真昼温泉 2023年12月
久しぶりの再訪です。現在、運営管理人は町営から地元集落の方々になったようです。
脱衣室と休憩スペースは暖房がきいていてちょっと暑いほどですが、外が寒いのでありがたい。
男性浴室には洗い場3台、ボディソープ、リンスインシャンプーを備え付けていました。タイル張り4人サイズ浴槽、蛇口から加温源泉を約20L/minほど投入あり。無色透明、中程度のニュルつる感。湯温は体感で約43℃。当日の湯使いは加温掛け流し、塩素タブの投入ありでした。
湯上り後に畳敷きの休憩スペースで休んでいると、管理人さんがいらしてなんと「来館20000人突破!」記念のタオルをいただけました。
(三昧・2023年12月)
20年ぶりに再訪した真昼温泉です。真昼温泉は自然に囲まれた小さな集落にある地域の共同浴場で、以前は町営だったようですが閉鎖の危機を乗り越え2022年4月より集落全世帯による運営となりました。
木材をふんだんに使用した建物は、一見すると山小屋のようにも見えます。受付には管理人さんがいて、ご近所の御婆ちゃんと何やら会話中でした。やがてお婆ちゃんはいなくなったのですが、管理人さんによると「あのくらいの年齢の人は昔の言葉を話すから何を話しているかわからない時がある」とのこと。同じ集落出身でも言葉に世代間ギャップがあるようです。
肝心のお風呂は男女別に内湯がひとつづつあります。タイルと木材のスッキリとした清潔感のある浴室で、使い勝手のいいシャワーも設置。浴室には4人サイズの四角いタイル浴槽がひとつあり、やや熱めに加温した無色透明湯を適温で掛け流していました。
浴槽サイズにして十分な投入量のある湯は、ヌルツルとした肌触りが心地よく、オープン直後とあって鮮度も良好でした。唯一「ん?」と思ったのが、入浴直後に湯面からかなり強めの塩素臭がしたこと。これはオープンと同時に入館したので、浴槽内に塩素系タブレットを投入したタイミングだったのかなぁ?と推測。というのも、時間が経つにつれ匂いがどんどん薄まってきたので。もしかしたらオープンから少し時間をずらして訪問すればよかったかな?
浴室の窓からは雪景色が見え、女性側は終始貸切状態で楽しめたのも良かったです。
(まぐぞー・2023年12月)
▼小さな集落の素朴な共同浴場
▼真昼温泉 外観
▼男性浴室
▼湯口
▼浴槽から
▼女性脱衣所(暖房効いてポカポカ)
▼女性浴室
▼浴槽
▼湯口
▼シャワー完備
▼休憩スペース
▼使用木材について書かれています
▼来館20000人突破!記念タオルいただきました
真昼温泉 2003年8月
地図上で「真昼温泉」とあったので、どれどれと寄ってみました。到着すると小さい共同浴場があります。最近建てたのか新しくきれいです。館内には男女別の内湯があり地元民で賑わっていました。
浴室はタイル張りできれいです。湯は無色透明無味無臭で大きな特徴があるお湯ではありません。体感42℃。源泉湯温からして加熱しているようですが、それを常時掛け流しなので立派ですね。共同浴場脇に源泉湧出口があり汲み上げて?いるようです。毎日浸かるのに丁度良いお湯でした。
(三昧・2003年8月)
▼真昼温泉 外観
▼男性浴室
▼浴槽
▼女性浴室
真昼温泉 データ
岩手県和賀郡西和賀町沢内字前郷6-154-2
0197-85-2420
11月~4月13時~20時
5月~10月13時~21時
※7月~10月土・日11時~
第1・第3月曜日休み
火曜日休み(祝日は翌日)
315円→440円
訪問・2003年8月・2023年12月
真昼温泉 温泉分析
真昼温泉(一号泉)アルカリ性単純温泉 32.7℃ 掘削・エアリフト楊湯 pH=8.8 溶存物質計=0.768g Na=202mg(96.59mv%) K=5.7 Ca=4.0 F=4.8 Cl=134(39.79) Br=0.4 SO4=95(20.84) HCO3=200(34.53) CO3=9.6 H2SiO3=104 HBO2=8.0 CO2=0.5 (H30.2.28) ※温泉利用状況=加温あり、塩素系薬剤の使用あり
以前の分析
真昼温泉1号泉 単純温泉 35.3℃ pH=8.9 溶存物質計=0.790mg Na=222.0 Fe2+Fe3=0.4 Cl=169.5 HCO3=126.0 CO3=37.5 SO4=109.7