいては立ち寄り料金が比較的お高い中、ココはなんとか庶民的なお値段?というわけで立ち寄ってみました。

早朝7時に突撃すると、お店の方々もまだまだ開店準備をしている最中でしたが、立ち寄りを申し出ると「どうぞどうぞ、お早いですね」との事。店内の奥に案内いただき、奥手に進んだ所に男女別のお風呂がありました。

内湯と露天風呂を備え持つお風呂です。6人ほどが入れる内湯は1.5×3mのタイル張り長方形型。寒かったせいか浴室内は湯気が篭っている。タマゴ臭もプンプンと漂い、こちらを刺激してきます。掛け湯して湯に体を沈める。うーん、たまらない。湯はほぼ無色透明、硫黄成分が劣化して出来る白い小さな湯華が舞っていて、若干白っぽく見えます。熱めの43-44℃に浸かり目が覚めました。

内湯からそのまま行ける露天風呂は変形型の石板張り、4-5人が入れる大きさです。当日は雪が舞っていて今シーズン初の雪見風呂となりました。露天は42℃ほどで寒い日には心地よい湯浴みです。内湯同様にタマゴ臭がたまらない。ほぼ無色透明、わずかに酸味と苦味を感じます。ときどき湯舟から出て山の冷たい風に当たり、冷えたら熱い温泉へ浸かるの交互入浴が格別でした。
(三昧・2005年11月)


那須湯本の奥の奥、ボルケーノハイウェイ沿い大丸温泉近くに数軒並ぶ土産物店の中の一軒です。薄らと新雪積もる中、朝一番に訪問してみました。浴室は店鋪の奥にあり、こぢんまりとした造りながらも男女別に内湯と露天風呂有り。浴室へと一歩足を踏み込むと「ぷ~ん」とタマゴ硫黄臭に包まれます。これには思わずニヤニヤほくそ笑んでしまいました。

まずは内湯です。5人サイズの長方形浴槽に熱めの湯が注がれています。やや白濁した湯は浴槽内で熱め~適温、冷えた体にジーンと染み入り、思わず唸り声を出してしまいます。湯面から立ちのぼるタマゴ臭も心地よいです。湯は口に含むと仄かな酸味とタマゴ風味。内湯浴室に並ぶ蛇口は温泉成分で青黒く変色しています。備品はシャンプー、ボディソープ。

続く露天風呂は4人サイズ。熱めの湯が流し込まれ、浴槽内で適温。内湯と比べ、こちらの方が白濁が強く、底に白いパウダー状湯花が沈殿、チラチラと降る雪を眺めながらの湯浴みとなりました。
(まぐぞー・2005年11月)

▼入浴料金などの掲示

▼掲示

▼男性浴室(内湯の外が露天風呂です)

▼男性内湯

▼内湯 湯口

▼男性露天風呂

▼露天風呂湯口

▼竹筒湯口の湯は浴槽の外に捨てられていました

▼薄っすら雪見風呂でした

▼女性脱衣所(掲示物いろいろ)

▼女性浴室(内湯の向こうが露天風呂です)

▼女性内湯

▼内湯 湯口

▼女性露天風呂

▼別の角度から

▼露天風呂 湯口

▼巣箱と干し柿に和みます

那須大丸ガーデン データ

栃木県那須町湯本157
0287-76-2464
630円
訪問:2005年11月

那須大丸ガーデン 温泉分析

奥の沢噴気泉No1-5混合泉 65.4℃ pH=4.1 溶存物質計=319mg H=0.1mg Na=9.0 K=1.6 Ca=50.7 Mg=6.1 Al=3.2 Mn=0.3 Fe2=0.7 F=0.1 Cl=2.0 HSO4=0.5SO4=179.2 H2SiO3=64.3 HBO2=1.1 CO2=392.4 H2S=26.2 (H8.12.6)

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