月夜野温泉 みなかみ町営温泉 三峰の湯

2022年12月訪問時「みなかみ町営温泉 三峰の湯」は浴室撮影禁止となっていました。使用画像はそれ以前(2005年)に撮影したものです。

月夜野温泉 みなかみ町営温泉 三峰の湯 2022年12月

「三峰の湯」という名称の由来は近隣にある山岳の名前をとったものです。訪問当日は正にその三峰山の登山後に立ち寄ってみました。もし混雑していたら他の温泉施設へ行こう、と思っていましたがそうでもなかったので受付しました。

今回4度目の訪問となりました。外観は相変わらず仮設施設のようなプレハブ小屋のような建物です。建物の右方向には温泉スタンドがあって営業販売も稼働していました。ちょっとした畳敷も和室休憩所も健在です。

脱衣して浴室へ移動します。5-6人サイズの石造り浴槽が一つあります。石造り湯口から浴槽サイズに見合う程度の投入量があり、反対側の湯尻側からオーバーフローが確認できました。湯口で僅かにほんわかとタマゴ臭を感樋できます。無色透明でニュルスベとした浴感が目立っていました。湯温は体感ですが44℃だったかと思います。お湯のコンディションが良くなかなかの鮮度湯が楽しめました。

ガラス窓向こうには露天風呂もありました。こちらも石造りの5-6人サイズほどの湯舟です。湯温は内湯より少し低い体感で43℃ほどでしょう。無色透明のお湯でしっかりと掛け流されていましたが鮮度面では内湯の方が上をいっていました。

かなりの久しぶり訪問でしたが改めてお湯の良さを実感できた三峰の湯でした。
(三昧・2022年12月)


なんと17年ぶりに再訪した三峰の湯です。今回は施設名の由来にもなっている三峰山の下山後に利用しました。長閑な田畑広がる旧月夜野町の里山に位置する三峰の湯は、見た目はプレハブ造りでこぢんまりとしていますが、中に入ると休憩スペースがあり男女別浴室には内湯と露天風呂も造られています。当時はここはあくまでも仮設で新しい施設を別の場所に建てる予定だと噂もありましたが、どうやら本施設として定着したのかな??

男女別浴室は脱衣所を抜けると先ずは内湯です。浴室には6人サイズの長方形浴槽がひとつあり、柔らかな温泉臭の香る無色透明湯がやや熱めで掛け流されています。今回は丁度お昼ごろの訪問ですが、午前中の入浴客が少なかったのかとても状態のいい澄み切った湯が溢れ、なんとも染み入る心地よい湯浴みが楽しめました。内湯には以前は無かったような気もするシャンプーとボディソープが設置されていました。温泉の出るカランは三つあるのですがシャワーはひとつのみで、使用時間10分くらいで切り上げ皆で交代交代に使用します。

続く露天風呂は目の前に雑木林が広がるテラスのような場所に造られ、6人サイズ浴槽がひとつあります。こちらは外気に触れるぶん内湯と比べ湯温は低めの適温でゆっくり浸かるに丁度いい感じです。だからなのかこの時の湯浴み客全員が内湯はサっと入り、その後はのんびりと露天風呂をメインに浸かっていました。
(まぐぞー・2022年12月)

▼みなかみ町営温泉 三峰の湯 温泉スタンド

▼温泉スタンド


 

月夜野温泉 みなかみ町営温泉 三峰の湯 2005年1月

再訪問の町営の日帰り温泉施設です。10時オープンですがオープン前の9時45分には車が10台は集結する人気ぶり。内湯・露天に畳み敷きの休憩所も完備。一番湯を競うようにお客さんの着替えるスピードが早いのなんのって。

内湯は5-6人ほど入れる広さで岩石や石板を組み合わせた長方形浴槽。無色透明でとろみのある湯で妙な茶褐色の湯華が浮遊しています。温度は42℃ほど。露天風呂は屋根付きの5-6人半露天風呂、こちらでは雪見の湯浴みを満喫しました。朝一で来たお客さんが、湯がぬるいと言って湯の投入量を自分達で調整している様子だった。どうやら朝だけの特権らしい。

休憩室では施設を切り盛りしている管理人さんが温泉を沸かしてお茶を入れてくれた。飲み易く美味しいお茶でした。建物横に併設の温泉スタンド?から障害者の方々へタンクローリー車で温泉を自宅に宅配してくれているようだ。
(三昧・2005年1月)


2002年以来久々の訪問です。「月夜野温泉センター」は温泉好きの間では「お湯よし、雰囲気よし」と人気の高い町営施設です。少し離れた場所に建設予定されている温泉施設の「仮設」という位置付けらしいですが「取りあえず道と配管は済んでいるものの合併を含む諸問題で工事がいつ終わるか不明」との事。すっかり「本施設」として定着した感じもする「月夜野温泉センター」ですが、見た目はいかにも仮設といった佇まいのプレハブ湯小屋です。ところが中は結構広く、畳敷き休憩室に男女別内湯、露天風呂まで揃っています。

脱衣所を抜けると、まずは6人程入られる石造りの内湯浴槽、その横に造られた橋のような所を通り眺めの良い露天風呂へと出られます。露天風呂も内湯同様6人入られる石造りで、目の前は雑木林となっています。夏は鮮やかな緑、冬は真っ白に降り積もる雪景色が楽しめました。秋は訪問した事がないのですが、紅葉も楽しめそうです。石のオブジェから流し込まれる湯は無色透明、掛け流し。ほんのり茶を帯びた「藻」のような湯花も漂います。入った瞬間スベスベ、後からキシキシとする浴感でした。

しばらく湯に浸かっていると係の奥さんがT字型の大きな鍵のようなものを持って来て、お湯の投入量をドドドッと大幅に増やしてくれたのですが「冬の朝は寒いから湯量を増やす事もあるのよ、でも茶色の湯花も入っちゃうんだけど」と仰ってました。

湯上がりは、お茶セットも置かれた畳敷き休憩室でひとやすみ。お茶用のお湯もあるのですが、先程の奥さんが「ちょっと待ってて」と言って、温泉を汲んで来てくれました。普通のお湯で飲むより温泉の方がずっとお茶が美味しくなるのだそう。普通のお茶と飲み比べてみると確かに甘くてまろやかでした。その他にミカンもいただき感謝感謝です。
(まぐぞー・2005年1月)

▼みなかみ町営温泉 三峰の湯 外観

▼みなかみ町営温泉 三峰の湯 休憩スペース

▼みなかみ町営温泉 三峰の湯 男性内湯

▼みなかみ町営温泉 三峰の湯 男性露天風呂

▼露天風呂から

▼湯口

▼温泉スタンド

月夜野温泉 みなかみ町営温泉 三峰の湯 データ

群馬県利根郡みなかみ町後閑2265
Googleマップで見る
0278-62-1022
10時~19時30分
第3水曜・12月30日~1月1日休み
第3水曜・1月1日休み
300円350円→400円
訪問:2002年~2005年数回・2022年11月

月夜野温泉 みなかみ町営温泉 三峰の湯 温泉分析

三峰の湯(源泉テスト管より採水) アルカリ性単純温泉 49.5℃ 157L/min(動力楊湯) pH=9.0 溶存物質計=0.36g Na=104.9mg(94.76mv%) K=1.2 NH4=0.2 Ca=4.2 F=1.6 Cl=90.3(52.58) OH=0.2 SO4=18.0 CO3=13.5 H2SiO3=38.6 HBO2=4.7 (R4.7.5) ※温泉利用状況=掲示を確認できず

平成元年12月6日

月夜野三峰温泉・三峰の湯 アルカリ性単純温泉(Na-Cl・HCO3型) 42.2℃ pH=? 溶存物質計=364.7mg Na=93.0mg(93.52mv%) K=2.4 Mg=0.4 Ca=3.3 Fe2=0.3 F=0.9 Cl=71.6(40.24) SO4=39.3(16.33) HCO3=101.0(33.07) CO3=14.0 H2SiO3=34.8 HBO2=3.6 (H元.12.6)

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