「komorebiテラスばんどうのゆ」を赤城山の下山後温泉として二週続けて訪問しました。前回は大浴場を利用したので今回は貸切風呂を利用してみました。貸切風呂は訪問時点で空いて入れば利用できるようですが万全を期して「じゃらん・遊び体験」から事前予約しました。予約時間15分前に到着、支払いは貸し切り風呂料金2000円の他に人数分の通常入浴料金が必要です。
受付後は係りの方に貸切風呂へと案内いただきました。貸切風呂は大浴場の手前に一室のみあるようです。じゅうぶんな広さのある脱衣所には洗面台がふたつとアルコール消毒、ドライヤー、テッシュペーパーが置かれていました。トイレは館内の共用を利用します。脱衣籠はひとつしかなく、あともう一つ欲しいところです。
係の方より脱衣所にて貸切風呂についての簡単な説明があります。貸切時間は50分、それまでに貸切札を受付に返却しないとなりません。結果的に50分ではとても慌ただしくてあっという間に時間は過ぎました。
浴室に入ると正面には目隠しフィルムが施されたガラス窓があります。すぐ目の前は塀なので外の景色は大浴場のような大展望というわけにはいきません。室内は窓が閉じたままだとムシッとする環境でした。なのでガラス窓が自由に開け閉めできるのはありがたかったです。洗い場は二台のカランシャワーに大浴場と同じシャンプー・リンス・ボディソープが備えてあります。
浴槽は2人サイズの御影石造り。同じく御影石造りの湯口があり、少量の源泉を浴槽へと流し込んでいました。実測してみると湯口にて53℃、浴槽にて41.2℃でした。淡緑色透明な湯中には黒色の湯華が漂っています。この湯華を汚れと思うお客さんもいるようで案内時に係の方から「湯華です」との説明がありました。湯に浸かると大浴場でも感じられる揮発系の湯の香りが一層ハッキリと鼻を突きます。カルキ臭は感じられず、循環ろ過なしの掛け流し湯使いです。同じく掛け流し利用の大浴場露天風呂と比べて、鮮度はやはり貸切風呂の方が上でした。短時間浸かっただけでしたが結構な疲労感のある湯でした。
大浴場の入浴もOKと聞いていたので、貸切風呂浴後に一休みしてからサっと一浴しようと思いましたが、結局は貸切風呂で満足して帰路へつきました。
(三昧・2023年4月)
▼ばんどうの湯石碑
▼komorebiテラスばんどうのゆ 外観
▼貸切風呂入口
▼komorebiテラスばんどうのゆ 貸切風呂
▼別の角度から
▼動画もどうぞ(1分14秒)
▼大浴場と休憩室の訪問レポです
komorebiテラスばんどうのゆ(貸切風呂) データ
群馬県渋川市北橘町下箱田605-5
→Googleマップで見る
0279-20-4126
10時~20時台で各時間帯50分づつ
例・10時入室→10時50分までに退室し札を返す
第4火曜日休み
貸切風呂2000円+通常入浴料ひとり660円(土日祝770円)
訪問:2023年4月
komorebiテラスばんどうのゆ 温泉分析
ばんどうの湯(源泉テスト管より採水) ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 60.0℃ 287L/min(動力楊湯) pH=7.7 溶存物質計=7.46g Na=2242mg(77.96mv%) K=21.2 Mg=3.0 Ca=536.3(21.40) Mn=0.3 Fe2=0.2 F=1.9 Cl=4368(99.15) Br=20.0 SO4=0.7 HCO3=42.5 H2SiO3=76.0 HBO2=148.8 CO2=18.4 (R元.8.7) ※温泉利用状況=天候・気温に応じて加水する場合あり・毎日浴槽の完全換水を実施・掛け流しと合わせて循環ろ過装置使用あり・塩素系薬剤の使用あり