尻焼温泉 ホテル光山荘 2023年9月
川底から温泉が湧出している尻焼温泉。それを目当てに川で入浴しようとする方々で当日は賑わっていました。川の露天風呂もワイルドでいいのですが、登山後の洗髪がしたかったので今回は見送りです。そんな中で向かったのは川の温泉のすぐ近くにあるホテル光山荘です。今回も立ち寄りで訪れてみました。
女将さんに受付していただいて浴室へ直行します。先客は無く退館まで独りだけの湯浴みとなりました。お馴染みの浴槽にたっぷりと自家源泉が満たされており、お湯が流れる音を聞くと変わりのない様子にホッとします。今回の湯温は湯口=53.2℃、浴槽内=43.6℃、キレイに透き通った無色透明のお湯、湯口では石膏臭が感知できます。ガラス窓からは当館横の橋をワイルド露天風呂へ向かう観光客の姿が見えました。小一時間ほどの湯浴みを満喫し帰路へと向かいました。いつまでもあり続けていただきたいお宿です。
(三昧・2023年9月)
▼尻焼温泉 光山荘 外観
▼フロントまわり
▼男性脱衣所
▼洗い場と浴槽
▼男性浴槽
▼湯口
▼女性浴槽
▼浴槽から(毎回楽しみな湯口の植物・今日はバラでした)
▼動画もどうぞ(1分29秒)
尻焼温泉 ホテル光山荘 2022年2月
川のあちこちから温泉が湧き、ワイルドな露天風呂として有名な尻焼温泉にあるお宿です。尻焼温泉と言えば川湯が有名ですが、光山荘も鮮度のいい独自源泉を掛け流しでとても良いです。今回はなんと10年ぶりの再訪問ですが、その佇まいやお風呂は特に変化はありませんでした。
光山荘には男女別浴室と家族湯があり、今日はせっかくなので両方入ってみることにしました。先ずは男女別浴室から。女性側の浴槽は男性側よりひとまわり小さい6~7人サイズで、湯口より熱めの無色透明湯が投入され静かに掛け流されます。今回はどうやらお湯を入れ替えたばかりと思える44℃くらいの熱めで鮮度良く、湯面からは爽やかな温泉臭が香り、体がホッと癒されるような心地よさです。
お次は家族湯です。こちらは浴槽サイズにしてやや湯量を絞り適温になるよう調整されていました。入る人が少ないようでこちらも鮮度良好、浴槽に浸かると湯がどどっと溢れ出し洗い場は洪水状態です。浴室空間や浴槽サイズが小さいぶん湯の香りは男女別と比べてはっきり強めで、家族湯でもたっぷりと湯を楽しむことができました。
初訪問からかれこれ20年近く経ってますが、いつ来ても変わりなく良い湯に浸かれる、光山荘は安心して利用できるお宿のひとつです。
(まぐぞー・2022年2月)
▼尻焼温泉 ホテル光山荘 外観
▼フロントまわり
▼平成!
▼男性脱衣所
▼男性浴室
▼別の角度から
▼湯口
▼浴槽から
▼女性浴槽
▼湯口
▼家族湯
尻焼温泉 ホテル光山荘 2012年11月
ワイルドな川の湯が有名なこの尻焼の宿に再訪してみました。いつのまにか閉館している宿もあって、現在では尻焼温泉で営業している宿は3軒のみです。男女別内湯が一つずつの他に家族湯を一つ備えています。当日は宿泊客がまだ到着する前だったので浴室はどこも貸切状態でした。
まずは家族湯ですが、脱衣所に鍵を掛けて利用します。2人でゆったりサイズの小さなタイル張り浴槽が一つあります。飲泉コップが置かれた湯口、口に含むとトロトロの石膏泉だというのが良くわかります。そのまま身体を沈めると湯が溢れてなんと勿体無い。無色透明、素晴らしい石膏泉、すべキシの浴感の湯、更に鮮度抜群のコンディションで脱帽です。
お次は大浴場に向かいます。浴室ガラス窓越しには余笹川が望めます。7-8人サイズの横長モルタル浴槽が男性浴槽です。身体が触れる湯船の縁などには木材を利用していて雰囲気がよいです。浴槽底には小石や玉石が疎ら間隔で敷かれていて足裏を刺激して来ます。静かに身を沈めると浴槽前面よりオーバーフロー、その音がなんとも心地よいのです。無色透明、浸かりやすい湯温。こちらも鮮度は良いものでしたが、これに関しては家族湯に軍配があがりました。参考までに家族湯・湯口52.1℃、浴槽43.7℃。男女別内湯・湯口52.2℃、浴槽42.7℃でした。
(三昧・2012年11月)
川全体に温泉が湧いているワイルドな野湯として有名な尻焼温泉にある旅館です。野湯のスグ目の前、川に沿ってお宿が造られている好立地。それほど規模は大きくありませんが、どこか温もりのある感じのいいお宿です。館内には男女別内湯、そして家族湯があります。数年ぶりの再訪では、前回同様に家族湯、そして女性浴室にも浸かってみました。
先ずは家族湯ですが、こぢんまりとした空間に2人サイズの浴槽がひとつあり、みるからに鮮度良好な無色透明、やや熱めの湯が掛け流されています。そっと浸かると、トロンとしたトロミがあり、湯面より心地よい石膏臭が香るなんとも心地よい湯です。
せっかくなので女性用浴室にも浸かってみました。こちらには6~7人サイズの浴槽があります。家族湯と同じ湯が掛け流されていますが、浴槽が広いためかややこなれ気味で湯温も適温。家族湯では熱すぎるという人には丁度いい感じです。窓には目隠しの柵があったので外の景色はよく見えませんが、温泉の湧く川に面していて、覗き込むとあちこちから湯気の立ち上る様子がチラリと見えました。
尻焼の湯は久々でしたが、こんなに良い湯だった事を今回の訪問であらためて再確認できました。
(まぐぞー・2012年11月)
▼川湯のすぐ横に位置する晩秋の光山荘
▼川のあちこちから湯が湧いています
▼尻焼温泉光山荘 外観
▼尻焼温泉光山荘 玄関
▼玄関横に足湯がありました
▼家族湯
▼家族湯 浸かった様子
▼男性浴室
▼男性湯口
▼女性浴槽
▼別の角度から
▼湯口の上に飾られた紅葉が綺麗です
尻焼温泉 ホテル光山荘 データ
群馬県吾妻郡六合村大字入山696-67
→Googleマップで見る
0279-95-5126
立ち寄り時間要問合せ
500円
訪問:2004年2月・2012年11月・2022年2年・2023年9月
尻焼温泉 光山荘 温泉分析
光山荘源泉(テスト管より採水)カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉 54.1℃ (自然湧出) pH=7.8 溶存物質計=1.40g Na=171.4mg(36.82mv%) K=10.6 NH4=0.1 Mg=0.3 Ca=250.3(61.69) F=0.7 Cl=216.3(30.17) SO4=659.7(67.93) HCO3=21.4 H2SiO3=61.0 HBO2=12.9 CO2=6.6 As=0.2 (R4.10.3) ※温泉利用状況=掲示見当たらず
平成22年5月25日
光山荘源泉 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉 54.6℃ 100L/min(自然湧出) pH=7.8 溶存物質計=1.42g Na=180mg(37.76mv%) K=10.0 Mg=0.2 Ca=253(60.89) F=0.8 Cl=212(29.33) SO4=671(68.47) HCO3=23.5 Br=1..6 H2SiO3=58.8 HBO2=13.3 CO2=6.6 (H22.5.25)
平成5年3月18日
光山荘源泉 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 54℃ pH=7.8 成分総計=1.44496g Na=196mg K=10.7 Mg=0.34 Ca=264 F=0.9 Cl=234 SO4=635 HCO3=27.5 (H5.3.18)