金田一温泉 ホテル金田一

金田一温泉ホテル金田一に立ち寄りしてみました。14時過ぎでしたが女将さんによると、ちょうど浴室の湯抜き清掃後で結果良かった。

脱衣場から浴室へは階段を5-6段ほど下ります。窓が大きく天井が高く広い空間の浴室で、川の眺めが良いのが特徴。

浴室の上段部分に2人サイズ、味のある使い込まれた長方形タイル浴槽があります。下段には半円のようなタイル浴槽があってこちらは10人サイズ。

上段はぬるめ源泉がチョロチョロ注がれています。無色透明、特にクセの無い肌触りが良い湯でとても浸かり心地がいいです。体感で35℃前後かな。下段は加温した源泉を惜しげもなく塩ビ管から投入してそのまま掛け流し。無色透明、上段浴槽と同様に肌触りが良いです。こちらは体感42.5℃ほど。塩素使用ありの掲示がありましたが全く感じずで、これは清掃時に使用かも?

女将曰く、うちは観光よりもビジネスの宿泊客で成り立っているとの事。女将さん、なかなかのご高齢かと思われますが、玄関前の掃き掃除を卒なくこなしておられました。
(三昧・2024年5月)


金田一温泉街の中心地からは少し離れ、一軒宿のような静かな環境にあるホテル金田一です。

昭和時代には社員旅行の団体や法事など、華やかに賑わったと思える立派な造りで、女将さんによると現在は仕事など長期滞在のお客さんがメインのこと。

経年劣化の感じられる館内は稼働していない箇所も多く、鄙びというより「昭和の詫びしさ」が漂い好みは分かれそうですが、こういう雰囲気か好きな人にはたまらない世界だと思います。

館内には男女別に内湯浴室がありました。脱衣所から少し階段を下りた先にある浴室は、苔むした高い天井が印象的で、窓も大きく外の新緑が眩しく広がっていました。

浴室には浴槽が二つあり、上段浴槽は1人でゆったり詰めて2人の長方形で、無色透明な人肌よりぬるい湯が少量掛け流しになっていました。

下段浴槽は10人サイズの半月型で、やや熱めの加熱湯を浴槽サイズに見合った量を投入、適温で掛け流しです。

どちらの浴槽も湯を張り替えたばかりの鮮度良好で、一点の曇りもなく綺麗に澄みきった清流のような心地よさです。最初は施設の規模の大きさから「湯使いはどうなのかな?」と思いましたが、湯に浸かりそんな不安は一瞬で消えました。シャワーも温泉利用で、ツルツル湯を存分に楽しむことができました。
(まぐぞー・2024年5月)

▼ピンクの看板が目印

▼川のすぐ近くです

▼ホテル金田一外観

▼フロントまわり

▼昭和レトロな懐かしい館内

▼お土産コーナー

▼どこか懐かしい館内

▼洗面所

▼浴室入口

▼男性浴室

▼長方形浴槽がぬる湯・半月浴槽が加熱湯

▼ぬる湯浴槽

▼加熱湯浴槽

▼掲示

▼掲示

▼女性脱衣所

▼女性浴室

▼ぬる湯浴槽

 

▼加熱湯浴槽

金田一温泉 ホテル金田一 データ

岩手県二戸市金田一大釜25-25
0195-27-3111
【楽天トラベル】ホテル金田一(宿泊プラン・クチコミなど)
14時~21時
400円
訪問・2024年5月

金田一温泉 ホテル金田一 温泉分析

金田一温泉(金栄の湯)単純温泉 36.0℃ pH=8.0 溶存物質計=0.678g Li=0.1mg Na=166(89.82mv%) K=7.5 Mg=2.1 Ca=8.8 Fe2+Fe3=0.1 F=5.4 Cl=19 SO4=34 HCO3=396(79.93) CO3=3.0 I=0.2 H2SiO3=32 HBO2=3.5 CO2=6.7 (H21.11.19) ※温泉利用状況=加温あり・塩素系薬剤の使用あり

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